4月10日に、日本から香港に移動。気温が7度と寒いうえに、雨が降っている。風邪気味なので、ともかく辛い。
この日、唯一良かったことは、初めて行った、家の近所の眼医者がなかなか良かったこと。2年以上、香港、横浜、東京の眼医者にかかったものの、完治せずに困っていたが、見てもらって数日で、結構良くなってきた。アレルギー性の目の乾燥とかゆみ。治ってくれるといいが。
そんな感じで成田到着。18時15分発の飛行機ながら、14時には空港到着。増値税改定の解説を執筆する必要があり、結構時間がかかるので、ラウンジでじっくり仕事しようと、勇んでサテライト側ラウンジに向かうが、11~15時は閉鎖する事になったとか。「行く前に言ってよ!」と思ったが、ゲート脇の椅子で仕事して、再開直後に飛び込むと、当然のことながら無人で気持ち良い。何事も(良い事、悪い事の)両面がある。
増値税制度改定のポイントは、物品販売の基本税率と輸出還付の標準税率が、共に13%になったので、輸出を奨励しない物品(13%以外の還付率が適用されるもの)以外は、還付の掛け目が無くなった事。1994年の増値税制度導入時に大騒ぎになった事項が、25年かけて解決した訳なので、これは、過去を知る身としては感慨深い。
あと、仕入控除に関する4種類の優遇と、未控除税額の還付が、一定条件で認められたこと。なかなか本格的な減税措置となっているのが分かる。
原稿を書き終え、カンパリソーダを飲んで香港まで。
神楽坂でイタリアン
日本出張の最終営業日(香港への移動日の前日)、神楽坂でNNA三井さんと会食。
気分的に赤ワインだったので、イタリアンを選択したが(イタリアンバルと銘打つ店)、どうも、料理の雰囲気がスペインっぽい。少々謎だが、まあ、それは問題なし。
三井さんとは、2001年からの付き合いなので、もう18年。お互い若手だったが、自分は独立、三井さんは専務。20年弱の時間が経過すれば、お互いの立ち位置も変わる。ただ、お互い利害、損得なく酒が飲めるので気が楽だ。年を取るに従い、こういう関係が貴重になってくる。
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ざっくばらんに意見交換して、ワインを2本開けて散開。
卒業証明を取りに大学へ(学生時代と社会人時代)
4月初旬の土曜日、所要にて、早稲田大学に卒業証明書を取りに行く。いろいろな手続が、効率的になっており、あっさりと取得。
しばらく、校内をぶらつく。
大学卒業から30年以上も経過すると、思い出の場所、店もすっかり変わっており、感慨はない。
まあ、頻繁に行く機会があるのも理由だろうが(過去3回早稲田大学で講演をしたが、最初にしたときは、さすがに嬉しかった)。
今までの半生を振り返ってみると、小学校は悩み多かったが懐かしい。中学校は、普通の公立学校だったが、1学年600人のマンモス校で、面白い仲間がいて楽しかった。高校はつまらなかった。同じ地域(学区)から、同じ学力の生徒を集めると、性格、家庭環境、発想などが均質になるので(自分と似たような生徒ばかりで)、全く刺激を感じなかったためだ。勿論、自分の勉学に対するモチベーションが、一時期落ちてしまった事もあるが。大学は、現在の仕事(中国関係)に出会うなど、意義深い時間だったのは確かだが、楽しくはなかった。
という事で、学生時代に戻りたいと思った事は一度も無い。当然、学閥などにこだわる発想が、全く理解できない。
人生が楽しくなってきたのは、会社に入ってから。それも、20代、30代、40代と、どんどん楽しくなってきた。それは、好きな仕事に出会い、それを徐々に習得していったからだろう。
そして、コンサルティングを始めてから、本格的に楽しくなった。これは、出会える人の数、業種、年齢の幅が格段に広がったためだろう。自分とは違う背景を持った人たちとの交流が刺激になる。それが、自分の感性なのであろう。
今は、辛く楽しい(仕事自体は楽しいが、経営者としてのストレスは強い)状況だが、もっと楽しいと思えるように、頑張っていかねばなるまい。
これは、翌日に、所沢で食べた野菜天ぷらそば。
僕は、更科派ではないが、これは美味しいそばだった。
香港から日本へ(風邪気味の身体に鞭打つ)
3月末に香港から日本に出張。香港で体調を崩してしまい、7~8割がたの回復状況での移動。少々しんどい。
香港空港のラウンジで、軽食をしながら原稿書き。
非居住者課税(財政部・税務総局2019年第34・35号)、増値税制度変更(財政部・税務総局・税関総署2019年第39号)、小規模企業に対する優遇(財税[2019]13号)のどれから書き始めるかという問題があるが、先ずは、非居住者課税を読み込まないと、ステップワン2の改定が終わらないため、これを優先させることにする。それが終わってから増値税に関する解説を執筆予定。ともあれ、ステップワン2の改定原稿は、4月8日に脱稿した。
面談、移動、執筆を繰り返す日本出張の開始だが、体調が完全でないので、力尽きるのが早い。最初の数日は、18時頃には、仕事を終わらせ食事。日本が寒いので、体調不良の身には辛い。
そんな感じの、アクセルが踏み切れない日本出張の出だし。
香港・天勝で若者と酒を飲む
3月25日の夜、香港で業務関係のある会計事務所の若者と会食した。場所は、銅鑼湾の天勝。
オフィスを九龍側に移して8年が経過するので、会食も、チムが中心になってきた。ただ、香港島側のクライアント様も一定割合いらっしゃるので、その場合は、天勝を使う事が多い。
この店は、価格と品質のバランスが大変良い。水だこの刺身が有ったので頂く。「これがメニューにあれば、どんな時でも、必ず頼む」というメニューが数品あるが、その一つが生タコの刺身、もう一つがマカロニサラダ。この日は両方あった。
相手は20代なので、親と子供という世代の違い。年齢差を感じる部分もあるが、自分の若い時の思い出話も踏まえて、ざっくばらんに話し、笑って飲む。
楽しく話したので、2次会に移動し、2時間ほどで散開。
香港スターストリート付近で宴席
3月23日に上海から香港に到着すると、金鐘のスターストリート付近に行く。
ちょっと、早く着きすぎたので、pubでビールを飲んで、時間をつぶすことにするのだが、体調悪し。この週は急に冷え込んだので、温度調整を間違えた(上海で、セーターを着ずに1日過ごした)のが原因だ。
寒気をこらえながらのビールはいまいち。
時間つぶしが終わると、Artemis & Apolloというギリシャ料理店(moon street)に入る。訪問は2回目の筈だが、前回は店が違ったのだろうか(居抜きで別の店に替わったのだろうか)。雰囲気も料理も全く違う。ただ、ギリシャ料理(と知らずに入ったのだが)は、上海で1度食べただけで、あまり口に合わないと思っていたが、ここの料理は美味しかった。店員さんの過半数は西洋人で、店内は英語が標準語というのは、この場所らしいが、みんな感じが良く、食事を楽しめた。
楽しく会食し、久しぶりのB.A.Rでカクテルを飲んで帰宅。
上海から香港へ
またブログが止まっていましたが、極度の忙しさ、移動続き、それがたたって熱を出した、という理由。
やっと本調子になりました。
これは、3月23日の出来事(かなり前)ながら、上海から香港に移動した時のもの。
非居住者に対する課税制度の変更(財政部・税務総局2019年第34号・35号)は、かなり大きな制度変更になり得るという点は、書いたとおりだが、2019年4月1日からの増値税制度の変更(財政部・税務総局・税関総署2019年第39号)は、最初は、税率の引き下げだけかと思っていたが、仕入控除、輸出還付、累積した未控除税額の還付など、かなり本格的な減税措置が織り込まれており、本腰入れて研究しないといけないなと考えている状況。
という状況を、虹橋空港でピザを食べながら、うーんとうなっている時の写真。
講演会に上海移動(6年基準の変更)
3月20日に、香港から上海に移動。21日の講演会(信金中央金庫主催)のため。
珍しく(過去10年で初めて?)、2週間飛行機に乗っていないので、久々だと、飛行機に乗るのが面倒で、嫌で仕方がない。何事も、慣れだなと思う。
ダイエット中なので、昼食はこの程度。美味しかった。58Kg台をキープしているので、目標まであと一息。
21日のセミナーでは、個人所得税とビザに付いて解説するが、レジュメを作って以降(3月14日に)、非居住者に関する課税ルールが、財政部・税務総局より公布された。これは、口頭で解説しよう。
非居住者課税の根拠となっていた、国税発[2004]97号と国税発[1994]148号が失効し、新しいルールに置き換わる。これは、じっくり研究せねばならない。
また、6年ルール(満183日居住が、満6年継続すると、全世界課税が強制される)に付いては、実施細則通り(途中に、30日超の出国があれば、リセットできる)だが、この6年の起算が2019年1月1日からになり、それ以前の滞在期間は、全てリセットとなった。何やら、徳政令の様な規定だが、外国人納税者にとっては、有難い限り。
増値税書籍改定原稿執筆中(体力に付いて思う)
10日間、酒を飲まず、糖質を控え、ほぼ毎日運動(ランニング&筋トレ)をやっているので、体重は、59.1Kgまで下がった(減量前は、61.5Kg)。だいたい1日0.2Kg減るので、明日には58Kg台になり、今週中に58Kgとなり目標達成という段取り。あと1週間頑張ろう。
という事で、こんな生活を送りながら「中国増値税の制度と実務(改訂版)」を書き進めているが、改定部分は終了。今回新たに加える「実務に役立つQ&A」は、あと1万字ほど書けば完成。何れにしても、今週中にすべてが終わる。今年に入って、3冊目の執筆終了だ。
こんなシンプルな食事(エビの唐辛子炒め、うどん分量四分の一のうどん)を食べながら執筆を続ける日々。
そして、僕の定番ダイエット食、チャンポンの麺抜き。
昨日(土曜日)は、朝起きて、0時まで執筆(1時間ジムに行った以外書き続け)。今日(日曜日)も朝から執筆を続けているが、全く疲れず、久々に、書く事が嬉しい。2002年に最初の本を出して以来、30冊以上の本を書いたが(改訂版を含めるともっと多い)、10数年前から、本が出ても、全く嬉しいと思わなくなり、単に、肩の荷が下りたと感じるだけだった。ここ数年は、執筆意欲も減退し、書く事は、単に苦行と化していた。書いていて楽しいと思ったのは久しぶりだ。
ずっと、年齢と、本を既にたくさん出したせいだと思っていたが、どうやら、酒、飛行機(年間70~80回搭乗)、ストレスによるところが大きいのではと思い至った。
今回、終日仕事をしていても、全く疲れず、却って楽しいのは、禁酒と無理な移動がないおかげだろう。
何れにしても、身体に無理をさせている事は確かなようで、それに気づいたのは、良いきっかけであった。
因みに、最初の本を出したのは、2002年4月。自費出版形式だが、これが、予想外に売れたことで、日本の書店流通に流れた。
これが出たときは嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。表紙カバーができた段階(白紙の本にそのカバーを巻いただけのもの)で嬉しくて、それを渡されたのが生まれて初めての講演の時だった。がちがちに緊張していたが、その本(中は白紙だが)を撫でているだけで、緊張が少しほぐれたのを思い出す。あんな、嬉しい感情を思い出したいな。
バーバトラー(香港)にて
引き続き一人合宿中(引きこもり中とも言えるが)。
日々の仕事をこなし、3月21日の講演会(信金中金上海主催)のレジュメを作り、増値税書籍の改訂版を7割がた書き上げた。残り一週間の合宿で、増値税書籍の改定原稿は書きあがるだろう。
そんな感じで、黙々と仕事はこなしているのだが、移動がないので、時間の余裕はある。ブログの更新が数日空いたのは、アップする写真がなかったためだ。という訳で、しばらく前の写真から(香港のバー・バトラーで飲んだ時のもの)。
ブログも2004年から続けているので、書き方も変わってきているが、いま心掛けているのは、「読みやすく(文章だけ。極端な長文は避ける)」、「主張する時は、柔らかく(正論でも押し付けられれば、逆効果になる事もある)」、「他人を悪く書かない(言いたい事があるなら面と向かって言うべきで、こういう場所で恨みを晴らすべきではない)」という様な事か。
まあ、書籍、連載、講演、ごくたまにTVと、発言の機会はあるので、主張はそこで。このブログは、リラックスして読んでいただけるものにしたいと思って書いている。そんな感じで書き続けて15年。書き始めたときは、「老後の楽しみにする」と言ってたが、記事も3,000以上と膨大になっており、今のところ、過去の記事を読み返すことは、殆どない。将来的にはどうであろうか。
因みに、禁酒も9日目となっており(14日間で終了)、こんなに長い期間は25年ぶりだが、飲まなくても、全く平気というのは嬉しい発見。それより、米が食べたい(並行して糖質制限中)。
勿論、こんな写真を見ると、一瞬は、飲みたくなるが。