ものは考えよう

台湾で語学研修をしている時、福利厚生にいつも不満を漏らしている同僚がいた。
「あの会社は、副教材費が出る(語学研修にある程度関係のある書籍購入代金の補助)のにうちは出ない」とか、「彼は出張形式で来ているので、出張手当が出るから自分より得だ(常識的にはあり得ない)」とか、他人と比較をして不満を漏らしていた。
彼の不満を聞きながら、僕は(というか、普通はそう考えると思うのだが)、「入社2~3年目の若造が、仕事もしないで手当付の給与、住居費、学費を出してもらっているのに、この人は何でいつも不満を漏らしているのだろう」と不思議だった。
実際、20代の2年間の研修で、4百万円も貯金ができた訳だから、不満を言うレベルの待遇でなかったのは確かだ。
世の中、こんな事例は意外に多く、十分良い待遇なのに、他社に比べて条件が悪いとか、隣の部より交際費枠が少ないとか、周りと比べて不満を訴える人間が、意外に多いものだ。

ただ、ものは考えようだ。
同じ事象でも、ネガティブな方を見るか、ポジティブな方を見るかで、気持は全く違ってくる。
絶対的に条件が悪いのであれば話は別だが、ある程度満足できる環境であれば、前向きにとらえて、更に、良い状況を生むように努力していった方が、精神衛生上良いし、良い結果が生まれるであろう。

大企業を離れて起業した今は、自分の食い扶持は自分で稼ぐ。
努力して結果を出せれば経費にもゆとりが出るし、苦しければ支出を減らす。
良い家に住みたければ、頑張って稼げばよい。
行動基準がしっかりしているので、(強制されているという)ストレスがなく、大変清々しい。
ものは考えよう。
それなら前向きにとらえたい。

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