中国でのワクチン接種顛末記

先日の野毛での会食時に、大学の友人に僕のワクチン接種顛末を話したら、彼はメディアの人間だけあって、「面白いし、興味深いので是非書いた方がよい」との発言があった。
僕自身としては、面白いかな?と半信半疑だが(というより、たいして面白くなかろうとも思う)、何らかの役に立つ方もいるかもしれないので、簡単に自身の経験を書いてみたい。
僕は、上海でシノファームというワクチンを3回打った。2回が2021年で、3回目が2022年の12月。一時帰国直前だ。
早く3回目を打ちたかったのだが、上海で外国人が3回目接種できるようになったのは、確か2022年の2月で、その時僕は一時帰国中であった。
2022年2月23日に中国に戻り、青島で21日間隔離。隔離が明けて上海に戻ったらロックダウンに突入したので、ワクチンが打てる状況にはなかった。
さて、6月にロックダウンが明け、ワクチンを打とうと思えば打てたのだが、個人的には、PCR検査に悪い影響が出ないか心配だった。ワクチンは、ウィルスを身体に入れる訳なので、理屈として陽性反応が出るのではと素人ながら考えたのだ(実際、1回目のワクチン接種直後は、激しいのどの痛みという、コロナ症状に近い副反応が出ている)。
周りに聞くと、「接種後48時間以内はPCR検査しないように、という政府説明が有った気がする」と複数人が言う。ただ、2022年下半期の状況は、48時間以内の陰性証明がないと、実質的に外出不可(乗り物に乗れない、建物に入れない)で、生活に支障が出る。更に、マンションに1名でも陽性者や濃厚接触者が出ると、マンションが封鎖されて、全員PCR検査となるので、ワクチン接種直後に、この様な事態になったら大変だ。この場合のPCR検査は避けようがないし、陽性判定が出れば、強制的に集中隔離施設行き(現在は自宅療養可能)で、これは避けたい。
こんな感じのリスクを考慮すると、打つ決心がつかなかったが、日本の入国措置が一時帰国直前に緩和され、WHOが承認したワクチンを3回接種をすれば、日本入国時にファーストパスが使えることになった。とすれば、「打った方が良かろう」と、迷った末に覚悟を決める。
ともあれ、接種直前にPCR検査をして時間的余裕を付ける。そして、接種後、大事を取って3日間は検査はやめようと思っていたが、接種翌々日に急遽避けられない宴席が入った。そうなると、夜の宴席前にPCR検査の結果が出さないといけない(レストランに入れない)。判定結果が出るまで、概ね6時間は見ておく必要が有るが、そうなると、48時間経過時かっきりに、検査をしなくてはいけない(判定結果が遅れれば、遅刻やむなし)。
そんな経緯で、結果が出るまでの6時間はビクビクしたが、無事陰性結果が出て胸をなでおろし、宴席に直行した。
そんなこんなのワクチン(シノファーム)3回接種であった。
ちなみに、中国の友人達大半が打っているのはシノバック(外国人はシノファームが多い)。
シノバックの評判が悪かったりするのだが(信用性は分からないが、効かないという人間もいる)、今回ウィズコロナ転換後、人が続々感染する中、直近でシノバックを打った人間は、総じて症状が軽いようにも思う。
ゼロコロナ政策下では、ワクチン接種の必要性が薄いので、大部分の人は、2021年の2回接種で止まっている(既に1年以上が経過している)が、例外的に2022年に入り、シノバック接種した友人は、症状が軽いように思える(本人の発言をもとにすれば)。
とすれば、シノバックも効き目が有るのではないか、と個人的には思ったものである。勿論、医学知識がない僕には判断はできないが。

年末の宴席2件(関内+野毛)

年末年始も宴席であたふたしておりました。新年のご挨拶が遅れ失礼致しました。本年も何卒、宜しくお願い致します。
という事で、2022年末の話になるのですが・・・

この日は、水野ベトナムの安藤執行役員と会食。コロナでお互い長い間国際間の往来ができていなかったので、会うのは実に3年以上ぶり。安藤駐在員も2022年は、ホーチミンで6か月間マンションの敷地から外に出られなかったとのことだ。報道量が圧倒的に違うので、中国の事ばかりクローズアップされるが、ベトナムの方がロックダウン大変だったのかとびっくり。写真はみなとみらいのオフィスから、宴会場の関内まで歩いた時に撮った、旧横浜正金銀行本社ビルの写真。

そして、これは大学の同級生と会食した時の写真。彼は、大学時代に、ザ・ガマンという番組で2位か3位になって、大手テレビ局に就職した人物。まずは、僕のオフィスが有るランドマークタワーの地下にある、世界のビール博物館で集合。1時間ほどビールを飲んで野毛に移動した。


やはり、夜のみなとみらいはきれいだ。

会食場所は野毛の鷹一という海鮮料理。ここは、石川県のクライアント様から紹介してもらっただけあって、魚は抜群の旨さで値段も良心的。予約しなければ絶対に入れないという名店だ。

まず牡蠣を2個頼むが、あまりの旨さに二人とも絶句して、即座に2個追加。

サザエとカワハギも旨い。個人的に、サザエの刺身が有れば絶対に頼む。つぼ焼きも行きたかったが、そこそこ料理を頼んでいたので我慢した。

いか焼売にイカ。フグのひれ酒。全部旨い。ちなみに、彼は学生時代からせんだみつおに似ていることを売りとしている。愛称は、いまだにせんだかせんちゃんだ。

写真は撮り忘れたのだが、これにフグチリ&雑炊で〆た。

満足して帰宅。横浜での会食だと、帰宅時間が短くて済むので有難い。