2月18日(木)に上海から香港に移動すると、翌朝の電車で広州に。先日開催した講演会のフォローアップとして無料相談会を実施した事によるもの。
夜は新年会。その後、元同僚の丸紅広州・林さんを、深夜1時まで連れまわして昔話(最後は、ラーメン屋=来々軒)。楽しかったが、家族帯同者に迷惑をかけたと反省。
翌日午後2時の電車で香港移動であったが、ホテルから出ると春の風が吹いている。初めて春を感じる瞬間は、毎年、幸せな気分になるが、今年はそれが広州だった。
たまたま出会う人達(コーヒーショップや広州東駅の売店の店員)も親切で、10数年ぶりに、広州の街を好きだと感じた。
僕が初めて中国に来た1985年は、広州が一番暮らしやすい環境だった。改革開放路線開始から7年弱しか経過していない事、そして、南方(主に広東省)から開放が進められた事から、広東省、特に歴史の有る広州が一番住みやすい都市と言えた。
その時の印象が有るので、広州に良いイメージを持っていたが、その後、色々な土地で仕事をするにつれ、上海、廈門等の方が好きになっていった。広州は巨大で無味乾燥な街、という印象が付いてしまったからであろうか。その印象が、またちょっと変わった昨日。
帰宅すると16時半。自分で思っていた以上に疲れており、一度、ソファに横になると、ふらついて全く起き上がる事ができない。旧正月があったため、それなりにブレーキを踏んだつもりだったが、移動続き、講演続きが思った以上に身体に堪えている様だ。
食材を買いに外出する気力が全くない。幸い、冷蔵庫にねぎと牛肉が有ったので(牛肉は冷凍してあった)、すき焼きを作る事にする。一人すき焼きでそそくさと食事を済ませて就寝。