飛行機にまつわる怖い思い出

ここしばらく、若干の事情があって、香港に腰をすえて執務。
飛行機に乗らない生活、というのを久しぶりにしている。
飛行機に乗らないと時間が随分セーブできるので、生活にもゆとりが出るような気がする(というか、飛行機にこれだけ乗る生活の方が珍しいのであろうが)。

思い起こせば、飛行機に初めて乗ったのは、大学3年生の頃(1985年)。
当時の中華民航であった。
随分ぼろい機体だったのと、周りに日本人が殆どおらず、言葉も分からないので不安で一杯。
上海に到着するまで、座席が抜けて空に吸い込まれるような不安に駆られて、一睡もできなかった。

それから、何度も飛行機に乗ったが、200回目位までは、飛行機に乗るのが怖かった。
何せ、高いところが嫌いで、ジェットコースターに乗れない人間なので、飛行機は当然、怖くて仕方が無かった。
一番怖いのが離陸の時なので、飛行機に乗ったら、飛ぶ前にすぐに寝てしまう癖をつけ、この恐怖から逃れる努力をしたものだ。

今では特になにも感じない。
慣れとは恐ろしい(ありがたい?)ものだ。

ただ、飛行機で怖い思いをした事はあまりなくて、一度、廈門航空に乗ったら、着陸を失敗したようで、着陸⇒急上昇⇒旋回⇒着陸を繰り返して、3回目にやっと降り立った事が怖かったくらい。
この時は、乗客、全員顔面蒼白で、着陸してからも、暫くは誰も言葉を発しなかった。

それ以外には、怖い経験ではないけれど、台北⇔台中間の飛行機に乗ったら、これがプロペラ飛行機で、「何でこんなちっぽけなプロペラが回ると飛ぶんだろ」と懐疑的になったりしたものだ。
更に、その時は、僕がその機に乗る前日か前々日に、台湾の交通関係の要人が「台北⇒台中間の飛行機は危険だ。私なら乗らない」という失言をして、それが報道されたばかりなので、更に不安に拍車がかかったものであるが。

ともあれ、こんなに飛行機に乗る生活になろうとは、(初めて飛行機に乗った)大学生の頃には予想もしなかった。
その時、予想できていたら、別の仕事を探していたのだろうか!?

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