上海帰任(夜の便で上海から香港へ)

香港帰任。夜19時半発の便だ。
香港永久居民の僕ではあるが、居住を上海に移して3年ちょっと。香港の寒さを忘れていたり、物価の高さを感じたり、ちょっと香港が遠くなった気がした。香港は良い所ではあるが、上海はなかなか住みやすい。香港と中国本土の双方で暮らした経験がある人は、往々にして、中国本土の人の方が優しい、若しくは、人間味がある(香港人はちょっと無機質な感じがする)ので住み心地が良いという。まあ、広東語ができるかどうかで大きく人間関係も違うから、そこらは差が出てくるところだろうが、自分も同意する感はある。

ともあれ、ホテル・オフィス内の寒さにやられ、風邪をひきかけたが、3日目に小さなヒーターを借りられたので、何とかひどくならずに済んだ。不幸中の幸いだ。比較的遅い便なので、出発3時間前に空港到着。ラウンジでのんびりする時間が有った。

キャセイラウンジ。こうした香港のインフラは素晴らしい。虹橋・浦東のラウンジより充実感はある。主食を避け(とはいえ、パスタサラダを多めによそってくれたので、これは半分だけ食べて)、ワイン、ウィスキーを飲み、ゆったりと飛行機を待つ。

ほぼノーディレイで上海に。相変わらず、飛行機を降りるとどっぷりした疲労感が残るが、それでも、まずまず快適に過ごした帰任便であった。

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