スピークロウからLa Tapasに

前にも紹介したSpeak Lowバー(中国語は彼楼)は、日本を含む全アジアのバーランク2位に入った名店だが、ここのカクテルは、時折無性に飲みたくなる。特に、店の名前がついたスピークロウカクテルが旨いが、難点はここの3階(定員数が限定されている)でしか飲めないことだ。という事で、開店18時の10分ほど前に、店の前で並ぶことになる。僕は行列するのが嫌いで、どんなに美味しいものでも、並ぶくらいなら不要という考えの持ち主だが、ここは例外だ。

という事で、この日は無事に一番乗りを果たし、カウンターに陣取る。無事スピークロウとセクシーコラーダ(ニャコラーダの名前アレンジだな)を注文。

二人で4杯(一人2杯づつ)を飲むと、歩いて5分程度の思南公館のLa Tapasに。ここもたまに行く店で、比較的価格が良心的で美味しい。しかし、こうして振り返ってみると、タクシーで30~40分かかるこの付近に、比較的よく来ていることに気づく。好きなんだろうな。街の雰囲気が。古北と違って、洋風な街のつくりが良さを醸し出している。

パエリアは初めて食べた。癖がなく(サフランライスの臭いが苦手で、これがきついと食べられない)食べやすい。

「スピークロウからLa Tapasに」への3件のフィードバック

  1. 連日、グルメ情報、楽しんで拝見してます。
    2008-2012年の上海滞在中に衡山路、复兴路、新乐路、だったか記憶も曖昧になってしまいましたが、浦東のオフィスから古北の自宅への帰路、息子を通わせた米国系インターナショナルスクールの米国人教師に教えてもらったレストランなどに寄り道したものです。
    その中でconstellationというバーだっと思いますが、金さんというオーナーさんが2店くらい本格的なバーをやっていて、先ほどGoogle Mapで検索すると同名のバーが増えてるのにびっくり。当時の若者たちが一杯のカクテルで1時間は粘って友達とおしゃべりを楽しむ微笑ましい情景が思い浮かびます。
    もう一件、記憶に残る复兴中路にある永兴餐厅、路地に奥まったわかりにくい小さなレストランですが、よく通いました。訪れた日本のビジネスマンの名刺ホルダーがあって、著名人も通ってたみたいです。今はどうなっているのかな。
    当時の有名な寿司屋が2店くらい記憶に残ってますが、今検索しても出てこないなあ。安顺路のマキノさんは家に近かったので時々行きましたが、今でも残って頑張っておられるのは素晴らしいですね。
    蕎麦は紋兵衛によく行きましたが、日本のラーメンは香港系のアソコくらいで、美味しいラーメンを食べた記憶がないです。
    ではでは。

    1. コメントありがとうございます。大衆点評を見てみると、永興餐庁はまだあり、ミシュラン店の様ですね。真木乃は出資者と料理人の方が仲たがいをしたので、料理人の谷口さんが割烹Makinoという店を開き、出資者が真木乃を継続しという事で、少々ややこしくなっていますが、両方行っています。物価はずいぶん高くなりましたが、今の上海は美味しいものは食べられます。

  2. あのお店はミシュランなんですか。
    お店は狭く、テーブルも椅子も古く、料理のメニューもあまりバラエティがないし、とにかく廉価だった記憶です。満足度は高かった。
    確かに予約がなかなか取れなかった。
    また行ってみたいです。

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