知らずに入れば名古屋料理

大学合気道のOB会はあるのだが、釜口君(僕が合気道の主将の時の副将)とは1年半ぶりの再会で、積もる話はあるし、という事で、事前に二人で会食。

僕が独立する時も、いろいろ相談に乗ってくれたので、報告も兼ねての会食である。

早稲田から高田馬場に歩きながら、食事の店を物色。
知らないうちに、ラーメンを始めとする麺屋が、すごく増えた事に驚く。

考えに考えて入ったのは、普通の居酒屋っぽい店。

外見からは分からなかったが、入ってみると名古屋料理の店っぽい。
味噌カツ、名古屋コーチン鍋、天むす、きしめん、ひつまぶしと、名古屋系料理が目白押し。

釜口君は、痛風になったという事で、贅沢なものはパスとの事。
冷奴を注文。

しかし、豆腐は痛風に良かったろうか。
いろいろ説があってよく判らない。

かにかまとあるので何かと思ったら、蟹の甲羅の中に卵とじが入っていた。
これは結構美味しい。

そして、刺身三点。
僕が注文した生だこと烏賊。
釜口君が注文したすずき(こういった油の乗った白身系は、僕は食べられない)。

生だこの刺身は、今回の日本出張で三回食べた。


そして最後はひつまぶし。
半分普通に食べて、半分お茶漬けに。

非常に名古屋テイストな会食であったが、値段の割には美味しい店で満足。

過去の自分

大学構内をぶらついた

大学にちょっと用事があったので、OB会の前に大学で1時間半ほど過ごす。
土曜日の夕方の大学は、人が少なくのんびりした感じ。
気候も丁度良く、校内のベンチに座り、のんびり物思いにふける。

昨日も書いたが、大学生の頃の僕は、苦労を知らないやんちゃ坊主という感じだったのは確かなようだ。
一人っ子の初孫で、何苦労なく育ったし、挫折といえば大学浪人くらいだし。

その後、会社に入り、中国にで仕事をするようになり、いろんな経験をした。
海外での生活は、良い事も多ければ、苦労も多い。

また、1年前に、僕の上海法人の原田さん(元丸紅上海)から、「水野さんは、自分が苦労をする様な道ばかり選ぶと、丸紅上海のスタッフの間でも評判です」と言われた事がある。

自分が信じる道を歩む事は、それなりに苦労を伴うものだ。
ただ、その過程で学ぶ事は多い。

人間は、経験から学ぶものだし成長していくものだ。

だから、今の僕からすると、大学の頃の僕は好きでない。
20代の頃の自分も。
そして、数年前の僕も。

やる気は人一倍あったけれど、そのやる気、方向性が正しかったか、人の為になっていたか(独りよがりでなかったか)なんて事を、ふと疑問に考えてしまうからだ。

日々経験。
日々学習。
その過程が、経験を積んで、自分が成長しているという事だとよいのだが・・・
違う意味の変な人になっている!?なんて事が無いように、日々、自分を振り返りながら歳を重ねていこう。