広東語読みすると変な苗字

ホンハム(香港)のサービスアパートの生活も、3ヶ月経過したので慣れてきた。
GFに下りると、ランドリーサービスがあるので、香港にいる時は、2日に一度は行っている。

僕の名前(水野)の広東語発音がおかしい様で、僕が行くと、「水野が来た、水野が来た」とおばさん達が楽しそうに騒ぐのが恒例となった。
因みに、水野の野(YE)は、広東語の「物」の意味の単語と発音が同じなので、水野の発音は、北京語の水貨(密輸品)と同じ様な意味になる。

最初、MIZUNOと英語で名前を書いていた時は、見向きもされなかったが、漢字で書いた途端、急に人気者になったのがおもしろい。

広州の市長大廈(ホテル)でも、僕がロビーに入っていくと、手続をする前に、フロントの人たちが、「水野san来了!」と言ったりする。
1997年から使っているから、随分顔を覚えてくれてるんだな、と思っていたが、意外に、ここでも名前が受けているだけなのかもしれない。

北京語では問題にならない名前が、広東語だと変な名前になってしまう。
まあ、名前だけで覚えてもらえるなら良しとするか。