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ホーチミンで丸紅時代の同期と会食

今週月曜日(9日)の事、ホーチミンで丸紅ベトナムの社長(日本商工会副会長)と会食をする。
実は丸紅時代の同期。
在籍時代はあまり話をする機会もなかったけれど、同期というのは有りがたいもので、こうしてめぐり合うと、時を越えて友人に戻ってしまうものだ。この点、昨年20年ぶりにばったり会って、四国を旅行した大学時代の同級生にも同じことが言える。
ともあれ、何処の国に行っても知り合い(若しくは、人を介すれば連絡が取れる人間)がいて、商工会等の要職にも着いている訳なので、総合商社勤めの経験は有りがたい。

丸紅ベトナム社長(同期)と会食。
丸紅ベトナム社長(同期)と会食。

僕のブログを長く読んでくれているようで、「絶対載せろよ!」と言われて記念写真。

杉山君も交えて
杉山君も交えて

同氏曰く、「俺は水野のブログを長く読んでるから、文書の代筆もできるくらいだ。こう書くだろ」とか言われて滔々と文章案を述べられる。昔、後輩の谷垣君にも同じことを言われたが。
僕自身、自分の話し方はいたって普通と思っているのだが、思い起こせば、大学時代・丸紅時代を含めて、何人もの後輩が「水野さんの話し方のマネ」というのを、宴会芸にしていた。
とすると、やはり随分特徴があるのであろうか。

連れて行ってもらった場所は、MONDE VIETNAMという店。
同期絶賛の店だけあって、ベトナムで食べた日本料理の中では一番おいしい。

カツサンド
カツサンド

杉山君がいる事に気を使ってもらい、揚げ物主体。

コロッケ
コロッケ

とんかつは大変おいしかった。

とんかつ
とんかつ

そして1階のバーがこちら。
僕の好きな雰囲気のカウンターバー。次回はここで飲みたいものだ。

1階のバー
1階のバー

ベトナム料理でランチ

今日はベトナム料理でランチ。
その時食べた野菜春巻き。

野菜春巻き
野菜春巻き

僕の食べた蟹の爪入りフォー。
ニョクマムは好きなので、ニョクマムと辛子をたっぷり入れて食べた。
蟹の爪のフォー
蟹の爪のフォー

杉山君の食べた焼き飯。
鶏肉焼き飯
鶏肉焼き飯

ランチの時にレタントン通りで見つけたファイリーマート。
品ぞろえが素晴らしい。
ベトナムに住んでいたとしたら、毎日訪問するであろう。
ファミリーマート

ベトナム到着。タクシードライバーに驚かされる

ベトナム到着。
到着は1時間遅れ。昨年秋口より3回目の訪問だが、毎回1~2時間遅れるので、1時間遅れが定刻と考えてよいのであろう。
空港からタクシーに乗る。
よく話す運転手で、拙い英語で必死に、「バイクが多い」、「今日は休み」等、絶えず話しかけてくる(努力は有りがたいが、英語になっていないので、何を言っているのかはほとんどわからない)。
ところが、いきなり道路の真ん中に車を停めると、何も言わずに車から飛び出し、脱兎のごとく走り去る。
「何事だ!」と驚いていると、遠方で立小便をしていた。
後ろではクラクションの嵐・・・
「肝心な事は何も言わない・・・」と、僕と同行の杉山君は茫然自失の状況ながら、なす術なし。
まさにカオスな状況。

運転手がいなくなったタクシー
運転手がいなくなったタクシー

ホテルに付くと、ホテルの近くで食事。
基本的に食事中・酒の席では仕事の話をしないのが僕のポリシーだが、業務報告を簡単に済ませる事にしたので、最初の15分程度は仕事の話。
仕事の進め方に関して、「まずできると信じなければ、何事も始まらない(出来ると信じる事から全てが始まる)」、「失敗や苦境の中に、必ず成功の道が有る」という持論を、先輩からのアドヴァイスという事で、5分程話した。
この話(この二つのポイントは何を言いたいかという点)は、また後日。

翌日(今日)は、午後に歩いてオフィスまで。
ともかく暑い。夏物のスーツを着てきたが、10分外にいると結構きつい。

オフィスまでの路上
オフィスまでの路上

会社設立申請書類は無事受理され、ただいま許可審査中。
今年の夏にベトナムの会社法が改正になり、資本金の一括払込が義務付けられる模様。この点、審査にどの様な影響を与えるかは不祥。
ビザ制限(ノービザの場合、30日間再入国不可)が開始されるなど、ベトナムも規制が強化されてきた様だ。

仮オフィスの看板
仮オフィスの看板

因みに、まだ会社が設立されていないので、オフィスも出資者であるMCH名義で仮オフィス(ノミナルなスペース)を押さえてある。 7月頃設立認可が下りた段階で、それなりの部屋を借りる予定。 ただ、仮事務所でも、ベトナムの地に自社のプレートが掲げられていると、ちょっとASEAN進出の現実味を感じるのは確か。

年収とか経営方針とか人生とか

これよりベトナム。
いろいろやる事が多く、数日間ブログ更新ができませんでした・・・

さて、
今は送別会シーズンでもあり、2週間で、前の会社の関係者と3回会食をした。
そんな流れで話題になる事が多かったのが僕の収入。
いろいろ誤解もある様だけど、実際には、総合商社の駐在員をやっている時の方が、年収は多かった。
というのは、独立する時、前の年収から賞与分を削り、その他の条件(家賃・給与)が同額になるよう僕の報酬を設定。その後6年間、僕の給与だけは上げなかったため(部下の給与は当然毎年上げている)。
こう決めた時は、会社の収入が上がれば配当額が増加するので、それが収入に反映されると思ったのだが、利益が上がるとその分拠点展開に回してしまうので、なかなか僕のところまでたどり着かない。
勿論、利益の一部は配当でもらっているが、再投資金額を除いた残額なので、前の会社の賞与には全く届かない。
総合商社の駐在条件は非常に良かったので、昇給が無く(会社負担家賃は増えているが)、賞与(相当の配当)が三分の一になっても生活には問題ないが、貯金する余裕まではないのが悩みどころ。まあ、全て自分で決めている事だけど。
その分、会社の経営は健全で、貸借対照表で見ると、資本金に相当する現預金が銀行口座に有り、剰余金に対応する部分が投資にまわっている。
6年半で7つ拠点を作り(6法人・1駐在員事務所)、ベトナムに8ヶ所目の拠点を作っている状況なので、拡大志向が強い人間の様に思われるかもしれないが、その実、剰余金の範囲で拠点展開を行うという原則は、基本的には崩していない。
この点、財務経理出身者の経営、という感じでかなり手堅い経営をしていると思う。

ともあれ、経営のストレスは大きく、安眠できない事も多いが、自分のやりたいことをやりたいようにやっているというのは、本当に幸せな人生だ。僕をサポートしてくれる方々に囲まれているし(クライアントの方々、部下、そして前の会社の方々も含めた友人)、その点は、いつも感謝している。

脈絡は無いけど、先週訪問したバー・バトラー(香港)。
ここは予約なしだと入れない人気のバー。確かに、それも分かろうという、きれいなカクテルの数々であった。
カクテル

ブルーベリーマティーニ(一口飲んでしまってからの撮影)
ブルーベリーマティーニ(一口飲んでしまってからの撮影)
ツナのパスタ
ツナのパスタ

香港移動、そして買い出し

28日(土)の夕方便で上海から香港移動。
浦東空港に16時に到着すると、キャセイ・ドラゴンのカウンターがクローズしている。
「流量管理制限が厳しいので状況読めず。一旦、カウンターを閉めるので、17時に状況確認しに来い」という様な事が書いてある。
「これは困った。今日中に香港に移動できるだろうか」と考えるも、50元の食事券をもらい、空港内のイタリアンに。

空港内のピザ(意外に美味しかった)
空港内のピザ(意外に美味しかった)

コロナビールを飲みながら、ピザを食べる。
全く期待していなかったのだが、これが意外に美味しく、1枚すべて食べてしまった。

17時にカウンターに行くと、幸いチェックインができた。
3時間ディレイのところを、早めの便に振替えてもらう。
更に、75元のクーポンをもらったが、さすがに満腹で何も食べる気にはならず。
ラウンジで束の間(1.5時間ほど)熟睡。
飛行機の中で2時間ほど待たされたので、なんだかんだで飛んだのは9時半過ぎ。
香港空港到着(機内から出た時間)は、0時を若干過ぎた状況ながら、ともあれ心配したよりは順調に香港移動ができホッとする。

翌日は買い出し。
シティスーパーとイオンの双方に行く。
やはり、スーパー毎に得手不得手が有るので、ねぎはこちらがよい、海老はこちらで肉はこちら、という様な色分けができている。
今週は一週間香港なので、多めの買い出しと相成る。欲しいものを手に入れたかったもの。
和牛パック
これは、イオンで買った豪州和牛とシティスーパーで買った中落ち。
イクラしょうゆ漬け
これは、スティスーパーで購入した北海道産イクラで、僕が作った醤油漬け。

それから、蕎麦出汁を作り、にんにくを刻んでおき、等々夕方まで仕込みをして、あとは休息&食事。
そんな感じで、忙中閑ありの日曜日であった。

上海素敵館でコースを堪能する

先週金曜日(27日)に成田より上海に移動。
予定が変わり、香港に直行したいところだったが、航空券の路線変更ができないため、上海経由で。上海は1泊。
成田では、本当は蕎麦屋で瓶ビールと板わさが食べたい気分であったが、時期的に空港は人で一杯。蕎麦屋も満席。
やむを得ないので、ラウンジでシャンパンと軽食。
有料ビール(+板わさ)が無料シャンパン(+食事)に変わったので、得をしたのは確かであるが、何やら満たされない気分。
やはり、食べたい時に食べたいもの、というのが重要か・・・

成田JALラウンジの食事(軽めに)
成田JALラウンジの食事(軽めに)

上海到着すると恐ろしく寒い。
ロングコートを着ていても、背中で痛くなるような寒さ。
これはダイエット(香港で予定)前に、鉄板焼きだ!と意気込み、オバマ広場の素敵館に。

前菜の貝
前菜の貝

ここは2回目。
前回(2週間ほど前?)に行って気に入ったので、再訪となった。
2番目に安いコースながら、内容的には十二分。
このトリュフとキャビアの冷たいパスタがともかく美味しい。

上海素敵館(パスタ)
トリュフとキャビアの冷たいパスタ。これが美味しい。
きのこのスープ
きのこのスープ

刺身も期待以上に新鮮で、わさびはその場で生わさびをすりおろし。

刺身
刺身
上海素敵館(海老)
海老

そしてステーキ。3回に分けて焼いてくれた(1回分は、こんな感じで2切れ)

ステーキ
ステーキ
チャーハン
チャーハン
デザート
デザート

こんな感じで大変満足。
ここに来ると、食べ過ぎてしまうのが難点ながら、ともあれ満足した会食であった。
翌日の土曜は振り替え出勤なのでオフィスに顔を出し、夕方の飛行機で香港移動。
やはり旧正月明けの混乱で、4時間ほどのディレイとなったが、日付は微妙に変わったものの(0時5分着)、当日中に香港に到着できて一安心。

古巣・先輩方に感謝

昨日は丸紅経理部時代の先輩(部長席の方々なので、元上司と言った方がよいかな)と会食。
思えば、7~8年ぶりの面会。
長い事会っていないのに、僕の事を気にかけてくれ、またブログも見ていて頂いた事を知り、心より感謝すると共に、ちょっとしんみりした気持になる。
退職した後も気遣ってくれる方々がたくさんいる。古巣の有りがたさ、先輩方の温情に感謝。
写真

写真2

明日の便で上海、香港に帰任。
今回の滞在で、食べ過ぎ、太ってしまった。
香港に戻ったら、早速ダイエットだ。

10年経てば人は変わる

まずは小ネタから。
先週金曜日は、折しも早稲田大学政治経済学部の試験日の様で、僕が学校に到着した時は、試験終了直後。道路は学生さんで一杯だった。
交差点の信号待ちで学生さんたちを眺めていると、脇で自転車をひいている主婦(っぽい)女性二人が、「あれがニュースでやってるデモってやつよ!」と話している。「いや、どう見ても受験生ですって」と突っ込みたいところであった。

さて、3月出版予定の初心者用教材で使うキャラクターは、10年程度前の僕がモデル。
デザイナーさんに写真を渡して(この写真は2006年春のもの)、「服をだぶっと」、そして「ピーナッツ(スヌーピーのシリーズ)の主人公(チャーリーブラウンとかライナスとか)の様な体型で」とお願いして描いてもらった。希望通りに作成してくれているので、専門家は上手いものだ、と感心する事しきり。
(目が大きいところは本人とは全然違うが、それでも雰囲気が出ている)
P1000734きゃら

ただ、10年経過すると、自分自身、外見が随分変わったと認識せざるを得ない。
今の僕はこんな感じ。同一人物である事は分かるが別物だ。
歳を取ったという事でもあり、独立した(組織に対して責任を感じる様になってきた)事もある。
わたし
人間変わるものだと、我ながら思う。
若い頃は純粋に懐かしいが、人間年相応が一番。
かな・・・

僕の業務展開(過去、現在、未来)

昨日は、夕方6時から早稲田大学の社会人コースで2時間の講義。
楽しく話ができたし、聴講の方からも「あっという間の2時間でした」というEmailを頂き嬉しかった。
大熊講堂

さて、自分の活動(現状と今後)に付いて。
今年の重点課題はASEAN対策とコンテンツだが(中国コンサルティングを最重要業務として位置付ける方針は今後も変わらないが、多角化の観点より力を入れる)、状況は以下の通り。

1.ASEAN
ベトナムに拠点展開をする方針を決めた時、たくさんの方から「驚いた」と言われたが、2007年に半生記を出した時も、「将来はアジアのコンサルティング会社になる」と書いているし、実際、2006年にベトナム展開を目的とした視察に出かけている。
それが、いままで先延ばしになっていたのは、実力も余裕(時間的余裕、資金的余裕等)も不足していたからだ。
つまり、できないからやらなかった(やりたいけどできなかった)、というのが真相で、それがやっと動き出した感じ。
また、中国の日系企業のASEANシフトの受け入れという観点より、中国で顧客基盤を持つ僕が、ASEANの業界でも興味を持ってもらえるようになってきた(敵対から歓迎ムードになり、提携先を探しやすくなってきた)のも追い風と言える。

2.コンテンツ
僕が書くような書籍は、実務書でそれ程部数が出るものではないが、実務に携わる方のニーズは確実にある分野。
ただ、出版社は、売れる本以外は出したがらない。中国の実務書が売れていた10年前でも、その状態がいつまで続くかわからず、いつか本が出せなくなるのでは、という不安を絶えず持っていた。
だから、出版社の顔色を窺わなくては本が出せない状況を変えるべく、自分の出版社を持ちたかった。
子会社(チェイスチャイナ&アジア)が出版コードを取り、日本の書店流通に書籍を流せる仕組みを作ったのは、そんな理由によるもの。
チェイスの書籍は2012年11月の「中国PE課税の理論と実務(僕の本。マニアックすぎて、さほど売れてはいないが・・・)」だけだったが、今年3月にAmazonのプリントオンデマンド方式で初心者向け教材を2冊出し、5月に通常形式で増値税の本を出す予定。
こんな感じで、そろそろと始動しているが、こちらはまだ実力不足。情報配信面では、まだコンテンツも少ないし、展開をもっと多角化していかなければならない。
書籍を出す、という仕組みは整ったが、売る仕組みはこれからの課題。
また、フレッシュなコンテンツを日々提供していく、メディアの様な活動が僕の目指しているものだが(情報配信と出版業、教育事業を合体させた形に子会社を持っていく)、現状それにはほど遠い。

中国業務は順調に成長している実感があるが、会社を本当に強くするために、上記の施策は不可欠。
僕が今やっているのは、上記の通り10年前から言い続けている事だが、(今の活動を始めて14年で)僕が目指す目標の3割程度の達成度。
僕がこのペースで仕事ができるのは、あと20年程度だと思うので、目標達成に残された時間は多いとは言えない。
ペースを落とすわけにはいかなさそうだ。

 

山菜の天麩羅

実家で山菜の天麩羅を作ってもらう。
春の足音が遠くで聞こえたかな、という気分。
山菜天麩羅

今日は夕方から早稲田大学社会人コースの講義。
現在の中国市場(調達市場・販売市場)の位置付け。また、それに関連する組織制度(合併、持分譲渡、インターネット会社など)と商流構築(香港活用、中国ASEANFTAなど)を解説予定。
今日の横浜は穏やかな天気。
旧正月でEmailも少ないので、比較的ゆとりの午後を送りながら、もう少ししたら出発予定。