香港(今年の仕事開始⇒肇慶市高新技術開発区の紹介執筆)

今年発出勤。
体調十分で仕事に望んだが、何分、1週間近くE-mailが不調だったので、溜まっているメールが多く、夜の11時近くまで食事もせずに、デスクにかじりつく事とあいなった。
最後の1時間は、コンシェルジュ(華南シフト)の原稿書き。
肇慶市高新技術開発区の紹介。
最後は、ビールでも飲みながらやろうかと思い、誕生日に半ダース買ったビールを探しに会社の冷蔵庫に行くが跡形も無い。
くそー!やられた!と思ったが、3ヶ月以上も放っておけば、無くなるのも仕方がないかと考える。そんな訳で、早く家に帰って飲もうと思い、歯を食いしばって書き上げる。

導入部分だけ書いて、「後は取材データを元に書いてくれ。明日中」というE-mailを亀一に打ちたいという誘惑にかられたが(打ちかけたが)、考え直して自分で書く事にする。

肇慶の取材は、12月27日。
香港・華南の生活に10年住んでいながら、今まで肇慶には行った事がなかったが、昨年12月は2回も訪問する事と相成った。
今回訪問した高新技術は、広東省の省級開発区。
アジア・アルミが工場を作った事で話題になった。

肇慶に行った事が無いうちは、「どんなに遠いんだろう」と考えていたが、実際に行ってみると、思いの他近い。
高新技術開発区は、仏山市三水区と面しているため、広州の市街地から車で1時間強で到着する。新白雲空港までは、35Kmの距離という事だ。
到着すると、広い!何も無い!という事で驚く。
ここは、1998年に認可を受けた新しい開発区という事で、まだ、企業数も少ないが、第一期の25K㎡は、ほぼ成約済みという事である(計画総面積は98K㎡)。

アジアアルミの工場

アジアアルミの整然とした工場が目を引くが、やはり、平坦な土地が、これだけある開発区は少ないと言う事で、これと地価の安さが決定要因だったとか。
確かに、地価は安いし、土地は有るし、空き地もあるので、意外に狙い目かも知れない。
ただ、港が小さいのが難点。
現在の地価は、165元/㎡(工業用地)という事であるが、今年早々から全国的な土地譲渡最低金額の設定が行われ、肇慶市の最低譲渡額は205元/㎡となったはずなので、この水準に引き上げられるという事であろうか。
ともあれ、深セン・広州・東莞も、空き地がタイトな状況になってきたので、仏山市山水、肇慶等の様に、「今までそれ程の知名度・人気が無かったが、立地は良い」という場所が、これからクローズアップされる様な気もする。



原稿を書き上げ、夜の11時過ぎに帰宅 ⇒ 夕食 ⇒ 先日浦東空港で買った、ジョニーウォーカーの青ラベルをオンザロックで飲みながら、松本清張の「Dの複合」を読みながら就寝。
あ~疲れた。