その後、香港貿易発展局(TDC)・東京事務所、日本香港協会の方々と打ち合わせ、及び会食。
TDC・日本香港協会の方々とは、既に数年間の付き合いになり、日本各地での講演会などにも、何回も参加させて頂いている。
という事で、気心知れた間柄でもあり、和やかに打ち合わせを行った。
これにて、今回の日本出張は全工程を終了。
横浜の実家に戻る前に、日本で最後のマッサージを1時間。
マッサージ師の方が、あまりの凝りに驚いていた。
明日は、家を朝の6時過ぎに出発して帰任。
因みに、今回の出張前に、髪を黒く染め戻す事にした。
ただ、時間が無いので、染髪料を買って、自分で染めたのがいけなかったようで、つける分量を間違え、殆ど効果がでていない。
色々な方から、「いつもより明るいですねぇ」と言われてしまう。
旧正月のセブ焼けで、色も黒いので、「南方系の感じですね」と言われたのは、誉め言葉かそうでないのか(おそらくそうでないのであろう)。
飛行機では、一心不乱に講演会の準備と資料整理。
これだけ、直前まで追い詰められるのは珍しい。
離陸ぎりぎりでやっと準備が完了する。
因みに、機内食のシーフードカレーが大変不味かった。
日本に到着すると、ともかく寒い。
暑い香港に慣れきっている身としては、悲鳴を出したいくらいの寒さである。
成田エクスプレス⇒東京駅からタクシーで、何時も宿泊する飯田橋のホテルに到着すると、既に夕方6時。
軽く荷物を準備すると、大学時代の友人(釜口君)と早稲田で会食。
彼は、最近独立して、不動産鑑定士事務所を開業したので、久しぶりに会って、早稲田で飲もう(開業祝いをしよう)という事になったもの。
ところが、早稲田は入学試験中(春休み?中)という事で、店がどこもやっていない。
暫く歩いて探そうとするが、あまりの寒さに辛くて、早稲田で飲むのは断念する。
結果として、また飯田橋に引き返して、神楽坂で飛び込みの店に入る。
料理は可も無く不可も無く、という感じであまり感動はなかったが、酒はいろいろ揃っていた。
田酒(日本酒)、魔王(焼酎)等を飲むが、明日の講演が気になり、量は飲めず。
店を出て、宿泊のアグネスホテルのバーで軽く飲んで解散。
気心知れた中なので、ゆったりと飲めた。
彼は、個人向けに、不動産鑑定のポイントを解説した資料を作成中との事。
今後の発展を期待。
来週は日本出張。
特に、月曜日は、午前(日中投資促進機構主催)、午後(NNA主催)共に講演会なので、準備にあたふたする数日間であった。
NNAの講演会では、主催者の依頼に応じて商業企業の現状・手続等を解説する事になったが、ブログでも「しっかりした資料を準備する」と書いたため、それなりのものを作らなくてはならない。
プレッシャーで却って筆が進まずあせる。
出張前の残務整理に追われた事もあり、作成が遅れに遅れたが、ともあれ、昨日夜10時半迄残業して、やっと完成させる。
着任したての水本君には、「先に帰っていいよ」と言ったのであるが、気を遣って彼も同じ時間まで仕事をしている。
なれない環境の為、へろへろになっている感があるので、倒れない事を心の中で祈りつつ、せっかくなので、業務終了後、残業流れの焼き鳥屋に付き合わせる(既に、フードコートでドリアを食べた彼にとっては、いい迷惑だったかもしれない)。
0時半まで夕食、兼酒。
NNAのセミナー用の資料は、まずまずのボリュームになったので、これにもう少し手を加えて、「外資商業企業設立マニュアル」をつくろう。
これは、会員企業の方々に配信予定。
因みに、資料の中で外資商業企業の設立実績をピックアップしたのであるが、商務部の発表では、昨年10月時点で、新規設立に関する申請件数約1000件(内、認可実績は独資約335件。合資約15件)、保税区企業の経営範囲の拡大に関する申請件数約50件(内、認可実績は30件)との事。
10月以降、うちの会社も、上海・広州・青島で保税区法人の営業範囲の追加(国内販売権の獲得)を行っている状況を鑑みれば、保税区企業の認可実績は、この数字よりも、かなり増加していると推測される。
今年の3月1日からの地方政府に対する認可権限委譲の段取りは整ったということか。
広州・深センは当然として、廈門日帰り出張も何度かしたけれど、上海日帰りはきつい。
香港に戻ったのは夜11時でくたくた。
もう日帰りはやめよう。
疲れが溜まると、発想がネガティブになるのでいかん。