香港⇒北京(北京駐在員・語学研修生と会食)

今後のコンサルティング展開に関して、北京で打ち合わせの必要が生じた為、急遽出張を決定。朝9時半の飛行機で出発した。

オフィス到着は午後2時。到着すると直ちに中国総代表と面談。打ち合わせを順調に終わらせ、6時半から若手社員と四川料理屋で会食。本来は、ある語学研修生の送別会であったのだが、僕の夕食相手が居なかったので、混ぜてもらう事にしたもの。四川料理は大変美味しく満足。口水鶏が絶品であった。調子に乗って白酒を頼む。アルコール度が低いものが欲しかったが、50数度のものしかなかったので、やむを得なくそれを注文。久しぶりに白酒を飲んだが、度数が強いので、飲むと口も胃もひりひりする。5人で一本を空けただけなので、それ程飲んではいない筈だが、それでも酔った。その後、2次会で巨体の駐在員が原酒に近いウィスキーを飲み干しており、「これはつぶれるぞ」と観察していたら、30分後に本当に眠り込んでしまい、さながら冬眠する熊のようであった。最後は、研修生2人と、彼らが行きつけの店に行く。高層ビルの窓から夜の町が見渡せ、大変雰囲気が良い。大変気に入るが、あまり北京出張の機会はないので、もう来る事はないかな。ともあれ、研修生と話をしていると、自分の研修時代を思い出して懐かしい。僕が中国研修をしていたのは既に15年も前の話。新入社員に毛が生えたような状態で、何の武器(知識)も経験も持ち合わせていない焦りから、せめて語学は人よりうまくなろうと、必死に勉強した。あの頃の自分の真剣さが懐かしい。

研修生の内1名は、経理部派遣の人間で、暫く前まで中国とは全く縁がなかったのだが、2ヶ月で意外に中国語を覚えており、果敢に店員やタクシーの運転手と会話をしていた。努力のあとが見えて微笑ましい。


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