年末年始と人の気分

ただいま上海。
前にも書いたことが有るけれど、年初は僕にとっては気が重い時期。これは毎年同じ。
一番良いのが年末で、今年も無事に年が越せる(会社経営も順調だった)と、くつろいだ気分になる。
それが、年が明けた途端プレッシャーと不安が襲ってくる。
ここ数日、連日悪夢にうなされるのはその理由であろう。
ただ、年明け早々、各地の総経理(社長)に個別にはっぱをかけたが、それぞれ前向きに走り出してくれてありがたい限り。
僕には、はっぱをかける人がいないけれど、自分で勝手にプレッシャーを感じて走り出す。
人間うまく(?)できているものだ。

若干、話変わって。
上海に到着したのは一昨日の夕刻。
(旧正月ベースで)年末である関係もあるのか、街中の人が和やかだ。
上海のタクシー運転手は当たり外れが大きく、けんかになりかける事も無くはないのだが、今回は、やたらと話好きな運転手にぶつかる。
3回国籍を聞かれ、日本人だというと、知っている限りの日本語で話しかけられたり、中国滞在も20年近いというと、老中国(中国通)だねとおだてられて質問攻めにあったり、家族が数か月前に日本旅行に行って日本酒をお土産に買ってきてくれたよと言われて酒論議に入ったり。
コンビニでは夜暇そうにしており、半分眠りかけているレジのおばさん(最近あまり見ないが、80年代の中国を知っている身には懐かしい)の話し相手にさせられたりもした。

こんな感じで、年末気分の中国人と新年で焦っている日本人のコントラストを感じた数日であった。
(勿論、これだけ新年でプレッシャーを感じる人間も、そんなにいないのかもしれないが)

そんなことを考えながら、オフィスでデリバリー弁当を食べているところ。
ハンバーグ目玉焼きカレー。
なかなか美味しい。
カレーライス

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