社員旅行と飲茶会食

11月1~3日は社員旅行。
前にも書いたけれど、今回は、社員旅行の定義を、「社員が一緒に旅行する」から、「社員の旅行に会社が補助を出す」という形に変更。
そのため、交通費(飛行機代・電車代)とホテル代(一人1泊HK$1,000)を補助するので、好きなホテルに泊まって、自由に過ごしてくれという形式をとった。
昨年の北海道、一昨年の福岡に比べると、随分予算を安く上げた訳だけれど、各人、家族・両親・恋人・友人などを連れて旅行に来ており、今までより楽しそうだ。
やはり、自由に過ごせる時間が一番。
来年以降もこの形式で行こうと思う。

社員が日頃から会社のために、一生懸命頑張ってくれているのは分かっており、それにいろんな形で応えたい気持ちはあるのだが、できる事とできない事があるのが現実。
その中で、こんな形の旅行の機会を提供した事で、つかの間でも、僕の会社にいて良かったと感じてくれるのであれば、それは嬉しい事だと思う。

いくら自由とはいえ、日本、上海、香港、広州、深圳の拠点の人間が、一度に顔をあわせる年一回の機会。
土曜日の昼だけ全員で飲茶をした。
20人なので2卓。
数日後に中国出張する杉山所長が不参加であったり、入社12ヶ月未満の社員を旅行対象から外したので、全員一堂に会する訳にはいかなかったが。
因みに、来る人来る人、「杉山さんはいないんですか?」と質問していた。
意外に人気者である事が発覚。
ともあれ、5年前の今頃は、僕一人だけだった事を考えると(2008年9月~12月は僕一人。その後、部下がジョインした)、組織になってきたなという気がする。
皆の生活を支えているという責任を、改めて感じた訳だが、楽しそうに会食している社員の顔を見て、穏やかに幸せな気持ちになった。

そんな感じの社員旅行なので、飲茶が終わると僕一人。
いつも通りの1日を過ごし、夕方18時過ぎに、行きつけのバーに一人で行った。
その時、遊歩道から移した香港の写真。
大学3年生の時に初めて香港を旅行して、チムサッツイから香港島の夜景を眺め、香港はチャンスをつかめる街だと感じた事を思い出す。
夢とチャンスをつかむため、今でも奮闘中だ。