香港の住居の引っ越し

香港の部屋を引っ越した。
前にも書いたけれど、2016年にベトナムの立ち上げで資金に苦しんだ折、ベトナム法人の経営が安定し、立ち上げで失った資金を取り戻すまで、僕自身は減俸、賞与辞退、住居も安い場所に引っ越す、と決めた。勿論、部下の給与は、しっかり上げ続けたが(ベトナム進出は、飽くまで僕の判断。中国関連業務は引き続き順調だったので)。
それが、2017年半ばに給与・賞与を元に戻せ、住居は、こうして元の水準に戻せた。嬉しい限りだが、思えば、短い我慢であった。 一人暮らしにはちょうど良いスペースの部屋。




しかし、経営者というのは、こういうもの。
自分の生活が会社の業績に連動する。
会社の経営において、現状維持は縮小を意味する。必死に拡大努力をして、それで、やっといくらかの成長ができるもの。
そうなると、また次の事業・地域への進出を、しばらくしたら検討しなければいけないのであろう。
また、収益基盤に乗るまで、自分は修行僧の様な生活をする事になるのではないか!?と、不安な気分もよぎるが。ただ、今の自分には、思った通りの事業展開をする自由があるのは確かで、自分の報酬を削る自由もその一つ。それを有難いとも思う。
因みに、15ヶ月我慢したのはこの部屋。この狭いスペースしかないワンルームであった。やはり、ここにはもう戻りたくないので、引き続き、頑張ろう。