香港(香港の日本料理食べ放題って採算どうなんだろう)

前も書いたのだけれども、いまは7つの連載があって(その内一つはお休み中)、スポットの依頼もコンスタントにあるが、以下の様な感じで分野は分かれているので、何とかこなせる状況である。
● エッセイ
  毎日新聞、フジサンケイビジネスアイ
● カチカチのビジネス制度解説
  NNA、上海エクスプロラ
● ちょっとやわらかいビジネス解説
  コンシェルジュ(上海・北京)
● 開発区の紹介
  コンシェルジュ(香港)
● 半生記エッセイ(今は第二作目を書く谷間)
  香港ポスト

まあ、数年前までは、誰もエッセイを書かせてくれなかったので(ビジネス物以外は断られた)、こんな感じでバランスよく書かせてもらえるのは大変うれしいし事だ。

とはいえ、今月からエッセイが月5本になったので、ネタ探しの努力が必要になってきた。
やはり、出張や宴会があるとネタも探しやすいが、オフィスワークに追われていると、ネタに詰まる事もあるし、ともあれ、ボーっとしているとすぐ締め切りが来てしまう。
そんな訳で、いざという時に困らないよう、常日頃からネタを考える癖が付いてきた。



いま考えているネタの一つは日本料理の食べ放題。
上海では、食べ放題・飲み放題が、一つの主流になっていて、一人100元程度(飲み放題も付けるともう少し高くなる)で、メニューの食べ物を自由に注文できる店が多い。
僕は比較的食が細いので(思い付いたようにたくさん食べるときも有るが)、好きなものを少し選んで食べれば十分。だから、食べ放題の店は苦手。
酒も、若い時に悪い酒を浴びるほど飲んだら、その反動で、今は、ある程度良い酒を飲みたい(その分、飲む場所や飲む量は控えめに)。
だから、飲み放題に乗る酒はパス。別料金で良い酒が置いてあればよいが、無い店は困る。
そんな感じで、上海でも、食べ飲み放題の店に行く事は殆ど無い。
まあ、選べば良い店があるようであるが、食べ物の無駄が出そうな制度(無駄とは言わなくても、必要量以上のものを食べてしまうような)が、気分的に苦手。

ただ、しばらく前に香港にできた、食べ放題の日本料理店がちょっと気になっている。
先日、折り込み広告が新聞に入っていたが、これを見ると、月〜木の夜9時半までは一人HK$168、それ以降はHK$128と書いてある(金曜・祝祭日はもう少し高い)。
香港は上海に比べて、家賃・人件費が高い(特に、人件費が高い)。
香港で日本料理を食べようとすると、控えめに食べて(高いものは食べない。量も食べない)、ビールをちょっと飲んで、HK$300ちょっと。
この店の食べ放題料金は、飲み物は入っていないようなので、控えめに食べる人ばかりであれば、採算あうのであろうが、数少ない(もしくは、他には無い)日本料理食べ放題の店なので、食べ盛りの若者が連日押しかけてきたらどうなるのであろうか。
そんな場合でも、日本人は酒を飲みながら食べるケースが多いので、酒代で稼げるであろうが、香港人は、食事の時に酒を飲まない場合が多い。
それで食べまくられたら採算が合わなくなるのではないか。
そもそもどんなメニューがあるのだろうか。
種類は多いのであろうか、味の水準はどうであろうか。
折込ビラを見て、いろいろ考えてしまった。

来月のエッセイのネタにしたいので、ここらを確認するために、一度行ってみたい。
とは言え、食べ放題の店は嫌いだし、雰囲気とかどうかな。
そんなこんなで、ちょっと迷っているが、やはり、誰かを付きあわせて行ってこよう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です