洗濯物を出し、近所のスーパーに買出しに行った。
昼食は「さっぽろ一番塩ラーメン」で済ませる。
結局、夜までごろごろし、夜8時からNNAの連載原稿を書き始める。
投資性公司(傘型会社)の新規定に関して、3回分を一気に書き上げ、12時には寝た。
洗濯物を出し、近所のスーパーに買出しに行った。
昼食は「さっぽろ一番塩ラーメン」で済ませる。
結局、夜までごろごろし、夜8時からNNAの連載原稿を書き始める。
投資性公司(傘型会社)の新規定に関して、3回分を一気に書き上げ、12時には寝た。
朝食を取っていないので、空港で大好きな牛肉麺(半分サイズ)を食べながら、原稿を書く。
待ち時間が長いので、追加で四川風坦坦麺を食べたが、台湾の坦坦麺というのは全く別物だ。辛くなくて(僕的には)おいしくない。
飛行機は順調に飛び、定刻の午後2時には香港に到着した。
家に直行し、休憩を取ると、少年サッカーのクリスマス会に参加。
コーチ席(円卓)が別に設定されているが、そこだけ雰囲気がよどんでいる。
僕もよどみの一員なのだが・・・
司会のコーチも、酔っ払っており、すっかりいい気分で進行をしている。結果として、会が終わるのが夜の11時半になってしまった。
小学生主体の会なので、これは、さすがに遅すぎだよ。
台湾は、昔(1988〜89年)一年ちょっと住んだ事もあり、思い入れが強い場所である。ただ、最初はともかく、ここ暫くは商売が伸び悩んでいる。やはり、台湾はコンサルティング業務・実務代行業務が発達しており、至れり尽せりのサービスが当たり前になっている。それを考えると、幾ら中国関係に強く、価格が安くても、現地にいないディスアドバンテージを覆すのは難しい。
とりあえず、「捨てたくは無いが、商売の開拓は難しい市場」という位置付けで、縁が無くならない程度に訪問する事としている。
という事で、今回は10ヶ月振りの台湾出張である。
今日の東京は快晴で、飛行機からの眺めが良い。
富士山のほぼ真上を飛んだので、雪をかぶった富士山が美しく見えて、非常にゆったりとした気持になった。
台湾到着は午後2時。
季節外れの台風がちかづいているようで、うって変わって天候が悪い。
フィリピンでは、少なからぬ被害が出たようであるが、12月の台風というのは、過去の記録でもあまり例を見ないようである。
日本式しゃぶしゃぶ(日本のしゃぶしゃぶと中華火鍋の折衷料理)の夕食を済ませ、11時頃迄酒を飲んでホテルに切り上げた。
何時も泊まるグロリアホテルが満杯で、ちょっと高めのホテルに泊まったが、部屋はいいものの、バスルームが水漏れし、床が水だらけ。
げっそりして、バスにつかる気が失せ、シャワーだけで終わらせる。
昼食は、大学時代のゼミの後輩と食事をした。
彼女は、中国経済ゼミの数少ない(少なくとも十数年で唯一)女性ゼミ生で、大学時代から、中国に強い思い入れを持って、勉強していた。僕は、不真面目なゼミ生だったので、大学時代は、中国経済の知識も中国語も、彼女に大きく遅れをとっていたものである。
会うのは実に16年ぶりで、再会できるとは思っても見なかったが、同じく、中国関係の仕事をしている関係で、色々なところで、(間接的な)縁が出来、今回の再開となった。
共通の知り合いの話(ゼミの仲間は会社を辞めている人間が多いらしい)、数年前に、「てなもんや商社」でいきなり監督デビューをしてしまった、元同級生、本木克英君の話など、思い出話に花が咲いた。思い出せば、本木君と最後に話したのは、僕が福州修正時代。彼は助監督の時代で、大船の寮に電話を掛けて、お互い大変な生活を自慢しあった(?)ものである。その後、全く交信を取っていないが、数年前に日経新聞を見ていると、いきなり監督デビューしていたので驚いた。随分有名人になったもんだと感心する。
夕方は、コンシェルジュの社長と打ち合わせ。
彼は、友人であり、同い年で気心も知れているので、楽しみながら打ち合わせを行った。
同紙は、日本・上海・北京・香港・大連で発行されているが、僕の執筆している「華南シフト」の食いつきが、香港ではいいものの、上海・北京でいまいちという話である。
華南シフトは、元々同紙・香港版のために書き始めた、広東省の開発区紹介なので、上海・北京の方々の関心が低いのは、やむを得ない話である。
結果として、香港版(華南シフト継続)と上海・北京版で企画を変えることにした。
上海・北京の企画は、新聞に取り上げられた中国関係記事を毎月一つ取り上げて、背景・意義・影響などを、初心者の方にも分かりやすいように解説しようというものである。
執筆の手間は増えるが、なかなか面白い企画で、楽しく原稿が書けそうである。
夜は家に帰って食事。
食事後、屋根裏にまで上って写真を探すもやはり見つからず。
昼食は、社内の来客食堂で、業務部副部長と会食。中国における、外資販売会社(卸売企業)第一号である、百紅商業貿易有限公司に数年出張していた方である。
やはり、中国での実務、許認可に長く関わっている人間の共通した意見としては、「規制が大幅に緩和されても、実務面の緩和にはまだ時間がかかるであろう」というもの。
百紅での実務経験、現在僕が手がけている広州卸売企業の許認可進捗状況を、1時間程度話した。
午後に、繊維部・物資部・物流部等を回り、香港駐在経験者の面々に挨拶を済ませると、横浜に移動した。新横浜到着は、ほぼ6時。新幹線にいるときも、携帯E−mailに仕事の連絡が幾つか入り、これに対応する。こんな感じで仕事がこなせるのは、なんとも便利である。
商売も一つ決まった。
しかし、仕事のE−mailが携帯で済ませられるのはいいが、迷惑E−mailが多いのが困る。日本の事情を十分知らずに、名前を若干変えたアドレスにしてしまったので、ひどいときには、5分に一本迷惑E−mailが入ってくる。あまりに鬱陶しいので、アドレスを変更する事にした。
今日は実家に宿泊する。
昨日の酒がまだ残っており、殆ど酒が飲めないので、夕食を早々に終わらせ、昔の写真を探す。思い出エッセイに使用する、過去の写真(福州研修生時代・大学時代)を探す必要がある為である。棚を引っ掻き回したが、殆ど見つからず。
特に、重要な、福州実務研修生時代の写真が見つからないのは悔しい。
とりあえず、大学時代(1985年)の中国旅行の写真を数枚入手。添付は、その旅行で、上海のボロホテル滞在中に、40℃以上の熱を出してうなっているところ。
その代わり、なくしたと思っていた合気道儀が見つかったのは収穫である。
僕がやっていたのは、マイナー流派の合気道であるが、香港で偶然、同じ流派の有段者を見つけた。いつか一緒に練習しようと考えていたところなので、なくならないように、香港に黒帯だけ持って帰ることにする。
8時に目を覚まし、のんびりシャワーを浴び、朝食を食べてから会場に向かった。
ヒルトンホテルは、大変居心地の良いホテルで嬉しい。いつものビジネスホテルとは寝覚めが違う(?)。
今日の講演会の参加者は400人。大阪でも、中国に対する関心は高いようだ。
ただ、会場が小さめなので、椅子をぎゅうぎゅう詰めに押し込んであり窮屈。発言者の席も、机が無く準備が出来ず不便。
少々不満。
講演会は、昨日と同様、つつがなく終了。
やはり、講演会では質問に全く答える時間が無い。講演後、数十人の方が挨拶にきてくれたので、一通り質問に答える事できた。その後、別のフロアに移動し、関係者の昼食会に参加。
今日も中華料理で、メニューは昨日と殆ど同じである。
「二日続けて昼からフカヒレスープ」というのは、豪華であるが、ちょっと重い。
ただ、料理は大変美味しく、素材も新鮮。
2時半に会食が終わり、一旦部屋に戻った。
6時の会食まで時間があるので、フィットネスルームに行って、8KM走る。いつはできない経験なので、優雅ですっかり嬉しくなる。
ぎりぎりまでサウナにつかり、会食に出かけた。
今日は同期との会食なので、気が楽である。
1時頃まで、徹底的に飲んだ。
楽しかったが、食べ過ぎ飲みすぎ。いつもの事ながら、反省。
講演会は朝の9時からなので、8時には集合(ANAホテルのB1)しなくてはならない。
こんな朝早い講演会はめったに無いので、少々辛い。
控え室には、共同講演者の恵州市の副市長、香港貿易発展局の副総裁等が控えており、大変ものものしい。本日の講演会の申し込みは580人、実際の来場は500人の模様で、かなり大規模な講演会となった。同時通訳、巨大なディスプレイ等、設備も大掛かり。
ただ、講演会はスピーカーが6人で、一人15〜20分の発言時間。
質疑応答も時間が無く、焦りながら話さなくてはならない。
自分も言いたいことが言えずにストレスが溜まったが、来客も同様であろう。
イベントとしては華やかで良いのであるが、出席してくれた方々を満足させる構成ではないなという感じ。ともあれ、無事講演は終わり、来客は立食パーティー。僕は、関係者の会食に参加する事となるが、頂いた質問に答えきれていないのが心残りで、立食の会場に顔を出す。
その場で、合計、60名程度の方が挨拶にきてくれ、質問のフォローアップも行う事ができ、少々ほっとする。行ってよかったが、関係者の会食は30分の遅刻である。
関係者の宴席は、3Fのレストラン。フカヒレスープを始めとして、立派な中華で満足したが、個人的には立食の会場にあった、チャーシュー麺に未練が残った。
夕方5時の新幹線で、大阪に向かう。
いかにも巡業という感じが出てよい。恵州チームは3時半の新幹線で大阪に向かった様で、香港チーム合計6名で移動。
大阪到着は7時半。貿易発展局の準備したバスに乗って、ヒルトンホテルに直行。
夕食は皆で居酒屋。香港にも支店があるチェーン店である。
昼のチャーシュー麺が心に残り、〆に同じ品を頼んでみたが、大変不味くてがっかり。
明日(東京)・明後日(大阪)は、香港・恵州共同セミナーである。
昨日は、疲れでほぼ一日ぐったりしていたが、何とか体力は回復。
9時半に、元気に家を出た。
この1〜2週間、仕事が忙しかったので、講演準備がろくすっぽできていない。
今回の講演時間は15分と非常に短いが、それでも準備無しで心もとない。
飛行機に乗り込むと、一心不乱にレジュメをにらみ、講演準備を開始した。
2時間で準備はほぼ完了。
心置きなく、酒を飲んで、機内食を食べた。
午後4時に成田到着。寒さを覚悟していたが、思ったより暖かいので、拍子抜けした。
リムジンで、六本木のANAに向かう。
香港貿易発展局が手配してくれたのであるが、良いホテルで満足。
いつも会社が手配するビジネスホテルとは大違いである。
少々待たされたが、1時間ほどで手続が終わり、仮のIDの発給を受けた。
人から、「最近、駐在員(数年で帰国する事が前提となっている人間)については、Permanent IDを発行しない傾向にあるらしい」と聞いていたが、特に問題も無く、あっさり手続は終わった。正規のID取得までは2週間掛かるが、これで出入国が便利になる。
オフィスに戻ると、昼の会食・打ち合わせを矢継ぎ早にこなし、午後3時半にオフィスを出た。広州に到着したのは午後6時半。すっかり暗い。
ホテルにチェックインし、8時半より会食。四川火鍋を食べる事にした。
最初にタクシーで10分かけて行った場所は残念ながらつぶれており、再度、タクシーに乗り、ほぼ最初の場所に戻った。
そこに、過去に何度か行った火鍋屋がある。
良くある話であるが、改装して、きれいになった途端味が落ちたので、暫く行ってなかった。
それでも、まずまずのクオリティは保っており、特に、豚の耳(紅油豚耳)が美味しい。
2人でビール大瓶を、5〜6本飲んだ。
本当は、美味しい紹興酒が飲みたかったのであるが、四川料理屋には紹興酒が無いのを忘れていた。少々残念。
11時頃迄飲んで、ホテルに戻った。
しかし、最近、来客・出張者が多い。1〜2年前は、上海近辺の人気に押され、進出案件もいまいちの感があり寂しかったが、この一年、珠江デルタが完全に息を吹き返したのが実感できる。
へとへとになったが、久しぶりに社内の人間で飲み会の場が立ち、6時半に仕事を切り上げ飲みに行く。香港華南会社、広州会社、深セン会社の各社長、関係会社の社長との飲み会である。幸いな事に固い話にならず、珍しく(?)楽しい社内飲み会であった。
ビール、日本酒、ウィスキーを飲む。いつもの事ながら少々飲みすぎ。日本酒の品揃えが豊富で、酔鯨、八海山、その他(最後に飲んだ酒を忘れてしまう)を楽しんだ。