久々の神田藪蕎麦

日本出張で、朝の面談(10~11時半)と午後最初の面談(13時半~15時)の間にちょっと間があいたので、日本所長の杉山君と、久々に神田藪蕎麦に行った。

思えば、10年ちょっと前までは、神田藪蕎麦が好きで、日本出張時の週末、若しくは、空港移動前(日本での業務予定を終わらせた打ち上げ)に、良くここで酒を飲んだものであった。

ただ、2008年の独立起業直後は、暫くその余裕が無く、余裕が出てきた頃には、藪蕎麦が火災で2年ほど再開に時間を要し、再開後は「どうせ行列だろう」と思い敬遠していたため、思えば10年近い時間が経過してしまっていた。
そんなこんなで、やっと、久々の訪問が実現した。



改築は経たものの、雰囲気は昔通り。ゆったりとした時間が流れている。周りの人は、大部分がビールを楽しみながらであり、面談を控え、じっくり飲めない身が恨めしい。確かに、この雰囲気は酒が欲しくなる。

とは言え、十分に食事を楽しみ、「次回は、空港移動前に来てじっくり酒を楽しもう」と心に決めて、次の面談に向かったのであった。

日本国内出張

日本に着いたら国内出張。
ちょっと前に、仕事でお世話になった専門家(社労士・行政書士)の方と会食する事に。
ミシュラン2星の寿司屋にお連れ頂き、大変、美味しかったので行った価値はあるのだが、お任せのみ。食べる順番やタイミングにも細かく口を出されるので(つまり、会話より食べる事に専念して下さい、というスタイル)、僕の求めるスタイルとは違う。当然、写真禁止なので、食べたものの写真はないのだが・・・
専門家としてのレベルの向上と顧客ニーズの折り合い、という点で、いろいろと考えさせられる店であった。

その後2次会に行き、最後は〆のラーメンという暴挙。糖質制限をしている身としては、数年ぶりの事だ。


爽快感は有ったが、その後数日間は、食事量の制限は避けられない。

もうすぐ開業10年目

月曜日(8月21日)に香港から日本に移動。一週間弱の出張。
数週間前までは、疲れが身体に絡みついて、何をやってもとれないという状態だったが、若干、ブレーキを踏んでいたおかげで、かなり回復。2か月ぶりに会う方からも「顔が随分すっきりしましたね」と言われるようになった。


JALの新しい機材で移動。
広くてなかなか快適(座席が、1席⇒2席⇒1席の並びなので、ゆったりできる)。

あと数日で、起業9周年。
がむしゃらに走ってきたので、あっという間だったが、時の経つのは早いものだ。
最近、丸紅の旧知の方々との会食が続いた(年齢的に、同窓会や昔の集まりが増える頃だ)。独立起業前(丸紅100%出資のコンサルティング会社でコンサルティングをしていた時)、丸紅内では、かなりの人間が、「丸紅の看板が有るから、水野はコンサルティングができる」と思っていたようだ。この点、社外の方とは随分受け止め方が違っていたが、時間が経過して、こんな感じで証明でき、古巣の方々からも喜んでもらえるのは、嬉しい限りだ。起業前は、何より自分自身が、独立してやっていけるかどうか、不安と恐怖で一杯だった訳なので。

9年経過し、8つの拠点を作った今、「次はどこに拠点を出すのか」という質問をよく頂く。
ミャンマーはどうか、というご意見が相対的に多いが、あと1年は、新しい拠点を出す気はなく、来年、10周年を迎えてからの検討とする予定。
やはり、新しい環境で拠点を出すのは体力が要る。2年前(2015年9月)に設立したベトナム法人が、やっと一息ついた状態だが、軌道に乗るまではかなり苦労した。しばらくは、8つの拠点の利益率を引き上げ、全拠点黒字化など、体制を万全にしたいという気持だ(開業以来、連結ベースでは全ての年度が黒字だが、毎年、新しい拠点を作ってきた関係で、全拠点黒字は未達成)。
とは言え、拡大を思考しなくなったら、経営者としてはそこで終わってしまう。如何にして好奇心を維持し続けるか、という点が、開業10年目以降の課題になろうか。

日本経済新聞連載

日本経済新聞の連載。今月は、中国の電子マネー化と資金移動の監視強化に付いて書いてみました。
ご興味が有る方はこちらから。

昨今の中国の電子マネーの普及は凄い。
ちょっとした外出なら携帯電話しか持ち歩かない(財布は持ち歩かない)という人間が増えているし、若者の間では、現金を使うのは恥ずかしい、という意識すら出てきている様に感じる。
この点は、日本よりはるかに進んだ状況と言ってよいか。まあ、偽札の多さや、高額紙幣が100元(1,700円程度)と、物価に比して極めて少額である事も影響が有ろうが。
そして、利便性の向上と同時に、資金移動の管理も強化されている。この様な状況を、ここ半年程度の規制強化措置を踏まえて書いてみた。
来月は、資金移動管理許可・銀行口座管理強化は、脱税は資金洗浄規制という趣旨であるとすると、これだけ外貨規制や徴税管理が厳しい中国で、本当に、資金洗浄などできるのか、という点を、外貨管理法規を踏まえて書いてみようかと考えているところ。まだ未定ですが・・・

上海便で5時間空港待機

昨日(土曜日)香港から上海に移動。
15時の飛行機に乗る筈だったが、その便がキャンセルになった(15時便が2回連続でキャンセルになった)。代替便(18:45)も遅れ、結局飛んだのは20時で、5時間遅れ。全線満員で、代替便より早く準備できるのは18時便だけという事なので、ビジネスクラスへのアップグレードを条件に、代替便を素直に受け入れる。という事で(13時半には空港到着していたので)、長時間のラウンジ待機。

1時間寝て、3時間原稿を書く。毎週土曜日恒例のNNA原稿執筆だが、アイデアが全くわかずに苦しみながらの執筆。そうしている内に、日が落ちてくる。

17時半になったので、備え付けのシャンパンを飲み始める。

待機が長くて困ったが、一応、仕事も片付いたので、すっきりした気分で搭乗。

1週間の出来事

先週はなかなかハードであった。
飛行機2本(日本⇒香港&香港⇒上海)、宴席3件、広州出張(講演会)という事で、週末になるとどっと疲れがたまる。
面談(会議)の数は、それほど多く無かったが、それでも動けば疲れはたまる。

という中で、どうでもいいような話題ですが・・・
前にも書いたけれども、何故か麻婆麺が大好きで、好きな食べ物を5個挙げろと言われたら入るのではないかと思うくらいだ。
ただ、これが食べられる店が日本でも少ない(中国ではまず無い?)。有っても、スープが無い(ゆでた麺の上に、そのままマーボ豆腐がのっている)という様な、好みとは異なるものに当たる事がまあまるので、自分で作るのが一番と考えた。

今年3月の引越しでキッチンが狭くなったので、それ以降作っていなかったが、簡便方法(中村屋の即席麻婆豆腐とラ王カップ麺)で代替。
中村屋の麻婆豆腐は納得の味だが、ラ王塩ラーメンとの組み合わせはいまいちだった。
意外に奥が深い。

庭でバーベキュー

大学卒業と入社が1987年なので、今年で社会人生活30年という事になる。
これだけ長い事働いていると、疲れが身体にがしっと絡みついて、容易には取れなくなっているのを切に感じる。

そんな事を考えながら、日本出張の週末に、横浜の実家の庭でバーベキューをした。




実家の庭でのバーベキューというのは、20年ぶりに近い。
よく、バーベキューセットが残っていたものだ(箱は埃だらけだったが)。

良く食べ、瓶ビールを飲み(日本に帰ったら、缶・生ではなく瓶ビールを飲みたい)、風通しが良い畳の部屋で大の字になって寝る。涼しい。

1日リラックスした程度で取れる疲れではないが、束の間の安らぎを感じた1日であった。

京都は良い

7月27~29日の大阪出張の折り、宿泊は京都とした。
最近、大阪出張が有る時は、京都に宿泊する事にしている。丸紅の谷垣君も大阪から東京本社勤務に戻ってしまったので、気楽に酒に呼び出せる相手がいなくなったというもあるが、京都の町の雰囲気が何ともよく、食事も美味しいので和む。
これは、ハイアットリージェンシーのイタリアンにて。ホテル自体は高すぎて宿泊できないが、レストランは、まずまずリーゾナブル。緑が目に優しい。


そしてバー。束の間の安らぎ。

東京で後輩と会食

日本滞在中は、なかなか忙しいので、ブログが滞りがちになる。
今回の日本滞在も本日を残すのみで、明日香港移動なのだが・・・

これは先々週。高田馬場でお昼の面談が終わってから、夜の宴席まで5時間近い間があいたので、早稲田大学図書館で仕事をする事にする。 卒業生でも早稲田カード(クレジットカード)を作れば図書館が使えるし、パソコンが使用できる一角があるのが有り難い。電源も使用できるし。大学在籍中は図書館にありがたみを感じた事は無く、今さらではあるのだが・・・

そして、夜は丸紅の後輩と会食。
経理畑の2人なので、昔話に花を咲かせ、そして、ビール⇒紹興酒⇒焼酎と酒を重ねたのであった。

上海は暑かった

先週の上海は連日40度。
焼けつくようなという表現が、まさに当てはまる。
その中で、講演・面談が有るため、長袖シャツにスーツといういで立ちで街を移動するので、その辛さは筆舌に尽くしがたい(周りからも浮いている)。
社有車不要論者の僕ではあるが、この10数年で初めて社有車が有ったらなあと思った(買わないが)。


その中で、クライアント企業様向け講習会。実務運用が随分定着してきた新しい就業許可制度の現状と、銀行口座・資金移動に関する監督強化(今年7月~9月に実施)に付いて解説した。
7月1日より、国家税務総局・財政部・人民銀行・銀行業監督管理委員会・証券監督管理委員会・保険監督管理委員会公告2017年第14号により、銀行口座の開設に当たり、居住声明の提示が義務付けられ(非居住者の場合は、居住地の納税番号などの開示が必要)、中国内の銀行で行う現金取引(預入・引出・両替・その他)に関して、金融機関から政府機関に報告が行われる大口取引の基準が、人民元は20万元から5万元以上に引き下げられ(中国人民銀行令2016年第3号)、更には、増値税普通発票の発行にも顧客の納税者番号などが必要になった(国家税務総局公告2017年第16号)。
また、9月1日から、中国内で発行されたカード(デビット・クレジット双方)を中国外で使用する場合、引き出しは金額制限無く全額、消費は1回当たり1,000元超で、カード発行会社から国家外貨管理局に報告が行われるようになる(匯発[2017]15号)。
非居住者口座の開設に付いては世界的な流れ(OECDの方針)であるが、何れにしても、租税回避・資金洗浄などに対する規制は日増しに厳しくなっている。

週末(昨日)虹橋から羽田に移動。NNAの原稿を移動中に書かないといけないので、ネタをあれこれ考える。虹橋空港第1ターミナルがきれいになったのは良いのだが、個人的には、シャロンが有った改装前の方が好みであった。


現時点では分からないが、暫く前に使用した際に、JALのラウンジが、殆ど食事も無く、キャパも狭くて散々だったので(浦東空港のラウンジは、なかなか充実していたの%

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ