僕の業務上の経験からすると、組織で仕事をする場合において、明らかな誰かのミス、というのは比較的少ない。
7割くらいは、「彼がやっているであろう」とお互いが考えて、連絡・確認を取らなかった事から生じる、いわゆるポテン・ヒット的なミスではないか。
何故、こんなミスが生じるかというと、報告連絡、情報交換を怠った結果で、人間関係の悪さから生じる場合が多い。
7割くらいは、「彼がやっているであろう」とお互いが考えて、連絡・確認を取らなかった事から生じる、いわゆるポテン・ヒット的なミスではないか。
何故、こんなミスが生じるかというと、報告連絡、情報交換を怠った結果で、人間関係の悪さから生じる場合が多い。
組織を預かるものとしては、この様な人間関係の問題を解消する事が、ミスの回避の大きなポイントとなる。
どの会社でも、入社早々、必ず上司から仕込まれるのが、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」というもので、言葉としては、極めてダサイので、使いたくないのだが(使ったことはないのだが)、重要な事項であるのは確かだ。
E-mailを打つ時、上司・関係者にccを入れるだけで、余分な報告の手間が省けるし、情報の共有化ができるが、こんな簡単な事でも、教えられないとなかなかできない。
ここらは、新人教育というものだろう。
また、上司側も注意すべきがある。
「報告、連絡、相談だ!」と言いながら、実際に部下が相談に来ると、いきなりつるし上げるような上司もいる。
これでは、相談に来いと言っても、誰も怖くて近づくまい。
情報交換の欠如は、失敗の最大の要素の一つ。
良好な人間関係(上下関係を含めて)の維持は、仕事のクオリティを上げる重要な要素でもある
報告が足りないのは部下の罪。
相談をしにくい環境を作るのは上司の罪。
業務の適切な履行の為に、各人が留意する事であろう。