香港での数日

一昨日は香港芙蓉会でスピーチ。
小規模な集まりで、中国会(チャイナクラブ)で、会食前に、僕がコンサルティング事業開始までの状況を簡単に話すという、親睦会の延長という感じ。
チャイナクラブで食事をするのは6年ぶりくらいなので懐かしかった。
スピーチでは、僕が商売を始めた時の考え方、
① 情報は、発信するところに集まってくる。
  情報が欲しければ、頭を下げてもらうのではなく、先ず、発信する事だ。
② ギャップを埋める。
  米国にあって日本に無いものを探せば日本でビジネスになる。
  日本にあって中国にないものを探せば中国でビジネスになる。
  人の気持ちはどこでも同じ。便利さを感じればやめられない。
③ 個性を出す。
  自分の強みをしっかりと把握して、セールスポイントにする。
④ 狭い世界から広い世界へ。
  狭いコミュニティでポジションをつかみ、徐々に、大きな場所に出ていく。
  (香港の日本人社会⇒中国の日本人社会⇒日本)
⑤ 北風よりも太陽。
  積極的な営業(コンサルティングのセールス)はしない。
  企業が困った時に、相談を受けやすいような環境・体制を整える。

という点を紹介。
2001年にコンサルティングをはじめ、試行錯誤を繰り返しながらではあったが、この考えで11年間やってきた。
まだまだ頑張る、という点と、(芙蓉会幹事の丸紅に)組織の中で、自分の考えを推し進めてビジネスを開拓した。おそらく他の会社だったら、ここまで自由にやらせてもらえなかったであろうという気持ちからくる感謝を伝えて会食に。
20分程度の簡単なスピーチではあったが、和やかでほのぼのした気分であった。


これは街中の四川料理

話変わって先週末の事。
銅鑼湾の小さな四川料理屋に入ってみた。
辛子鶏丁と紅油抄手を注文。
香港人は、総じて辛い物が好きではないので、美味しい四川料理屋があまりないのだが、まずまずの辛さと味だった。