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日本を満喫中

車中で食べた駅弁

朝6時半に家を出て、新幹線で静岡に。
今日は終日香港貿易発展局主催の面談会だ。
思い起こせば、静岡は2003年の浜松講演会以来。

小中学生の事は、年に何回も新幹線で新横浜と名古屋を往復していた。
当時、ひかりは新横浜に止まらなかったので、いつもこだまで移動してたから、静岡を通過したら、「やっと半分だ!」と感じたものだ。
その意味で印象深いが、静岡駅で降りるの自体は初めて。
コンサルティングの仕事を始めて良かったのは、たくさんの人に会える事と、色んな場所に行ける事だ。

前回の京都(香港貿易発展局主催セミナー)に引き続き、今回の静岡もワンタッチ。
日帰り出張なので、観光するまもないが、街の雰囲気を味わい、新幹線でビールを飲みながら駅弁を食べるのは大変楽しい。

今回選んだ駅弁は、菜食主義者向けの様な幕の内。
30代まで、僕は野菜が嫌いで、定食を食べても付け合わせの野菜は全て残していた。
その印象が強いのか、両親からも、友人からも、部下からも、「野菜を食べないといけないぞ」とよく言われる。
ただ、ここ数年、めっきり野菜好きになっているので、その心配は無用だ。
なかなか良い弁当であった。

只今日本滞在中。
新幹線から、ベストアングルで富士山を見て、街中の桜を鑑賞する。

日本を満喫中という感じ。

善意解釈

過去を振り返ってみると、若い頃の方が怒りっぽい。
それが、歳をとるにつれて、だんだん穏やかになってきているような気がする。
いろいろ経験して、人の心に触れたという事だと思うのだが。

クライアント以外の方の依頼を受けて無料面談をしたり、無料講演会で頂いた質問にお答えしたりした後で、E-mailの一本もない場合、人情として、「(例えば)1時間の時間をかけて、無料で回答したのに、挨拶の一つもないというのは何たることか!」と思うのであるが、その後、半年以上たって、「本社の説得が実り、やっと会員にならせて頂く事ができます」というE-mailが来たりする。
若しくは、5年以上前の面談に関して、人から、「無理だと思って依頼したら、あっさり水野さんが会ってくれて嬉しかったです、と○○さんが言われてました」という話を聞いたりする。

こん時、「直接的なレスポンスがないけれど、こんな感じで思ってくれていたのか」としみじみ感じたりする。
そんな経験をすると、「人の気持ちは分からないけど、善意解釈しておこう」と考えるようになる。
勿論、この様なコミュニケーションのギャップがない様に、こまめに意思表示をするというのは必要な事なのであろうが。

それはさておき、人の気持ちは読めないけれど、ちょっとした事象に過敏に反応せず、泰然自若としているのが正解なのだろう。


歳をとるという事は

ちまたには、歳をとる事を後ろ向きに表現する傾向があるが、それは間違いだと思う。
歳を重ねる事は、経験を積むことであり、それでしか学べない知識があるからだ。

人によって、能力の方向・種類はまちまちであろうが、その分野で同じ素質があるとすれば、経験を重ねた方が断然能力が高い筈だ。
僕自身で言えば、今の僕は、20代、30代の頃、絶対解けなかった問題が解けるし、50代になれば、さらに難しい問題が解けるであろう。
これは、経験を積み重ねた事によるものだ。

歳と共に武器を手に入れていくようなものなので、その代償で、目が見えにくくなったり、筋力が弱まったりするのはやむを得ない。

勿論、神様(?)は平等で、若い頃にはやる気と行動力、そして、好奇心があるので、それが人を動かす事がある。
僕は、25才の時に、とある会社の経営分析報告を書き、その会社の方に大変ほめられた事があるが、今から思うと、知識の無さの結集の様な出来だと思うし、決して褒められるに値するものではないと思う。
ただ、思い込みが明確な言葉となり、意思と受け取られたのであろう。
今からすれば、恥ずかしい限りだが。

当時そのレポートをほめてくれた方から、5年ほど前に、「あの時の水野さんの報告は、刃物の様な怖さがあった。それが今ではすっかり丸くなってしまったのではないか」と言われた事がある。

ただ、刃物は人に向けるものではなく、内(自分)に向けるべきものだと今では思う。
自分の発言、執筆に不適切なものが無い様、自分に向けておくべきものだ。
努力しても、なかなか出来ない事であるが、最低限、その覚悟は持ち、努力したいと思う。

合気道の植芝盛平は、「死ぬ直前の自分が一番強い」と言ったそうだ。
僕も、「死ぬ直前の自分が、一番能力がある」と言えるように、胸を張って歳を重ねていきたい。
実際、そう思っているけれど。

まだまだ勉強だ。

近況

ブログが止まっているけれど、仕事は順調。
ただ、3月は講演会を4回引き受け(京都、広州、深圳、上海)、香港と上海の双方で引っ越しがあったので、ブログを更新する余裕がなかった。

ただ、これ以上書かないと、5年半続いたブログが終わってしまいそうで、それも悲しい気がする。
毎日書こうと思うとプレッシャーになるので、とりあえずは、気軽に再開しよう。

起業1年半が経過して、会社は4社(合弁会社のチェイスチャイナを含む)。
社員は12名(現在3名採用活動中)。

半年以内に、会計事務所への資本参加、異業種への出資、日本拠点の開設(横浜みなとみらいを予定)を控えているので、今年もやる事が多い。

仕事が本当に順調なのは有り難いし、クライアント・提携先の方々には、本当に感謝したい。感謝の気持ちでこのまま全力疾走を続けたいけれど、1年半走り続けた疲れが出てきた。
右耳の調子がちょっと悪かったり、肩と首が洒落にならないくらいバリバリになっていたりなど、体が休息を要求しているのが分かる。
束の間でも、ゆったりしよう。

書きたい事はいろいろあるけれど、今日はもう就寝。
日を改めてまた更新します。

二日連続セミナーが終わって

3月9日(広州)、10日(深圳)と、2日連続のJETROセミナーが終了した。

こんな感じのみこしに乗る様なセミナー(主催して頂き、講演者としてよばれる形)は、自己主催のセミナーに比べれば、体の負担は少ない。
自己主催セミナーだと、終わるとどっと疲れが出て、2日くらい脱力してしまうので。

ただ、2日連続だと、講演者として参加する形でもさすがに疲れる。
今朝は、疲れがおし寄せている感じ。

今回のJETROセミナーは、来料独資転換でも、かなり深い内容を話した。
一部の独資転換では、「独資転換のフローチャートから、転換実務で発生する諸問題の内容と解決方法」。
二部の進料転換後の運営では、「進料と来料の増値税コストの比較」、「転廠実務の問題と解決方法」、「転廠に拘わる増値税課税の注意点とコスト比較」、「差額核銷方式の手続とメリットデメリット」という感じ。

これだけ掘り下げると、聞いてもピンとくる方は少ないかも知れないし、それ以前に、実際転換作業をする方でないと、聞こうと思わない内容だろう。

ただ、これくらいの内容を話せると、さすがに楽しい。
実際は、20名くらいの少人数で、じっくり詰めるネタだろうなと思う。

次回企画してみようか。

慌ただしい

日本出張無事終了。
京都の講演会も順調であった。

心残りは、前日の東京での仕事が長引いて、京都到着19時半。
部屋でE-mail整理が終わったのが22時近く。
翌日は講演会・面談終了後、新幹線に飛び乗ったので、せっかくの京都なのに、夕食は吉野家の牛丼。
ホテルのバーに一人で行っただけ。
寺は一か所も見れず。

という状況であった事だ。

慌ただしい日本出張から香港に戻り、今週は香港華南(火曜・水曜はJETRO主催講演会)。
来週は上海。

業務に追われ、ブログが止まりがちですみません!

来週は京都・岡山・大阪

日本から香港に移動したばかりだけれど、明日から上海。
来週は日本だ。

3月2日は東京で仕事。午後に京都に移動。

3日は、面談をこなしてから、香港貿易発展局と京都商工会議所主催の講演会
有り難い事に、早々に定員になり締め切った模様。
終わったら大阪に移動して、翌朝岡山に移動し、仕事&1泊。

そして帰任。

何やらバタバタの生活は、依然として変わらず。

まあ、京都、岡山という出張地自体は、結構観光っぽい感じがあるので、良い事ないか、美味しいもの食べられないか、ちょっと期待。

京都の講演会では、人民元の国際化の展望と、統括会社としての香港の役割を話す予定。

念願の蒙古タンメンを食べた

日付は前後するが、先週末、御徒町のラーメン横丁に行って、蒙古タンメン中本でラーメンを食べた。
いつか行きたいと長い間思い続けていたが、1年がかりで念願かなった感じ。

11時半に到着したので、他の店は結構空席があるが、中本は既に列ができていて、20分くらい待つ。
客は一言も声を発せず、もくもくと行列し、そして食べている。
最初は、北極を食べようと思ったのだが、店内には「うちの店は辛いので、初心者向けの味噌タンメンをまず食べましょう(慣れたら、蒙古タンメンにステップアップしましょう)」という張り紙があるので、大事をとって蒙古タンメンにした。
店の辛さランクでは、10段階のうち5(北極は9)。

初めて食べた蒙古タンメンは、確かに美味しいが、何分、中本マニアの間で神格化されている感があり、期待が大きすぎたので、ちょっと拍子抜けした。
辛さもさしたるものでない。
これが、ランク5なら、昨夜食べた四川麺は8くらい。
いつも食べる、翡翠酒店のタンタンメンは7くらいかな。

北極を食べても大丈夫そうなので、次は、北極に挑戦しよう。

ただ、個人の好みだけで言わせてもらえれば、赤坂飯店の坦々麺の方が好きだ。


2週間ぶりの香港で坦々麺を食べる

香港空港で10分で食べた坦々麺

夜8時到着便で成田から香港に。
今回は、2週間の日本滞在であった。

この12年半で、2週間も連続して日本にいたのは初めてだ。
何やら、日本になじんだ気がする。

短い出張だと、コンビニの美味しいおにぎりとか、ラーメン屋とかあると、思わず飛び込みたくなってしまうのだが、さすがに、2週間連続でいると、そのような衝動は感じなくなる。
何事も慣れとは恐ろしいものであり、有り難いものだ。

この日は、昼食はローソンのおにぎり1個とカレーパンを、リムジンバス乗車前に食べただけ。
成田空港では時間なく、機内では、3月3日の京都での講演会のレジュメを黙々と書いていたので機内食を食べず。

そんな訳で、香港空港に到着した時は、たいそう空腹だ。
機内の翡翠酒店で、いつもの坦々麺とご飯を食べる。

これを食べると、香港だなぁという感じがする。
2日香港で仕事をしたら、上海に移動だ!

宴席のハシゴは銀座から新橋

ハイアールのネオンとリラックマのディスプレイ

紅中会を後にすると銀座に直行。
この日(2月18日)は宴席2件掛け持ちだった。

有楽町線の銀座一丁目で下り、八丁目まで通りをひたすら歩く。
八丁目なので、新橋の方が近いのであるが、夜の銀座の街を歩くのは久々なので、それもまた楽しい。
朝に雪が降った事が影響あるのかどうかわからないが、木曜の夜9時なのに、銀座の街は人が異様に少ない。
どうした事であろうか。

歩いていると、ハイアールの大きなネオンがある。
銀座のど真ん中に、中国企業がこんなでかい看板を出しているのを見ると、改めて中国の台等を感じる。

かと思えば、巨大りらっくまのディスプレイが。
僕(真っ黒で顔が分からないけど)と比べてみると、大きさが分かる。

最後は、中華料理屋に入り、宮保鶏丁、四川麺、酔蝦を食べる。
なかなか辛い麺で美味しかった。

一日で、横浜、虎ノ門、日本橋で仕事をし、飯田橋と銀座で宴席。
なかなか忙しかったけど、密度が濃く楽しい一日だった。