生き方は変わる

アシスタントの水嶋さんが、「水野さんが本を出した明日香出版から、こんな本がでてますが、目次だけ見ると、水野さんの言動とそっくりですよ」と言って、あたりまえだけどなかなかできない29歳からのルールという本の紹介を見せてくれた。

読んだ訳ではないので、内容が分からないのだが、確かに、目次で書いてある事は、僕の考えている事とたいそう似ている。

それでつらつら考えたのだが、僕の性格は、子供のころから比べると、随分変わった。
小学校の頃は、物静かで目立つ事が嫌いな子供だった。
今の僕とは正反対だ。

変な話だが、小学校低学年の頃までは、TVの視聴者参加番組等を見ていると、「うちにも取材の人が来たらどうしよう」とか、「街を歩いていて、偶然、TVや雑誌に姿が出てしまったらどうしよう」とおびえていた(何故、おびえたのだろう!?)。
当然、学校の授業中も発言するのが苦手で、回答が分かっても、手があげられなかった。

子供心に、そんな内気で引きこもりがちなな自分が嫌で、自分を変えよう変えようとしていたら、いつの間にか性格が変わっていた。
やればできるものだ。

そんな訳で、今では、「前向きに」、「明るく」、「否定から入らない」というのを心がけている。

社会人になってから、経理畑が長かったので、(仕事柄)否定から入る場合が多い環境だったが、これが嫌で、「最初からできません、とは言わない様にしよう」と自分に言い聞かせて仕事を続けてきた。
それが、コンサルティング業務に繋がった。

また、自分もそういう時期があったのだが、管理部門には、覇気が無い事(緩慢な動作、重い口、変わらない表情、不愛操な対応)を、恰好よいと思い込んでいる人間が結構いる。
自分がそうだった事もあるので気持は分かるが、全然格好良くないからやめた方がよい。
やはり、人が集まってくれてこその仕事だし、てきぱきした対応の方が格好良い。

ルール本(生き方、仕事の仕方に関する本)というのは、今まで自分で買った事がなかった。
これは、人間、本を読んだくらいでは、何も変わらないだろう、という気持があったせいもあるが、改めて自分自身を振り返ってみると、自分の嫌な部分を随分矯正してきている。

その意味では、こういった本も、読む意義があるのかな、という気がした。

上海で四川料理を食べる

23日に上海到着。
飛行機の場内アナウンスでは、気温は12度という事で、香港と大差ない。
寒いと嫌だなと思っていたので一安心だ。

上海に着いたら四川料理が食べたくなった。
店の名前を忘れてしまったのだが、水城路 x 仙霞路にある店だ。

口水鳥は大変おいしく、いままで食べた中でもなかなかよい。
麻婆豆腐は今一つ刺激がすくない。

ほうれん草炒めはどこで食べても同じような味なのでさておいて、卵スープは普通。

最後に頼んだ坦々麺は、美味しくなかった。
黒三娘も、全般的に美味しいのに、坦々麺がまずいが、そんな感じか。

まあ、平均点より上なのだが、美味しいものとそうでないものの差が結構ある店であった。