髭とか、髪を茶色に染めるとか

髪を茶色くしたり、髭を生やしたりするのは、会社員としては適切でないというのが常識的な意見だろう。
そんな中、僕は以前、結構はっきりした色に髪を染めていた。
今から思うと、「なんで染めてたんだろう」と不思議に思う。

昔、同期入社の人間(ひげを生やしている)が、「ひげを生やすと自由になれるんだよ」と、酒を飲んで後輩に語っていたが、まあ、そんな感覚(=軽い反抗心)なのだろう。
いま振り返ると、随分子供じみていたなと思う。
会社の束縛の中(非常にまじめな会社員生活を長く送っていた)、ちょっと崩してみたいという願望が、こんな形で現れたのだろうから、そういう束縛が全くなくなった今は、髪を染めたいという気持ちが無くなったのは、自然な流れであろう。

当時、「髪は染めているが、やる事(仕事)はやっているし、実績も上がっている」と胸を張っていた。
また、仕事柄、ある程度目立つ事が役に立つ事があるので、その意味では、特徴をはっきりさせた事で、得をした部分もあるだろう。
とは言え、人と違う事をやると、眉をひそめる人がいるのは当然の事で、それが故に取れなかった商売もある筈だ。
その意味では、髪を染めていた事に対して、反省の気持ちもある。

何れにしても、一般論で言えば、実績が上がっていれば(自力で商売の開拓ができていれば)、相手に不快感を与えない事を前提に、外見をちょっと崩してもよいと思う。
ただ、人と向き合う仕事であれば、自分の商品価値が打ち出せていない段階で外見を崩せば、ネガティブな要素が先に立つ。
面談すらも叶わない場合もあるかもしれない。
これはやめておいた方がよい。

そんな事を考えるにつけ思うのは、僕がまだ、社外に対するコンサルティング業務を開始したばかりの10年前、髪を染めていても、信頼して頂いた、たくさんのお客様には、お礼の言葉もないほどだ。
改めて感謝の気持ちでいっぱいの今日この頃である。

工員さんの移り変わり

先日、銀行の方と会食している折に、「先日、工場の方と話した時に、最近の女工さんは、髪を茶色くしたり、ネイルをしたりで昔とは随分変わってきた。嘆かわしいと言っていました」という話を聞いた。

まあ、この事象を、嘆かわしいと捉えるか、喜ばしいと捉えるか、どうでもいいと捉えるかは、個人の嗜好と立ち位置によって変わってくるであろう。
髪を染めようがどうしようが、仕事をしっかりすればよかろう、というのが僕の考え方だが(外部企業との接触がある場合は別として)、外見に気を使った結果、仕事がおろそかになるのは当然問題だ。

ただ、この10年間を見ても、外地の労働者の意識、生活様式が随分変化してきているのは確かだと思う。
10年前は、広東省で2~3年歯を食いしばって働いて、故郷で家を建てる、若しくは、店を持つ、というのが、出稼ぎの若者のイメージであった。
それが徐々に、出稼ぎ先の生活を楽しむ、というタイプが増えている。
それが、外見に表れるのであろう。

これをどう捉えるかはさておいて、中国の内陸部が徐々に豊かになった結果であろうし、これは、日本も過去に経験してきた移り変わりである。
ハングリー精神の欠如と言えばそれまでだが、良きにつけ悪きにつけ、時代の流れであり、それを前提とした企業運営を考えねばならない。

土曜の夜は恒例の原稿書き

土曜日の夜は、恒例のNNAの原稿書き。
しばらく、これ!という法規が出されていないので、ネタに困って半日悩む。

先々週は、輸入ユーザンス・輸出代金前受け金の総量規制(指標を30%から20%に引き下げ)に関する通知(外貨管理業務のいっそうの許可に関する問題の通知:匯発[2011]11号)を解説。

先週は、若干ネタ探しに苦しんだが、(非居住者企業の所得税管理に関する若干の問題の公告:国家税務総局令[2011]24号)の中に、クロスボーダーファイナンスリースの課税に関する制度変更(リース料総額に含まれる金利に関する課税方式の変更)があったのでこれを解説。

今週は本格的に苦しんで、「2011年度国内機構の短期外債残高指標査定問題に関する通知(匯発[2011]14号)」に付いて解説した。
とは言え、通達の内容的に、あまり解説を加える部分がなく、若干、ひねりを欠いた文章だなと思うのではあるが、匯発[2011]11号と同様、金融引き締めのニュアンスが分かるものであり、「まあ良いか」と自分で納得する。

さて、来週は何を書くか・・・

イースターに和牛

4月22日(金)から香港はイースター休みだ。
とは言え、仕事に追われる状況で、家で終日仕事。

連日の宴席で外食する元気がなくなってしまったので、ジャスコに行って、和牛とジャスコブランドのレンジご飯を買って、夜は家で一人で食べる。
今日(22日)は酒抜き。

和牛は、前回ジャスコで買って美味しかったので、リピートしてしまった。
200gでHK$ 160。

本当は今月炊飯器を買おうと思っていたのだけれど、外食続きで自炊の機会が激減したのでいまだに買っておらず。
レンジご飯を購入。

久しぶりの一人の食事だと、ちょっとほっとする。
続くと嫌だが。

そして、野菜が無いので、野菜ジュース。
これもジャスコブランド。

太古城からホンハムの住人になり、すっかりアピタ(ユニー)からジャスコに生活基盤が変わってしまったが、ともあれ、HK$200で、満足のいく食事であった。


鴨南蛮のリベンジ

深圳南山区の加藤という店で食事をした。
中トロの刺身、焼き鳥など一通り食べて、大変おいしく満足した。

最後の麺は、ざるそばに惹かれたが、先週上海で食べたすさまじく不味い鴨南蛮のリベンジがしたいと思い、鴨南蛮(温)を頼んだ。

正統的な美味しい鴨南蛮であった。
上海の仇を深圳でという感じだ。

上海の偽鴨南蛮の写真も、比較用に撮っておくべきだった。

香港上海の日本料理屋

香港・上海の日本料理屋に客が入らず経営が苦しくなっている、という話を聞いているので、香港・上海ではなるべく外食すべく行動している。

が、昨日の吉(香港)、先週の慕情(香港)、紋兵衛(上海)、金鯱屋(上海)と満員であった。すさまじい味の鴨南蛮を食べた店も満員だったし。
まあ、慕情は22周年の樽酒祭りを開いていたので特別だと言っていたが・・・

入りが回復しているのかどうかと頭をひねる(そうだとよいが)。
僕は雨男ならぬ混み男で、僕が行く店は、大体客で満員になってしまう。
その特殊性があるのかもしれない。

もう少し、様子を見よう。

体中が痛い

上海で足マッサージを受けた際に、爪切りをお願いした。
爪切りがなく、手足の爪が伸びきって困っていたためだ。

足はよくやってもらうが、手は初めて。
できるかと聞いたら大丈夫との事だったのでお願いしたら、やはり(手は)あまり経験がないようで、数か所突き刺され、2か所流血した。

相手が平謝りだったので、大丈夫と受け流したが、2日間ちくちくと痛かった。
昔、深圳のマッサージ屋で耳かきをしてもらったら、突き刺されて流血した事もあった。
やはり、無難なマッサージ程度にしておいた方がよいようだ。

昨日は香港に移動。
ボクシングの練習を再開した。

10日ほど前に、ジムでサンドバッグを叩いていたら、「経験者だね」と声をかけられ、無料レッスンを20分ほど受け、そのまま申し込みとなったもの。
なかなか営業上手だ。

英国でプロ登録をしているボクサーの様だが、なかなか教え上手で、60分間、苦しいながらも楽しかった。

そんなこんなで、体中が痛い今日である。

レシピを間違えた様な

<連絡事項>
この一週間、通信状況が不安定なようで、数人の方から頂いたE-mailが届いていない様です。
返信が遅い場合は、ご一報お願いします。
また、gmailを併用頂けると助かります。



現在上海滞在中。
数日前に、とある店で、この一年間で食べた中で一番不味い料理を食べた。

鴨南蛮そばで、(熱・冷)と表示がしてあるので、熱を選んでみると、ざるそばのたれと、お湯に入れたそばが出てきた。
脇に、干からびた薄い鴨肉が3枚と天かす。

不味いだろうなあと思ったら、本当に不味かった。
しかし、一点の曇りもなく不味いので、一種のすがすがしさを感じでしまった。
因みに、周りに店が少ないので、店は満員。

よい経験になった。

松屋の牛肉カレーに思う

これから羽田空港(香港に移動)。

今回は花粉の真っただ中であったので、目は充血するし、くしゃみは止まらないしで、毎年恒例とはいえ辛かった。
さすがに外で走る気になれず、ちょっと運動不足。

関係ないが、数日前に、初めて松屋に入って、牛肉カレーを食べてみた。
その折、吉野家応援企画の様な事をやっている雑誌が数か月前にあったのを思い出した。

そこでは、吉野家ファンの数名の有識者が、「吉野家はどういう戦略をとるべきか」を提案していたが、共通した見解は、牛丼の味では吉野家が一番だから(吉野家ファンの発言というのは考慮せねばならないが)、高級イメージで売り出すべしというものであった。
店舗数の縮小と価格の引き上げにより採算を改善しようという提言、つまり、量販より差別化という方向性だ。

吉野家は月数回の贅沢という位置付けに、と書いている人がいたが、これはちょっと複雑な気持ちだ。
「安い」が売り物だった牛丼が、給料日の贅沢と言われてしまうと・・・

ただ、よく引き合いに出される、吉野家・松屋・すき家という比較に関しては、雑誌のコメントの意味が分かった。
松屋もすき家も、基本的には牛丼屋ではなく、カウンター主体のファミレスというのが実態であり、牛丼屋と名乗るのは、企業イメージを伝えるための手段に過ぎないのではないか。
牛丼屋、という言葉は、品目よりも「早く手軽に」、というイメージを伝えるメッセージの様
な気がする。
その意味では、牛丼の値段だけが取り上げられて、価格競争を煽られれば、吉野家だけが苦戦するのもうなづける。
牛丼という一品の位置付け(比重)が全く違う訳だから。

まあ、こんな感じで、表面的に見れば同じでも、その実内容が違っているとう事はよくあるもので、それによって、価格設定、宣伝方法、競争の仕掛け方等も変わってくる。
それが、企業戦略というものであろう。

因みに、初めて食べた松屋の牛肉カレーは、カレーが美味しく牛肉はいまいち、という感じであったが、総じて言えば安くておいしかったので満足ではあった。

桜坂と横浜の観覧車

桜坂のさくらと横浜みなとみらいの観覧車

一週間弱の日本滞在が終わり、明日香港に移動。
また月末に日本出張を予定。

亀一が4月7日から日本に異動となったので(横浜赴任)、4月7日は行動を共にした。

その時に写した桜坂。
そして、横浜みなとみらいの観覧車。

初期の目標の、横浜ランドマークタワーのオフィスは、2013年春には、ほぼ確実に実現できるであろう。
強く願えば、夢はかなうものだと改めて実感する。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ