上海⇒香港(無事帰任)

午前便で、香港に帰任。

交通渋滞で、飛行機に待ちあわないのではないかとひやひやしたが、Departureの55分前に空港に到着。

チェックインがスムーズだったので、ちょっと余裕があり、また空港でうどんを食べることにする。昨日と同じ経営の店に入り、牛肉うどんを食べたが、昨日よりも美味しい様な気がする。

今日のフライトは、着陸時に速度を急に上げたり落としたり、揺れたりと少々不気味を動きをしたが、それ以外は快調。無事香港に到着し、オフィスに戻って仕事。

5月20日に東京で講演会を行うことがきまっているが、E-mailを見ると、5月上旬と23日にやはり東京での講演依頼が入っている。

さすがに、同じ月に3回も出張できないので、調整をお願いする。

また、数日前のブログで「ちょっと前にジェトロから出して頂いた本は、共著なので愛着が沸かない」と書いたら、ジェトロのご担当の方から「まあ、そう言わないで」というE-mailが入っていた(ご担当の方、ごめんなさい)」。という事で、またもや、新著出版の話をする。

広州⇒上海(金さんと会食)

朝、10時発の南方航空で上海に移動。

新白雲空港は、利用するのは3回目だが、今までは到着ばかりだったので、今回は始めて内部をじっくり見る時間があった。何とも巨大な空港である。

朝食を食べずに出てきたので、チェックイン後に場内のレストランで食事をする。

牛肉麺と小さいエビアンで110元。おまけに大変不味い。大失敗。

飛行機は上海経由のチチハル行き。上海までは2時間のフライトであるが、飛んでいる間中、揺れに揺れた。これだけひどい揺れは初めてで、大変怖い。気を紛らそうと、PCを開いたが、あまりの揺れで集中できず、直ぐに閉じてしまった。

こんな中でも、隣の人はお茶を何杯もお代わりして、悠然と飲んでいる。肝が据わっているのか鈍感なのか(おそらく鈍感・・・そうな顔)!?

無事に上海に降り立ったものの、すっかり気分が悪くなる。

とは言え、到着時間が12時半で、機内食も食べる気にならなかったので、おなかが空いている。空港内で昼食を取ろうと思い、レストランに入る。天麩羅そばとペリエを注文。

合計で85元の料金は、新白雲空港よりは安いが、海老天麩羅の味がちょっと不思議。昔はもっと美味しかった様な気がするがなぁ、と考え込みながらも全部食べる。

ともあれ、研修生待遇の店員さんの愛想が良かったので、(量が少なかった以外は)不満も無く食事を終える。

それからタクシーでオフィスに。オフィスのあるビルに入っているコンビニで、おにぎりを買う。

良いおにぎりが無く、これだ!と選んだ天むすは、食べてみるとマヨネーズがかけられており、少々変!?

オフィスに行き仕事を終えると、会食。

久しぶりに労務コンサルタントの金さんと酒を飲む。

彼とは3年来の付き合いであるが、食事をするのは1年半ぶりかなぁ。お互い疲れていたが、仕事は順調そうで何より。

写真を取って、ブログに載せようと思っていたのに、デジカメを忘れてしまい、大変残念。

ただ、別れ際に、金さん曰く「ブログにだけは載せないで下さい!」。そんなひどいことは書く気はないんだけど・・・。


香港⇒広州(社内打ち合わせ)

今日まで香港はイースター休みで仕事にならないので、広州出張する事にする。

広州は、一時期は毎週出張に来ていたし、広州会社の管理部門長も兼務しているので、それなりに力を入れているつもりなのだが、何故か会員が殆どいない。

香港のみならず、日本、上海、深センなど、色々な地域の方に会員になって頂いているのに、広州だけは営業をしても成果が上がらないと言うのは不思議。

などと考えていたら、やっと1社新規で会員になっていただいた。その方曰く、「既に20数年の中国ビジネス経験があり、大体の事は把握していたのであるが、最近はあまりに急激に規制・投資環境が変わるので、キャッチアップが苦しくなった。そこで、僕の顔が浮かび、コンサルティングを受ける事にした」という事で、大変ありがたい。

広州で打ち合わせを2時間ほどこなし、業務を片付けると夜の7時半。

それからホテルにチェックインし、友人と会食。

尚、広州市に設立申請している商業企業は、未だに批准されず。

先日、商務部・外資司主催の座談会が有り、当社北京事務所の人間が参加したが、その折、商務部よりは、「総合商社的な卸売企業を認可するつもりは全く無い。認可が欲しかったら、取扱品目を、税関分類2〜3種類に限定する様に」という発言があった模様。

結局、この部分がネックになっているのは確かなので、対応方法を考えなくてはならない。

このまま状況変化を待つか、専門商社にしてしまうか、ちょっと作戦を立てる必要があろう。


香港(イースター休み)

25日(金)〜28日(月)はイースター休み。休みは良いのであるが、「旧正月が有った2月は商売低調だったので取り戻そう!」と気合を入れた途端また連休なので、少々イライラする。おまけに4月5日は清明節でまた休み。何とも休みが多い地域である。とはいえ、体が疲れているのは確かなので、25日(金)は寝たり、E−mailで頂いたご質問に対応したりを交互に繰り返す。26日(土)は、少年サッカーの練習が3時間あるので出かける。練習試合が1時間弱あり、コーチも子供に混じって参加。コーチはシュートしてはいけない暗黙の了解があるにも拘わらず、ついつい2点入れてしまい、大変責められる。ただ、気候も調度よく、子供達と走り回るのは楽しく、良いストレス解消になる。練習が終わると、また、家でE−mail対応。そして、本日(27日)はコンサルティング会員向けの情報(外資商業企業設立認可に関する近況)の執筆、及び、「初めての中国ビジネス」の改定作業を行う予定。

あと、僕のブログが、ライブドアでも掲載される事が決定。予定は、4月中旬より。とは言え、内容は基本的にはこのブログと同じ。このコーナーは当然継続するので、引き続きご愛読をお願いします!


広州⇒香港(くたくた)

朝9時半の電車で広州から香港に。香港のホンハム駅(直通車の終点駅)に到着し、パスポートコントロールを済ませたのは11時半。その後、ホンハム駅で打ち合わせ1件。九龍側で打ち合わせを1件してオフィスに。駅での打ち合わせまでにちょっと時間が有ったので、駅の構内でマッサージをしてもらう。電車の中では、(昨晩たくさん寝たせいか)全く寝れなかったが、体が疲れて辛かった。その辛さに耐えかね、マッサージに飛び込んだもの。時間が30分しかなかったが、マッサージ師が大変上手なおじさんで、かなり回復。これで、HK$90なので、(大陸に比べれば高いが)大変満足。打ち合わせを終わらせると、オフィスに戻り、仕事をバタバタと片付け、会社の歓送迎会に参加。その時は、しんどさが残り、お茶だけ飲んで過ごしていたが、2次会になるとなんとなく体調回復。大変楽しく飲む。

香港⇒仏山⇒広州(南海工業園訪問)

朝8時半発の電車で広州に行き、直接仏山市南海工業園に行く。中国総代表も香港出張している為、一緒。先ずは、工業園所管の政府関係者の方と面談の上会食。数ヶ月前に僕が提案した、インキュベーションセンターの企画に基づいて、順調に標準工場・宿舎を建設中という説明を受ける。あとは、会計・税務・通関・労務管理などの管理機能提供のパッケージを早く纏めなくてはいけない。時間がないので、急がなくては。ここは、自然環境と工業が共存しており、その意味で、非常に美しい工業園である。会食時に、ワインが出てきて、何度か乾杯をさせられる。なるべく、ちょっとだけついで貰っていたので、飲んだ量の合計はコップ3分の2杯程度。原則として、昼間の酒は飲まない事としているが、雰囲気的に断りきれず、しぶしぶ飲むとあっさり酔っ払う。尚、会食時に隣の席になった政府機関の方(初対面)より、「仏山の政府関係の人間も、何人かあなたの本を使っているから、あなたの顔と名前は前から知っているよ」と言われ喜ぶ。会食を終えると、工業園を回り、広州に戻る。ちょっと渋滞は有ったが車で約40分。夜は、総代表・広州会社の駐在員と会食。四川料理を食べたが、先日北京で食べたものに比べると格段に味は落ちる。ちょっと、疲れが溜まっているようで、夕食時は殆ど酒を飲まなかったにも拘わらず、立ちくらみがする。辛いので、早くホテルに戻り、そのまま寝る。

香港(会計士の方と会食)

日中、クライアントの方から電話が掛かってきて、「最近、日常生活をウェブで公開していますが(ブログのこと)、どういう心境の変化ですか?」とのご質問を受ける。

「特に、心境の変化はないのですが、雑誌社も出版社も、ビジネス書しか書かせてくれなくて、自分の気持を表現する事がないので、ここでストレス解消をしてるんです」とお答えする。

今日は、業務上のつながりがある、会計事務所の社長と2人で会食。

その会計士の方とは、2年程前に、共著(5〜6人で執筆)をJETROから出版しているが、そろそろもう1冊、一緒に本を出しませんかとのお誘いを受ける。共著の本というのは、何故かあまり愛着が湧かないので、全然気にもしていなかったが、最近、その本が全然書店に出回らないし、JETRO香港に行っても入手できないようである。執筆の時間的余裕が有るかどうか、大変不安であるが、前向きに検討する事にする。

会食時もブログの話題になり、「顔写真と日常を公開するのはなかなか覚悟がいりますよね」と言われる。確かに、僕も最初の連載を持つようになってから(3年以上前)、最初の1年は、顔写真を出す事に抵抗感があったし、ブログを書くのを決めるのに暫く時間がかかったが、今では何事もなくこなしている。「慣れというのはすごいものだなぁ」と思う。

同氏も、雑誌の連載を持ったり、監修をやっているが、写真を公開するのに未だに抵抗があるとの事。一応、このブログはOKという事なので、顔写真を公開する事にする。随分、酒を飲んでから写真を撮った為か、僕の顔がむくんでおりちょっと変。

香港(週末はのんびり)

明らかに、風邪気味・ばて気味なので、週末は仕事をやらないと決めて、のんびり休む事にする。土曜日はほぼ一日中寝て終わり。

今日は、ジョギングして筋トレして、推理小説を1冊読み終えたら、夜の9時。さすがに全く仕事しないのは気が引け、2時間ほどかけて、フジサンケイ・ビジネスアイの連載原稿を2回分書く。

2日間で何時間くらい寝たかなぁ。風邪は全快とは言えないものの、何とか体は楽になった。

明日から1週間は、主管者(丸紅香港華南会社社長)交代の引継ぎで何かと気を遣う、かどうかは分からないが、少なくともあれこれ拘束される。そんな訳で、社内の用事も多そうだが、なにより、そろそろ講演会などの対外活動を積極的に仕組んでいく時期である。今日は0時前に寝て、明日に備えるとしよう。


北京⇒香港(北京と香港の温度差に驚く)

朝、10時発の飛行機で香港に戻る。

気流が悪く、途中飛行機が随分揺れて怖かったが、無事到着。

起きた時は、昨日の白酒が後頭部に張り付いているような気分(白酒で酔った時には必ずこういう感じになる)であったが、飛行機で1時間ほど寝たらすっかり回復。

やはり、楽しく笑いながら飲んだのが良かったのか、殆ど二日酔いにならずよかった。

今回の北京出張で、15年前の実務研修終了時の事を思い出した。

当時、経理部への帰国辞令が出た僕は、それが不満で(結果としては良かったが)、実務研修が終了すると、先ず北京に行き、中国総代表に「中国から離れたくないので、辞令を変えてくれ」と直訴に行った事がある。当時の総代表は、本社の常務取締役でもあり、人情味は有るものの、厳しく強面で有名な人間であった。そんな人間に対して、入社4年目の若造が、大きな荷物を抱え、ぼろぼろのスニーカーを履いて、アポイントも無いまま、つかつかとデスクに歩み寄り、直訴をした訳だから、周りの人たち(オフィスの人たち)は、あっけに取られていたらしい。

結局、「経理も大切な仕事だから頑張れ」と諭され、夜に焼肉を食べさせてもらって終わりであったが、今から思うと、なかなか思い切った事をしたものである。

当時の中国はまだまだ不便で、中国に駐在するのが嫌で仕方がない駐在員が多く、総代表も「嘆かわしい」と感じていたようである。そんな所に、「まだ中国にいたい。辞令を変えてくれ」と言ってくる研修生がいた為、「とんでもない奴ではあるが、元気は良い」という事で、気に入られた模様。

しかし、あれほど嫌だった経理・税務の知識が今の業務の重要な基盤になっている訳で、人間、何が幸いになるか分からないものである。


香港⇒北京(北京駐在員・語学研修生と会食)

今後のコンサルティング展開に関して、北京で打ち合わせの必要が生じた為、急遽出張を決定。朝9時半の飛行機で出発した。

オフィス到着は午後2時。到着すると直ちに中国総代表と面談。打ち合わせを順調に終わらせ、6時半から若手社員と四川料理屋で会食。本来は、ある語学研修生の送別会であったのだが、僕の夕食相手が居なかったので、混ぜてもらう事にしたもの。四川料理は大変美味しく満足。口水鶏が絶品であった。調子に乗って白酒を頼む。アルコール度が低いものが欲しかったが、50数度のものしかなかったので、やむを得なくそれを注文。久しぶりに白酒を飲んだが、度数が強いので、飲むと口も胃もひりひりする。5人で一本を空けただけなので、それ程飲んではいない筈だが、それでも酔った。その後、2次会で巨体の駐在員が原酒に近いウィスキーを飲み干しており、「これはつぶれるぞ」と観察していたら、30分後に本当に眠り込んでしまい、さながら冬眠する熊のようであった。最後は、研修生2人と、彼らが行きつけの店に行く。高層ビルの窓から夜の町が見渡せ、大変雰囲気が良い。大変気に入るが、あまり北京出張の機会はないので、もう来る事はないかな。ともあれ、研修生と話をしていると、自分の研修時代を思い出して懐かしい。僕が中国研修をしていたのは既に15年も前の話。新入社員に毛が生えたような状態で、何の武器(知識)も経験も持ち合わせていない焦りから、せめて語学は人よりうまくなろうと、必死に勉強した。あの頃の自分の真剣さが懐かしい。

研修生の内1名は、経理部派遣の人間で、暫く前まで中国とは全く縁がなかったのだが、2ヶ月で意外に中国語を覚えており、果敢に店員やタクシーの運転手と会話をしていた。努力のあとが見えて微笑ましい。