深圳・広州日帰り出張。
深圳では、斉藤顧問と打ち合わせ。
広州では、軽く業務をこなしてから社員と会食。
広州の社員も5名。上海は5名+顧問弁護士・顧問税理士。香港と日本を合わせれば、全体で24名の会社となった。
3年半前までは僕一人だった事を考えれば、この成長は嬉しい。
社員が50人、そして100人となるのは、何年後の事であろうか。
社員は少なくてもいいのではないか、とか、極論すれば、僕一人でいいのではないか、と言われる方もいるのだが、社員の誰かが辞めたとしても、極論すれば、僕に不慮の事態があっても、変わらぬサービスを提供するのが組織の責任である。
それを考えれば、人材の育成は欠かせない。
数年がかりで社員を一人一人育てていくのが重要で、最近になって、過去の努力が実ってきた事を実感する。
大企業に勤めていると、人材の替えはいくらでもきくので、一人一人の社員がどれだけ大切か、という事を忘れてしまいがちだ。
これくらいの規模の会社だと、社員がどれだけ大切かを実感する。
そして、ずっと会社にいてほしいと心から思う。
広州の総経理の麦さんは、僕と15年一緒に働いており、最初に会った時は、大学新卒の社員だった。それが、15年の業務経験力をつけ、最近では、すっかり総経理らしくなってきた。
損益分担契約を結んでいるので、実質的には僕と共同経営者である(上海総経理の胡さんも同様)。
今の若手社員達が、15年後にどれだけ成長しているか、そして、例えば関係会社の総経理等になっているであろうか。
そんな事を考えると楽しみである。
会食は、最初は普通のつまみ(出し巻玉子、厚揚げ豆腐、餃子 etc.)から始まったのだが、若い人間が多いので、比較的早めに主食系に入る。
昔懐かしナポリタン(40代以上はつい注文してしまいそうなメニュー)、ナシゴレン(僕が頼んだがこれは失敗で、誰も食べなかった)。
ラーメン系は安定している。
こってりラーメンにつけ麺。
そんな感じで、ざっくばらんに飲んで、夜8時45分に散会。
9時半発の直通車で香港に帰任。