北京⇒香港(北京と香港の温度差に驚く)

朝、10時発の飛行機で香港に戻る。

気流が悪く、途中飛行機が随分揺れて怖かったが、無事到着。

起きた時は、昨日の白酒が後頭部に張り付いているような気分(白酒で酔った時には必ずこういう感じになる)であったが、飛行機で1時間ほど寝たらすっかり回復。

やはり、楽しく笑いながら飲んだのが良かったのか、殆ど二日酔いにならずよかった。

今回の北京出張で、15年前の実務研修終了時の事を思い出した。

当時、経理部への帰国辞令が出た僕は、それが不満で(結果としては良かったが)、実務研修が終了すると、先ず北京に行き、中国総代表に「中国から離れたくないので、辞令を変えてくれ」と直訴に行った事がある。当時の総代表は、本社の常務取締役でもあり、人情味は有るものの、厳しく強面で有名な人間であった。そんな人間に対して、入社4年目の若造が、大きな荷物を抱え、ぼろぼろのスニーカーを履いて、アポイントも無いまま、つかつかとデスクに歩み寄り、直訴をした訳だから、周りの人たち(オフィスの人たち)は、あっけに取られていたらしい。

結局、「経理も大切な仕事だから頑張れ」と諭され、夜に焼肉を食べさせてもらって終わりであったが、今から思うと、なかなか思い切った事をしたものである。

当時の中国はまだまだ不便で、中国に駐在するのが嫌で仕方がない駐在員が多く、総代表も「嘆かわしい」と感じていたようである。そんな所に、「まだ中国にいたい。辞令を変えてくれ」と言ってくる研修生がいた為、「とんでもない奴ではあるが、元気は良い」という事で、気に入られた模様。

しかし、あれほど嫌だった経理・税務の知識が今の業務の重要な基盤になっている訳で、人間、何が幸いになるか分からないものである。