脱兎の如く走って南京行の電車に飛び乗る

今日(金曜)は、午後2時15分発の電車で南京だ。
1時頃にはオフィスを出たかったが、仕事が終わらない。
南京でE-mailを繋げることができるか分からないので(打ち合わせ後に宴席もあるし)、今日中の回答が必要な最低限のメールを、昼食も食べずに、しゃかりきになってこなす。
同じくしゃかりきで働くのが好きな副総経理の胡さんも、「僕のカップ麺食べてもいいですよ」と言いながら、一心不乱に働いている。
何とか区切りがついたのは1時20分。
「タクシーだと渋滞で間に合わない可能性があります」という、胡さんのアドバイスで、二号線の楼山関路駅までタクシー。
それから二号線と一号線を乗り継いで上海駅に行く。

一号線の上海駅に着いたのは、2時5分。すでに10分前だ。
それから地上まで、脱兎の如く走って、構内に駆け込む。
構内に入った時は、2時10分。発車5分前で、電車の検札は既に締切。
次の電車の検札が始まっている。
「初めての南京行きで、こんな感じで電車に乗れなかったんだぁ!」と、1年半前の出来事が頭をよぎる。


機械の検察機でははねられるだろうし、検札の人に「まだ乗れますか?」と聞いたらダメだと言われるのは分り切っているので、一縷の可能性に賭けて素知らぬ顔で切符を出す。
係員の人が、一瞬もの言いたげな顔をしたが、そのまま行けとの身振りで中に入れてくれた。親切な人でよかった。

更に、(買った切符の車両が遠いので)引き続き走りまくって、間一髪で電車に間に合う。
しばらく汗だくで、放心状態。
話をしたら、取組後の関取インタビューの様になっていただろう。

20分ほどした頃に、一息ついて、NNAの連載原稿を書き、会員企業の方から頂いた質問の回答を準備する。
南京までの2時間半は(最初の20分を除いて)ひたすら仕事。
随分はかどった。

水遊城の中

南京に着くと、水遊城に。
日本企業が開発し、運営する商業施設。


南京に、ずい分華やかな商業施設ができたものだと感心。

夜は顧客と宴会。
二次会は、街中を歩いて偶然見つけた火鍋屋で、ビ‐ルを飲んで野菜を火鍋に入れて食べる。
おかまっぽい青年がウェイターで、外国人が珍しいのか、一緒に写真を撮ろうとか言ってくる。
中国の、洒落てない店は、こんな感じの風情があって面白い。

満足して就寝。

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