上海⇒嘉興⇒杭州(男2人浙江省の旅・杭州編)

++実際の日付は6月20日です++

嘉興の視察+昼食を終えると、1時間半弱かけて杭州経済技術開発区・輸出加工区に。
杭州は21年振りの訪問になる。
21年前の杭州訪問は、前にブログに写真を載せたこともある洞窟ホテル(旅社)に泊まらされて、散々な目にあった辛い思い出が残るものであった。
しかし、そんな悲しい経験も、20年以上の時間が経てばよい思い出だ。
さすがに洞窟ホテルはもうなくなっているだろうが、残骸だけでもないかな、とちょっと期待しながら到着した。



が、杭州に到着すると、21年前の面影は全く無い。
同じ場所とは思えない状況で、これは、洞窟ホテルも跡形もない、というか、整地されて、丘すら残っていない状況であろう。
何しろ、杭州駅から歩いていける場所だったので。
因みに、西湖も久しぶり。湖の周りにバー、レストランが並び、道路が整備されているけれど、これだけぎっしり建物が並ぶと風情がなくなってしまう。
西湖だけは、昔の方が良かったな。



杭州経済技術開発区・輸出加工区等には、約80社の日系企業が進出していると言う。
なかなかたいした規模である。
以前より、杭州の開発区関係者はおっとりしている、という発言をよく聞くが、本当におっとりしている。そこが良さかもしれないが。
それでも、これだけ誘致が進むと言うのは、街の魅力であろうか。
規模の大きな立派な開発区だ。

因みに、土地使用権(工場用地)も250元/平米とちょっと他より高めの設定(嘉興・寧波で180元程度の標準)。



開発区関係者も、人は良さそうで、丁寧に案内してくれたり、洞窟ホテルの場所を知らないか、お母さんに電話を掛けて聞いたりしてくれた。

ともあれ、立派な開発区を見て、会食をして、街の変わり方に驚いて、短い杭州滞在は終わったのであった。

明日は寧波。