上海自由貿易区の税関優遇措置

現在、上海行きの飛行機待ち。
ここしばらくのスケジュールがハードだったため、若干、体調崩しかけ。
体は正直だ。
思えば、廈門で講演会を開いた後、7月1日に香港移動。
3日は深圳で講習会。4日は広州で開催。面談も精力的にこなした上で、昨日(5日)に香港に戻り、今日は上海移動。
体に負担をかけすぎだという気はする。
あと3ヶ月間こういう生活が続くのかと思うと、少々げっそりするが、動けば動くだけ成果が表れるので、これを励みに頑張ろう。

昨日、広州から戻る電車の中(更には、到着後のコーヒーショップ)で、3時間ほどかけて、5~6月に実施された、上海自由貿易区の税関優遇策に付いて会報を書いていた。
自由貿易区は、外資企業受け入れ制度、外貨管理制度(特に、クロスボーダー人民元)の規制緩和が先行していたが、税関優遇措置が、やっと実施に向けて動き出した感じだ。
まず打ち出された14項目の規制緩和は、玉石混交で、意義深いものもあれば、形式的なものもある。
ただ、保税展示・販売制度に付いては、発表通り実施されれば画期的な制度である。
当該試験措置開始前に、外高橋の森兰商都においてテストされていたが、保税品のまま区外の商店に並べ、1か月後の集中通関(販売分に関する輸入段階課税の納付)、3ヶ月以内の返送(未販売分)を認めるというもの。
政府発表では、希望する自由貿易区内企業に適用を認めるというもので、今後、どの様な展開になるかが注目される。

では、これより搭乗。


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