香港(昨年最後の営業日の贅沢)

元旦にチラッと書いた話であるが、年末最後の営業日(29日)の話。
思えば2001年末から、毎年最後の営業日には、香港の宇津木に一人で行って、カウンターで酒を飲みながら、1年をしみじみと振り返るのが恒例になっていた。
今回は、最後の営業日は上海で過ごしたので、恒例の宇津木は断念。
どこに行こうか、あれこれ考え、利休(香港の利休ではなく上海の利休)に決定。
目標達成の景気付けに、贅沢をしようと思い立つ。
頼んだものは・・・
いくらしょうゆ漬け
殻ごとの雲丹
活だこ
ひらめの薄作り
すっぽんの小鍋
鯛の頭の酒蒸し
大変大きなあわび丸ごと一個の刺身(850元なので、15分悩んで決断)
鯛めし(これが当たり!)
更には、日本酒の数々(十四代、〆張鶴、久保田万寿)。
酒の状態がよくて、とろりとした舌触りがなんとも幸せだった。

全部美味しかった。これで、二人で2400元。
香港だと、この3倍の値段はするな。
あわびは途中で飽きちゃったけど(なんと贅沢)、これだけ高級食材を食べたのは、ここ数年無かった事だ(前回は何時だったかも思いつかない)。

まあ、日本食は当然日本が美味しいし、香港のレベルも総じて高い。
ただ、いくら高くても、値段も高すぎて食べられなかったりするので、それを考えれば、上海は値段と味のバランスが一番取れているような気がする。
仕事もうまくいったし、今年最後の贅沢も成功したので、ほわほわした気分になって、そのまま就寝・・・