香港(窓からの景色)

上海エクスプロラの代表よりE-mailがあり、「最近、ブログに写真が載ってませんが何か理由がありますか?使い勝手が悪ければ、システム修正しますので、遠慮なく言ってください」との連絡を頂く。単に、写真を撮るのをサボっていただけなので、少々恐縮する。ただ、「現在は、1日に1枚の写真しか掲載できないが、複数枚の写真が載せられるようにできればありがたい」というお願いをし、システム修正を検討いただくことにする。

という背景があるので、先ずは、写真を撮らねばならない。昨日、散髪したのであるが(あまりに髪が長くて、偽芸術家のようであった)、それを撮ってもあまり面白みがない。何かいいネタがないかと考え、オフィスの外の景色を撮ってみる。

オフィスの前は、香港の返還式典が行われたタマール広場。その先にはビクトリア湾が広がっている。その、タマール広場の先が、現在埋め立てをしている。自動車道の拡張をするらしい。埋め立て作業の進捗をつぶさに見るのは初めてなので、興味深く見守っているが、本当に少しづつ海が陸になっていくので面白い。以前、歴史博物館で、昔の海岸線を示す地図を見たことがあるが、今とはかなり違っていて(随分、埋め立てられた)驚いたことがある。この先も、どんどんビクトリア湾が小さくなっていくのかなぁと考えると、少々残念な気がする。僕が香港に赴任した1997年は、まだカイタック空港が使われていた頃で、窓の外をひっきりなしに離発着する飛行機が横切っていた。新空港完成でそれが見られなくなった時は、少々さびしかった。赴任して8年経過。窓の外の景色もだんだん変わっていく。