馬車道十番館で業務昼食

日本帰国の3日後は、馬車道十番館で業務昼食であった。この方は財閥系総合商社のOBで、2004年頃「うちの会社に来ないか?」と声をかけられたことが有る。実は、就職活動の時、その財閥系総合商社が第一志望、丸紅が第二志望だったが、最終面接に近い段階で落とされ、悔しくて「将来、丸紅には水野がいるから、中国関係では丸紅に勝てないと、その財閥商社に言わせてやる」と心に誓った、青臭い思い出が有る。そんな経緯が有ったので、「その言葉を待っていました。でも、僕は丸紅でもっと大きくなります」と小生意気な断り方をしたが、不思議なもので、その回答が気に入ってくれて、その後、色々と気にかけてくれている。人の縁とは不思議だし、僕は良い出会いに恵まれている。。

さて、馬車道十番館。最初に行ったのは大学時代だと思う。ここは、一階が喫茶。二階が英国式パブ。三階がレストラン(四階・五階は宴会場)という構成で、今まで行ったことが有るのは一階と二階。レストラン訪問は初めてだ。

赤煉瓦とステンドグラスが特徴的な店。大正時代を感じさせる。本当は、山手十番館に行きたかった(そちらの方が、よく行ったので思い入れが有る)が、おじさん二人では浮いてしまうなと考えこちらを選んだ。

なかなか料理が旨い。特に、このポタージュスープは安心できる日本の洋食という感じ。

ついついデザートまで完食してしまった。1時間半程度、香港の状況、中国のコロナ管理、その他を語り会食を終えた。

前日に引き続き、横浜の風情を楽しんだ昼食であった。横浜は、東京に比べると規模が小さいし、レストランの選択肢も少ない。とはいえ、横浜独特の良さが有るし、比較的のんびりした気分を味わえる。良い街だと思う。