独立起業に年齢は関係ない

起業独立する時に、何人かの方から「独立するのは20~30代が普通。40代は難しい、もしくは、最後のタイミング」と言われたけれど、自分で経験してみれば、年齢は関係ないと思う。
若ければ情熱があるし、年齢が上がれば、ビジネスに必要な人間関係やスキルが構築されている。
双方、一長一短だ。
ただ、独立1~2年は本当に大変で、体力的に厳しいので、年齢が関係するとすれば(年齢が上がってから独立するのが難しい部分があるとすれば)、ここであろう。
ただ、環境が変わり、事業を起こせば気合も入るので、1年は体力が持つはず。
あとは、如何にこの高いテンションで駆け抜けるかだ。
必要なのは、熱い気持ちだ。

また、最初はどれだけ自分で完結できるか、という点が重要だ。
起業3年半経過した現在、社員が20名となっているが、最初の数か月は僕一人だった。
コンサルティングは当たり前だが、僕一人しかいないので、自分で契約書、請求書を作ったし、封筒のあて名書きをし、郵便局に投函に行った。
当時45才だったので、本社にいれば部長席という年齢だが、一人で事務作業をする事を、不思議とわびしいとは思わなかった。
会社を安定稼働に乗せる、という至上課題があったので、苦しくても当たり前だと思っていた。

40~50代以上で(一定の地位を得てから)独立起業する人の場合、秘書がいないとだめ、綺麗なオフィスが無いとだめ、車がないとダメ、という発想をされる方がいるが、最初からこの意識だと苦しいのではないか。
稼ぎの中からしか金は使えない。
無いならないで、如何に経費をかけずに切り盛りするかを、考え、実行に移せなければ資金が続かない。
「贅沢は1年(収入が増えるまで)我慢する!」と心に誓って、その目標に合わせて、ビジネスを開拓すればよい。
まあ、僕はまだ、贅沢するには至っていないが。。。

ただ、瓢箪から駒という感じだが、最初の数か月、会社の中の作業を、自分ひとりで、何でもやった事は自信になった。
会社のオペレーションが、自分で全てイメージ・把握でき、最悪、何があっても自分一人でできる、という自信が持てたからだ。

3年半経過した事で、独立当時の出来事は、過ぎた日の事となりかけているが、これから独立する方にコメントするとすれば、「年齢は関係ない。ただ、夢と熱い気持ちは必要」という事だろう。
僕もまだその途上ではあるが。

深圳講演会と蕎麦人のそば

深圳蕎麦人の合いもりそば

3月15日は深圳で政策金融公庫主催の講演会。
22日(木)は広州で自社企画講演会、23日(金)は広州でJETRO主催講演会と、9日間で、広東省内で3件講演会を開く。
自分自身でパイを食い合っている様な気がしないではないが、久々の広東省での講演会続きだ。

ただ、ここのところ、仕事の無理が続いていたので、昨日は体調が崩れ、若干後悔が残る出来栄えだった。
週末、しっかり体調を調整して、ベストの状況で広州での講演会に臨もう。

講演会が終わると、蕎麦人で会食。
〆を、蕎麦の合いもりにするか、たぬきそばにするかで少々迷ったが、合いもりそばに決定。
美味しかったが、過労で体がきつく、一人で先に香港へ。
0時過ぎに就寝。