会社員時代の悩み(起業資金)

会社を辞めるには、会社から借りているお金(住宅ローン)を返済しなくてはいけない。
会社から2千万円くらい借りたはずだが、期前返済をしていたので、辞める前に調べたら、退職金とほぼ同額(3百万円程度)まで減っていた。
もし1千万円程度残っていたら辞めたくても辞められなかったところで、運が良かったというか、これも運命めいたものを感じる。

とは言え、起業するには資金が必要だが、銀行はお金を貸してくれないし、手持現金は1千万円ちょっとで、かなり心細い。
企業年金の積立額が1千万円弱有ったので、これを取り崩せば2千万円。
前の会社の部下には、希望すれば、同一給与で全員を引き取ると約束していたので、起業前に作った事業計画では、最初の1年半で、累計3.5千万円の赤字になり(資金が減少し)、そこから盛りかえすという内容になっていた。
希望的観測ですね、と言われてもしかたがない数字だが、その状況で、3千万円の投融資を約束してくれたのが、NAC代表の中小田会計士で、これには素直に感謝した。
結局、立ち上がってみると、香港、上海、広州の全ての拠点が、初年度から黒字になったので、僕は企業年金を取り崩さずにすんだし、NACからの資金も1千万円弱ですんだ。
クライアント、提携先、前職(丸紅)のご支援のおかげで、想像したよりはるかに順調な船出となった訳である。
今は、新規の出資者を受け入れるつもりはないが、起業時(資金がない時。先行きが分らない時)に、何も言わずに資金を出してくれる、というのは、なかなかできない事で、その恩は、時間が経っても忘れられるものではない。

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