推理小説

小学校の時、江戸川乱歩の少年向けのシリーズを親から買ってもらって以来、推理小説が好きになった。
その為、一度推理小説を書いてみたいと、学生の頃から考えているのだが、人には向き不向きというのがあるもので、トリックがさっぱり思いつかない。
ただ、会社に入ってから、経理畑が長かったので、不正(粉飾決算、資金の不正な引出し等)がどの様に行われるか、というのは、随分、理解できた。
手口を研究してこそ、不正防止のチェックポイントが整理できる訳で、その成果だ。
そんな訳で、企業小説風の推理物ならかけるな、と考え、何時か書きたいと思い続けてきたが、なかなか手が付かない。
一応、トリックとストーリー展開は、2004年頃に思いついた。
香港・広東省の来料加工廠関連取引に絡んだ不正を軸にした内容だが、最初の深圳のイミグレの場面を書き、暫く放っておいたら、深圳のイミグレの雰囲気がガラッと変わり(建物がきれいになり、税関の物腰が柔らかくなった)、描写部分が使えなくなってしまった。
修正して、徐々に書き進め、社内監査の人間が事故死する部分まで書いて、暫く放っておいた。
専門のビジネス書の執筆に追われていた訳だが、そうしたら、2008年から、来料加工廠廃止の運動が広東省で始まってしまい、時流に合わないと、書くのを躊躇し、結果、断念してしまった。
さっさと書かない方が悪いのだが、変化の激しい中国を舞台にして、小説を書くのは大変だ。
因みに、不正防止のための、経理上のチェックポイント(初級編)を、次回書いてみよう。

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