悲観論ばかりで語れる訳ではない

朝一番で香港で会議。
日本人&西洋人という会議だったので、1時間、英語でのコンサルティングとなった。
英語でのコンサルティング依頼はたまにあるので、転廠、核銷、進料、来料等のテクニカルタームも一応支障なく話せるようになっている。
驚いた事に、西洋人の方が、僕の言う事に完全に付いてくる。
転廠、増値税計算、輸出還付の制限等など、かなり難易度の高い内容だったが、勉強家の人もいるものだ。
西洋人が中国語の法規を調べるのは、日本人以上に難しいと思うのだが・・・
ともあれ、クライアントの方には満足してもらって、そのまま空港直行。
上海に移動。


今回の面談もそうだったが、取引内容や会社組織の見直し・変更で、オペレーションコストを如何に合理化するか。中国ビジネスでのビジネスを、如何に効率的にするか(時間的にも、コスト的にも、作業的にも)、というご相談が、昨年末頃より増えている。
(世界的に)不況で需要が絞られるなかで、国際的な製造拠点・オペレーションの見直しと効率化を進め、生き残りを賭けようという企業努力である。
米国の金融危機早々は撤退・縮小のご相談が殆どであったが、数か月を経過して、前向きなご相談が徐々に増えている。
この為、僕の元にも新規の契約が順調に入っている。

企業も人も生きていかなくてはならない。
その為に、生き残る努力をしている。
苦しくても、前に向かって走っていかなくてはならない。

中国からの撤退だけではない。
却って生産拠点を中国にシフトする動きもある。
勿論、(業種・商品によっては)もっとコストの安い国に移す場合もあるが。

ただ、一連の報道を見てみると、企業は不調で喘いでいる、中国も企業の倒産・夜逃げ続きで危機的状況になる、という通り一辺倒な内容が目立つ。
進出ブームの時もそうだったが(良い部分ばかりが語られたが)、今はその逆だ。
ただ、事実はそれほど単純ではない。


悲観論だけでは、今の中国は語れない。
日本企業も語れない。

報道の方には、日本企業の行動、中国で活動する企業の実態、中国でおきている事を、多角的な角度から公正に伝えて頂きたい。
日本企業も、中国も、中国で働く日本人も頑張っているのだから。

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