卒業証明を取りに大学へ(学生時代と社会人時代)

4月初旬の土曜日、所要にて、早稲田大学に卒業証明書を取りに行く。いろいろな手続が、効率的になっており、あっさりと取得。

しばらく、校内をぶらつく。
大学卒業から30年以上も経過すると、思い出の場所、店もすっかり変わっており、感慨はない。
まあ、頻繁に行く機会があるのも理由だろうが(過去3回早稲田大学で講演をしたが、最初にしたときは、さすがに嬉しかった)。
今までの半生を振り返ってみると、小学校は悩み多かったが懐かしい。中学校は、普通の公立学校だったが、1学年600人のマンモス校で、面白い仲間がいて楽しかった。高校はつまらなかった。同じ地域(学区)から、同じ学力の生徒を集めると、性格、家庭環境、発想などが均質になるので(自分と似たような生徒ばかりで)、全く刺激を感じなかったためだ。勿論、自分の勉学に対するモチベーションが、一時期落ちてしまった事もあるが。大学は、現在の仕事(中国関係)に出会うなど、意義深い時間だったのは確かだが、楽しくはなかった。
という事で、学生時代に戻りたいと思った事は一度も無い。当然、学閥などにこだわる発想が、全く理解できない。
人生が楽しくなってきたのは、会社に入ってから。それも、20代、30代、40代と、どんどん楽しくなってきた。それは、好きな仕事に出会い、それを徐々に習得していったからだろう。
そして、コンサルティングを始めてから、本格的に楽しくなった。これは、出会える人の数、業種、年齢の幅が格段に広がったためだろう。自分とは違う背景を持った人たちとの交流が刺激になる。それが、自分の感性なのであろう。
今は、辛く楽しい(仕事自体は楽しいが、経営者としてのストレスは強い)状況だが、もっと楽しいと思えるように、頑張っていかねばなるまい。

これは、翌日に、所沢で食べた野菜天ぷらそば。
僕は、更科派ではないが、これは美味しいそばだった。