学生さん達に海外生活の経験を語る

朝から数件会議と打ち合わせ。
長引いた打ち合わせを終わらせて、昼食を取ったら14時半。
昼食は無性に米が食べたかったので、和食屋を探したのであるが、丁度良い場所が見つからず、カフェでナシゴレンを食べる。
ナシゴレンに限らず、僕はチャーハンが好きなので、美味しいといえば美味しかったが、気分的に白米をかっ込みたかったというのも事実で、嬉しさも中くらいなり、という感じ。
何故こんなに白米を食べたかったかと思いをはせると、前夜の会食が中華で、主食が水餃子だったからであろう。


中国が終わると浦東に移動して、上海に柔道遠征しているとある国立大学の学生に講演をする。
講演とはいっても、あまり専門的な事を言っても仕方が無いので(つまるところは、学生のうちになにをするか。とか、外国で仕事をすることはどういう事か、というのを話して欲しいという趣旨らしい)、自分の大学時代から今までの経験を、「コンサルタントができるまで」に基づいて1時間半話す。
柔道部という事で体格の良い学生ばかりであったが、学生というのはなんだかんだ言って可愛いもんだなぁ、と感じる。
まじめな学生さん達であった。
「外国(中国)で仕事をしていて、反日感情等を含めて怖い思いをした事がありますか」という質問を受けたが、僕は幸い、海外生活が長いがそういう思いをした事が無い。
一番緊迫感があったのは、SARSの頃であるが、それでも2週間位したら開き直ってしまった。


中国以外では、3週間ほど中近東に出張した事があるが、それは湾岸戦争直後で、まだ油田が燃えている(空がいつも真っ黒な)時。
湾岸戦争により危機感が高まった場所(ヨルダン、シリア、カタール、サウジ、バーレーン)に真っ先に行って、オフィスに問題が生じてないか見て来いという指示だったので、言葉も分からなければ中近東経験が無い僕にはちょっと荷が思い。
更には、見回してもアジア人が僕一人という状況は、初めて経験するものだったので、緊張感があった。
それでも、結局、何事も無く出張を終えた。
(バーレーンのホテルのサウナで同性愛者に迫られたのと、バーレーンで出迎えを忘れられたのが怖かったくらい)。

講演が終わると空港に向かい、最終便で香港に移動。
香港空港到着は夜の11時過ぎ。
最終便での移動は疲れる。

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