広州での宴会

少し前の事ながら、広州での会食の状況。
広州の社内宴会を開き、元同僚(丸紅広州の3名)も招待。
取りあえずは、まず、社内の記念写真。
水野広州は、総経理(麦さん)が女性な事もあり、今のところ全員女性。雰囲気的に穏やか。

水野広州の社員
水野広州の社員

全員揃ったところで会食開始。
辛子鶏貝やら海老やら牛肉

食後は全員で記念写真。
集合写真
その後、解散して男だけになったのだが、やはり、男だけだと雰囲気がだらけるような・・・
男だけ

そしてふと見上げる広州の街。
広州の街

香港の夜景を眺めて30年前を思い出す

ホーチミンから香港に戻り、またイカセンターに行く。
連続して2回行ったが、刺身の鮮度といい価格設定といい、良い店だ。イカ刺しの透明さが素晴らしい。
イカセンター刺身イカ刺身イカ中心ステーキイカスミパスタ

下の写真は、チムトンを歩いて家まで帰る時の夜景。
僕が香港に初めて来たのは1985年の事。
3週間弱中国本土(上海、杭州、北京、広州)をうろついてから、たどり着いた。
右も左もわからぬ自由旅行なので、まさに、「うろついて」という言葉がぴったりな旅だった。
あの当時の中国本土(特に、バックパックを担いだ貧乏旅行)は、今とは違い、本当に苦しかったので、香港に到着した時は心からほっとした。
香港到着後、前夜広州で宿泊したホテルのドミトリーで知り合った大学生たちと、チムのスターフェリー乗り場から香港島の夜景を眺め、美しさに感嘆した。その当時の夜景は、今の様な豪華な光の渦ではなく、山に沿って建つ住宅の窓から漏れる光。
今と比べれば地味だけど、シャンデリアの様に見えて、それが強く印象に残っている。
その時の印象が強く、就職活動の面接時に「アメリカンドリームならぬ、香港ドリームを手に入れたい」と力説した事を憶えている。その当時、第二外国語で習っただけなので、殆ど中国語はできなかったが、その内容を中国語で暗記して、振られたら話せるように準備した(中国に行きたいと力説している割に、中国語で何も話せないでは不利だと考えた次第)。
さすがに、そんなはったりが通じた訳ではなかろうが、熱意は伝わり、希望した総合商社に入社できた。
夜景夜景2夜景3
それから30年が経過して、僕は香港にいる。
そして、九龍側で宴席が有る時は、この夜景を見ながら(30年前を思い出しながら)、歩いて帰宅する。
香港ドリームは適っていない。まだ、夢の途中だが。

ベトナムあれこれ

昨日の飛行機で、ホーチミンから香港に到着。

三井さん
2回目の夕食を食べる三井さん。この日の酒は、赤霧島。

今回の出張初日はNNA三井さんと会食であった。
三井さんとは2001年秋からの付き合いなので、もう14年が経過している。思えば、この間に色々な事が変わった。
2001年の僕は、まだ本を出版した事も、講演をした事も、TVに出た事もなく、コンサルティングを始めたばかりの会社員という存在だった。勿論、一番の変化は、長年勤めた会社を辞めて独立した事であろうが。三井さんは、結婚し、お父さんとなり、そして、(僕とは逆に)勤務しているNNAという独立系の会社が、共同通信という大きな組織の子会社になり、そこの専務になった。
14年という月日は、これだけ人の立ち位置を変える。その事にちょっと感慨を感じるが、飲み出せば気持ちは昔に戻る。
30代の頃は、お互い果てしなく飲んでいた。2002年に上海でお互いろれつが回らなくなるまで日本酒を飲んだことが懐かしい。
最近、お互いすっかりセーブする様になってきているが、「今日は久々にへべれけになるまで飲みますよ」と宣言して飲み始める。が、やはり飲酒量は30代の頃の半分以下で、常識を残しながらの散会。当たり前と言えば当たり前か。
まあ、三井さんは、社内宴席との掛け持ちで、夕食を2回食べたので、酒よりも食事が辛かったのかもしれない・・・
この日は、いつの宿泊するホテル付近の大黒屋という日本料理屋。なかなか美味しく、これも食べ過ぎた主要因。

二日目は、宴席が夜7時前に終了したので、寝る前に、ホテルのロビーでワインを2杯ほど。
座っていると、ホテルのボーイさんが気遣って話しかけてくれる。最初は英語だったが、ひょんな事から中国語は話せますか?と聞かれ、できるよ、と答えると、北京語の会話に切り替わる。
大学で中国語を勉強している学生さんだそうで、中国語が使いたかったようだ。
聞けば息子と同い年。こちらも、彼のお父さんと1才違いの模様。
親子の年齢の違いで、30分程雑談。ベトナムでこれほど積極的に、中国語を話そうと言われた事は初めてで、ちょっと興味深かった。 素直そうな青年で、これからの成長を期待。そして気遣いに感謝。
ホテルロビーワイン

全然関係ないけど、ホテル近くのHISの張り紙。「体重計れます。無料です」という売り文句に、いつも目をひかれてしまう。
HIS体重

ベトナム。タクシーにまたぎゃふんという。

朝8時半の便でホーチミン移動。
5時過ぎに起き、6時には家を出る。
朝食はキャセイのラウンジで。
朝食1朝食2
ディレイなく、ホーチミン到着。
今回はちゃんとしたタクシー。前回の様に、メーター倒さず、ぼった上で、運転途中に立小便に駆け出す事もない(普通はないが)。
空港空道筋道2
今日は2件の面談のみという、緩いスケジュール。
最初の面談の為にホテルからタクシーに乗る。
ところが、この運転手が地理を知らない。ベトナム語付きの地図を見せているのだが、さっぱりわからず、電話をかけ、道行く人に聞いているが、らちが明かない。目的地は誰でも知っている有名なビルなのだが。
結局、5分程度(2万ドン弱)の道のりを、40分間うろつき、9万ドンのメータになったので、適当な場所で降りて他のタクシーに乗り換える。
5万ドン程度払って終わりにしようとすると、生憎10万ドン札しかない。
5万払うからお釣り寄越せ、というと、全く英語が聞き取れない様だ。やむなく片手を出して(指を5本広げて)5万のつもりで主張をすると、いきなり握手される。
違うんだよ、ぐるぐる回って、結局、殆どもとの場所に戻ってきただけでしょ、と言いながら、指をぐるぐる回していると、運転手は運転席から降りて後部座席のドアを開け、また握手をされる。 「違うんだ!ぐるりと回って握手に来いなんて言ってないんだ。結局、元の場所(から歩いて10分程度の場所)に来て9万はないでしょ、という意味なんだ」と、とほほ、という気持ちになったが、言葉が通じないのは致命傷だ。よく分からないけど、おもしろいからいいやという気分もあり(あきれてしまったのが本音だが、運転手の目はなにやらおびえているし。作戦なのかもしれないが)、レシートだけ寄越せと言って、それで終わりにする。日本円にすると500円弱というのもあきらめてしまう要因だが、この点、早く言葉を憶えて主張せねばならない。
どうも、僕はベトナムのタクシーと相性が悪いのだろうか。
そんなこんなで、ホテルに戻り、ウェルカムドリンクのビールを飲みながらEmailを片付ける。
蒸し暑い。
この暑さだと、地ビールがうまい。
ビール

香港でゲラ校正とイカセンター

先週末は土曜日に香港移動。日曜日は本のゲラ校正であった。
来月(5月)に初級者マニュアルを、再来月(6月)に増値税の本を出版する。
このため、2冊の出版準備を同時に進めているので、かなり大変。

初級者マニュアルは、当初は2冊に分けて出版する予定の内容を、検討の結果1冊にまとめて出すことにした。
ポイントは、イラストや図・写真を多めにして、読むことに対する抵抗感をなくそうとしている事。
ゲラ
あと、初心者編と謳いつつも、こんな感じでのぶっちゃけ語りでワンポインを随所に入れたので、知識のある方にも新しい発見をご提供できる様にしたつもり。
初心者マニュアルの文章

夕方校正作業を終わらせると、銅鑼湾のイカセンターに。3人で会食。
満足のいく食事。素晴らしかった(特に、刺身)。

生ガキ
生ガキ

刺身盛り合わせ
刺身盛り合わせ
カキのアヒージョ
カキのアヒージョ
釜飯
釜飯

いかセンター釜飯茶碗盛り

週末に香港到着。

4泊の日本出張(14~18日)を終え、先週末香港到着。
日曜は5月末出版予定の初心者マニュアルのゲラ校正。昨日(月)は東莞日帰り出張。
そして、明後日からホーチミン出張というスケジュール。
慌ただしいのはいつもながら。

先週の日本出張は、業務可能日数が3日間と短かったが、講演会1件、面談6件、新聞取材2件、会食2件としっかりスケジュールが埋まったし、成果もあった。前にも書いたけど、会社経営は、いつも不安との戦い。その意味で、充実したスケジュールをこなせると、実にほっとする。
この繰り返しだ。
そんな感じで日本滞在を終え、成田に移動する前に、飛び込みで入ったラーメン屋で食事。
ビール - コピーチャーシューメン - コピー
まさに、僕好みの店であった。
好きなラーメン屋は、こだわりや大盛りを前面に出張している様な店ではなくて、どこにでもある町のラーメン屋。
若手社員時代、0時近くまで恒常的に残業していたが、仕事を終わらせ、家にたどり着く前に立ち寄るラーメン屋が、何よりも楽しみだった時期がある。そんな思い出があるからだろうか。
ただ、最近、こんな感じの店を探すのは、結構難しい。自己主張やこだわりを前面に押し出した店(もしくは、チェーン店)がほとんどだ。
電車待ちの時間にぶらりと入った今回の店は、昔懐かしい雰囲気で、心が和んだ。
瓶ビールが置いてあるのもポイント。
日本の瓶ビールは美味しい。

成田到着。ラウンジで食べた刺身は鮮度悪く残念。
ラウンジ刺身
その後は、機内で「マエストロ」を見ながら移動。
機内シャンパン機内食

香港到着すると、いきなり空港の翡翠酒店で担々麺。
仕事が充実していた安心感と高揚感があったのは確かだが、いかんせん食べ過ぎを反省。
担々麺

日本到着・まずは四川料理

日本到着。今回の日本滞在は4日間のみ。
日本経済研究センターの講演が16日に決まっているので(http://www.jcer.or.jp/seminar/tokyo/)元々はこのために組んだ出張。その後、5月1日に社員旅行が決まり(大阪)、短い期間で2回日本訪問する事と相成った(4月14~18日と4月29~5月6日)。
ちょっと非効率な行程になってしまったが、来週はベトナム出張もあり、移動時間・コストにある程度の無駄が生じるのはやむを得ない。

よだれ鶏 - コピー
口水鶏。これは山椒の聞き方がちょうどよく美味しかった。
餃子 - コピー
標準的な焼き餃子
麻婆豆腐 - コピー
四川激辛マーボー豆腐。辛さにちょっとむせた。

羽田に到着し、夕食を何にしようかと考え、蕎麦とラーメンの間で心が揺れる。
結果として中華に決定。
中国にいるときは日本料理を食べ、日本にいる時は中華が食べたくなる。何とも天邪鬼だ。

ただ、思った以上に本格的(辛さも有り、山椒もきいていた)で、期待以上の美味しさ。

明日は面談5件&会食(昼食)。明後日は講演。そして金曜日に面談3件と会食(夕食)をこなし、土曜日の便で香港移動。
先週のイースター休みのおかげで、メンタルの疲れもとれ、だんだん仕事ものってきた。

上海・萬火にて会食

先週末(日曜)の事。上海で萬火に行く。
会食相手の希望で焼き鳥屋に決定。
さて、どこが良いかなと思案していると、以前、北京でクライアントの方に連れて行って頂いた萬火が上海に移転したという話を思い出し、ここに行く事にする。
先ず頼んだ鳥皮大根おろし。大根おろしの苦味がちょうどよく、大変気に入る。
鳥かわおろし
蒸し野菜。
野菜
鯛のかぶと焼き。
鯛のかぶと焼き
タケノコ炭火焼き。
タケノコ
赤身肉。僕の好きな部分。焼き加減がちょうどよく、サワークリームと合わせると美味しい。
肉
最初にメニューを出された時、焼き鳥メニューが無かったので、「移転に伴い辞めちゃったんだね」と話していたら、机の上に焼き鳥の注文票を発見。次にメニューを頼んだ時は焼き鳥メニューも入っていた(意図的な事ではなく、おそらく単なる手違い)。
慌てて焼き鳥を数品頼む。
ささみ梅とニンニク
軟骨
そして、〆の蕎麦。
そば
美味しかったし、価格も良心的。
また行くであろう。
しかしながら、2週間の日本酒自主規制を行っているので(体重管理の観点)、焼酎・ウィスキーを飲んでいるが、日本酒を飲まないと、食費も随分安くなる事に気付く。
海外で飲む美味しい日本酒は贅沢品なんだなぁと実感することしきり。

蕎麦焼酎の蕎麦湯割り

一昨日(土曜日)は、唯一宴席の無い夜だった。
あまり食欲は無かったので、紋兵衛で蕎麦でも食べようと、遠東国際ビルに行くがほぼ満席。
どこに行こうかと思案して、万科広場のてとてに移動するがここもほぼ満席。
一人で行きやすい店が、軒並み満席だ。
夕食迷子だ!と悲嘆にくれつつ、(また、腹ごなしに良いかとも思い)1時間半ほど歩き回る。
最終的に世紀広場の紋兵衛は空いており、ここにおさまった。
蕎麦焼酎の蕎麦湯割り。
中国でこんなものが飲めるようになるとは、最初の駐在(1989年)の時は、夢にも思わなかった。

蕎麦焼酎の蕎麦湯割り
蕎麦焼酎の蕎麦湯割り

写真

上海の銀平に行く

只今上海。
今回は4泊の滞在ながら、週末をはさんだ事もあり、面談は1件だけ。その代り、ほぼ毎日宴席はあるという事で、宴席の為だけに来たような、少々後ろめたい気分もする状況だ。
昨日の会食は銀平。
先日、丸の内の銀平で食事をしたので、食べ比べてみようと思い、ここを選択。
味は日本の方が上だが、店員さんの感じもよく、楽しく会食。
鯛飯の写真もちゃんととれた。
鯛飯

因みに、数日前より、二週間ほど日本酒を控える事を決定。
日本酒が好きなのは変わらないが、イースター休みに、15Km/日程度歩き、食事は朝・昼おにぎりだけ(合計2/3合弱)。夜は炭水化物抜きという生活を送ったにも拘わらず、殆ど体重が減らなかったので軽いショックを受けた。
日本酒がいけなかったかなぁと思い(それでも通常よりは少量だったが)、暫く控えて様子を見る事としたもの。
という事で、昨日は、赤霧島をお湯割りで。

関係ないが、丸紅時代の同僚谷垣君が大阪に赴任する(した)という事で、Email交信をしていたが、その折、「イースターにこんな感じで歩いたら、足が痛くなったよ」と言うと、「それはインドに行ったら暑かった、という様なもんですよ。托鉢の坊さんじゃあるまいし、毎日そんなにてくてく歩いていたら、足が痛くなるにきまってるじゃないですか」と切り返された。
あいも変わらず小生意気であるが、元気そうで何よりだ(托鉢のお坊さんは、そんなには歩かないと思うが・・・)。
今年の社員旅行は大阪を予定しているので、彼とはその折、立ち飲みで串カツでもつまみながら語り合う予定。