神楽坂のイカセンターで

(前回の更新の続き)
杉山君とのランチ(?)ミーティングを終わらせると、神保町(書籍購入)経由神楽坂に。
丸紅時代の先輩とイカセンターで会食。イカセンターでは、香港では何度か行ったが、日本では初めてだ。
イカセンターイカセンター2イカセンター3
6年ぶりの再会なので、昔話に花が咲く。
独立時に随分心配してくれたが、当時思った以上に順調だ、と喜んでもらった。
僕も話をしていて、独立したての心細い気持を思い出した。当時は心細かったし、節約の連続で辛い事も多かったが、過ぎ去ってみれば、何事も良い思い出だ。それに、あの時の不安や苦労が有ったから今が有る。それも事実だ。

イカ好きな僕なので、イカセンターは好きだが、日本で食べてみて、香港店もなかなかレベルが高い事が認識できた。
これで冷酒が飲めればいう事はなかったが、炭水化物セーブのためにウィスキーソーダしか飲めなかったのが残念。早く11月21日になり、美味い冷酒を飲みたいものだ。
この日は、ほどほどに飲んで帰宅。

国慶節期間中は

国慶節期間中は、例年通り日本で仕事。10月5日は日中投資機構主催講演会、6日は中小企業基盤整備機構主催講演会。
6日の講演は、虎の門セミナー開始の記念企画(記念講演)としてお声がけを頂いた。客寄せ効果を期待されての登壇だったが、こうしたセレモニーを任せてもらえるのは、なかなか嬉しい。講演前に、会場の窓から外の眺めを見ているところ。

虎の門セミナー
虎の門セミナー

その翌日(7日)は、朝9時から都内で面談。
その後、午後2時に杉山日本所長と合流して、一緒に2件面談をこなす。面談が終わるとほぼ午後5時。業務打ち合わせをする必要が有ったが、忙しくて昼食を食べる時間が無かったので、遅めの昼食をかねてカジュアルなイタリアンで打ち合わせ。
ついでにスパークリングワインを2杯(中国は国慶節休み中だし、夕方5時だからいいか、と自分に言い訳をする)。
杉山君が頼んだ海鮮カルパッチョは、はまちだったので食べられず。調理方法が違えば(洋食仕立てなら)食べられるかと思ったが、1切れでギブアップ。杉山君に残り全部あげたところ、美味しい美味しいと言って食べていたので、やはり、食べられないのは僕の嗜好(はまち・ぶり・カンパチがだめ)によるものの様だ。また、主食を制限しているので、パンも食べられず。
生ハム数枚と秋刀魚(アヒージョの中身が秋刀魚)数切れのみの、簡素な昼食(食べたのは夕方だが)と相成った。
杉山生ハムカルパッチョアヒージョ
打ち合わせが終わると、夜の会食に。
ただ、その前に1時間ほどあったので、神保町の内村書店に行き、ビジネス用語辞典などを3冊購入する。

日本到着

日本到着。した途端に中華に飛び込んでしまったので、写真がアンマッチの感が有るが・・・
ハイボール春巻き焼き餃子麻婆豆腐
取りあえず、国慶節休みを利用して講演をこなすべく日本に到着。
先日アップした通り、5日(月)は日中投促主催で貿易モデル(約2時間)。6日(火)は中小企業基盤整備機構主催で中国の位置づけとビジネスモデル(約1.5時間)。9日(金)は自社主催で増値税応用編(2.5時間)を講演。
最近疲れがたまっており、体調的には万全とはいえない面があるのだが(運動不足も一因で、これは反省点)、講演会は自分の表現の場でもあるのでワクワクする。今週一週間、講演会、個別相談、その他打ち合わせなどがかなり入っているが、緊張感をもって楽しもう。

蛇足ながら、2か月限定で主食の量をセーブしてウェイトを落とす事にしたのでご飯抜き。早くご飯が食べたい。

上海での無料講演会(10月27日)

2015年10月27日に、水野コンサルタンシーホールディングス、上海安為信息技術有限公司、ピー・シー・エー株式会社共催で、「現地法人の会計・税務・資金管理セミナー(中国現地法人の会計税務・資金管理、日本親会社への会計報告の注意点と解決方法)」を開催します。
僕の持時間は120分。以下の内容を講演します。
また、上海安為信息技術有限公司からは用友使用のポイント(40分)、ピー・シー・エー株式会社からは、親会社への決算報告ソフト(用友の日本語転換データ連結ソフト)の活用方法(30分)に付いて解説します。
講演会の概要・お申し込み方法は、下をご覧ください。

第一部 13:30~15:30(120分)
日本人董事・総経理が留意したい税務・資金活用上の注意点
【講演者】水野コンサルタンシーホールディングス
代表取締役社長 水野 真澄
1.日本からの出張に関するビザ・税務上の注意点
① 日本からの出張者のビザと個人所得税の関係
Mビザ・Zビザが必要になる場合と、個人所得税課税方法の関係。
② 183日ルールの注意点
183日ルールの適用条件と、適用に関する事前登記制度の変更(法律と実務運用)
③ 出張に関するPE認定
出張者に対するPE認定がどの様に行われ、また、リスクをどう軽減するか

2.董事・総経理が税務上注意するポイント
① 日本居住者の董事・総経理兼務
日本居住者が中国現法の董事・総経理を兼務する場合、個人所得税はどう課税されるか。
② 日本居住者の駐在員事務所代表兼務
駐在員事務所代表を非居住者が兼務する場合の個人所得税課税の特例
③ 法定代表人をどう決めるべきか
法定代表人とはどの様な役割か。どう選定すれば、実務上の負担を軽減できるか。
④ 兼務(外国・中国、中国内)注意点
兼務の場合の課税方法と、税務リスク(PE認定、個人所得税)軽減のポイント。

3.駐在員の税務リスク
① 全世界所得課税への切り替え
5年超駐在の考え方と、連続性を断ち切るための方法
② 駐在員の身分否定のPE認定
駐在員の身分否定のPE認定の影響とリスク回避の方法
③ 親会社よりの業務委託料
親会社より受領する業務委託料の注意点と増値税免税措置の適用条件

4.親会社・現地法人間取引の税務リスク
① 親会社に対する非貿易項目の支払い。
管理費負担金等の支払いは可能か。移転価格上問題となる支払いと妥当性が認められる支払いの違いは何か。
② 親会社との立替金決済
国際間の立替金決済の可否と実務上の注意点。
③ コストカンパニー運営の可否
現地法人のコストカンパニー運営の可否と税務リスクの考え方。
④ 中国国内取引に関する親会社への利益還元
利益還元の可否、対外送金の方法と税務リスクの関係
⑤ 設備・金型の無償提供
日本からの設備無償提供。中国産設備の無償提供可否

5.現地法人の資金管理
① 借り入れ
日本からの借入・親会社保証付き借入・委託貸付の制限、借入金による現物出資
② トレードファイナンス
ユーザンス・前受け・前払いの制限と手続に付いて
③ 増資・借入資金の使用制限
出資・借入で調達した資金の換金・用途制限に付いて
④ プーリング・ネッティング
外貨・人民元によるプーリング・ネッティングの規定と対応可否

6.中国から国外への資金移動(中国内資金の有効活用)
① 国外口座の開設
国外口座の開設・資金留保に関する法律と実務
② 国外への貸付
現地法人より親会社(日本法人)への貸付の可否と制限に付いて
③ 国外投資
中国からの国外投資(中国を拠点とした日本・香港・ASEAN等への拠点展開方法)

【日時】2015年10月27日(火)13:20~17:00
【会場】上海国際貿易センター 35階 イベントスペース(上海市延安西路2201号)
【参加費】無料(事前登録制)
【主催】水野商務諮詢(上海)有限公司(http://www.mizuno-ch.com/)
    上海安為信息技術有限公司(http://www.anwill.cn/)
    ピー・シー・エー株式会社(http://pca.jp/)
【申込】セミナー受付メールアドレス
    ⇒ shanghaiseminar@mizuno-ch.com
①お名前、②貴社名、③役職、④ご連絡先を明記いただき、メールにてお申し込みください。

【お問い合わせ先】
セミナー事務局: 水野商務諮詢(上海)有限公司
 担当: 新沼、陸(日本語可)
 電話: 021-6167-1310
 メールアドレス: shanghaiseminar@mizuno-ch.com