バンコク・ニッカバー&レストラン余市

つかの間の夏休み。広州から電車で香港に移動した上で、香港空港からバンコクへ。
本来は2泊の予定(日曜日から)が、台風の影響で、日曜日の飛行機は全便欠航という連絡が数日前に有ったので、1日早めた。
おかげで順調な到着。
初日は、(香港ラウンジの食事&機内食を食べすぎたので)ホテルバーでウィスキーを数杯飲んで就寝。
空気が癒される。仕事の関係がない事もあるが、中華圏とは違うのんびりした雰囲気だ。
2日目は、日本人経営のバーに行きたいのでGマップを検索すると、ホテルからは遠いが、ニッカバー余市という店を発見。そこに向かう。便利な時代だ。

バンコクは10年ぶりで、勝手がさっぱりわからなかったが、こんな店があるとは有難い。バーテンダーさんとの会話が楽しい。
先ずは、軽めのグレンモランジに、ナッツのリキュールを入れてもらった。これは、台北の酒向バーで、ウィスキーに栗リキュールを入れてもらったのが美味しかったため、そのイメージで作ってもらった次第。そして、好きなバイオレットフィズ。

次にマンハッタン。重めの味が好きではないので、使用するウィスキーを聞いたら、メーカーズマークとCCを混ぜたものというので、「それは軽めの味で良い!」とそのままで作ってもらう。

料理は非常に充実しているようだが、タイ料理を腹いっぱい食べた後なので、食事で頼んだのはいくらの醤油漬けだけ。

ブルームーンが思い出のカクテルだ、という話をしたら(結婚時の思い出)、バーテンダーさんも、「勤めていたバーの若手時代の修行は、ブルームーンを人に出せる状況になるまで作る事だったので、僕も懐かしい」との事。そんな訳で、早速作ってもらう。上に、レモンの皮で三日月が浮かんでいた。

もうそろそろ飲めなくなってきたので、最後は、青いサンゴ礁。学生時代、カクテルにあこがれて、最初に作ったカクテルがこれだった。金がないので、リキュールの種類が揃えられず、ジンとペパーミントグリーンだけで作れるこのカクテルは便利だった。因みに、シェーカー買うお金がなかったので、ネスカフェの瓶を洗って代わりにした。
まあ、こんな感じで、酒の会話をしながら飲めるバーが、本当に癒される。次回のバンコクでも、また行こう。