上海のタクシーにて

日本経済新聞の連載コラム(ビジネスの流儀)第2回目は、明日(1月7日)掲載です。
日本経済新聞電子版・アジアコーナーを宜しくお願いします。
今回は、中国の信用調書や簿外口座に絡んで。
前回は発票制度に見られる、中国の性悪説に基づくビジネス管理を解説したが、今回は、その厳しい管理の中で、簿外口座が作られる場合があるのは何故か(どの様な方法か)。中国企業(外資企業を含む)の国外口座はどの様な位置付けか。そして、与信管理やコンプライアンス管理上、どの様な点に注意しなくてはならないか、という点を解説しています。

話変わって。
前回の上海滞在時に、交通カードに200元補充した(残高が250元の状態)。そのカードを、タクシー運転手渡すと手元が狂ったふりで下に落とされ、違うカードを返された。以前より、交通カードをすり替えられる事が有るので注意した方がよいと言われていたが、こうやってやるのかと合点がいった。
その時は、違和感が有ったので、じっくり眺めて「色が違う様な気がするぞ」と言ったところ(本当は、暗かったので認識できていなかったのだが)、慌てて本当のカードを戻された。「ここに落ちてた!」という演技付きで。
そんな事が有り、交通カードに大きくMとマジックで書いたのだが、味気ないので人からもらったリラックマカードを貼ってみた。
年甲斐もない事甚だしいが、運転手以外誰に見せる訳でもないのでまあいいか、という判断。交通カードを出す度に、ちょっと癒される感じで嬉しい。
リラックマ1