一人酒

最近、疲れがたまっているのは長年の蓄積か。移動続き、締め切り続きの生活を続けている訳だから、ある程度やむを得ない。ただ、1年の内にも波が有る。今は疲れがどっと出ている状況にて、しばし無理をしなければまた馬力が湧いてくるであろう。
そんな訳で、最近は、比較的一人で酒を飲む事が多い(軽く)。飲んで早めに家に引き上げて寝る。疲れがたまっている時は、身体がそんなパターンを求めているのであろう。
2週間ほど前。週末、香港を散歩してパブに行きつく。大きなグラスでビールで一杯。つまみ(そして、この日の夕食)はこの手羽先だけ。
香港夕方香港ビール香港手羽先
1時間ほどくつろぐと帰宅。すっかり夜になっていた。
香港夜

そして上海。オフィス付近のBlue Frogにて。これがこの日の夕食。
ダイエットは終了したが、57Kg台の体重をキープするため、必然的に食事量は以前より少なくなっている。麺と丼物の定食を見ると、恐れおののいてしまうし、昼に麺を一杯食べると罪悪感を感じる。まあ、これが今の適量という事であろう。
blue frog

週末の仕事と酒

疲労が蓄積。
先週の香港⇒上海便が7時間のディレイで空港到着が午前1時半、タクシーも行列、という状況が疲労に拍車をかけた感がある。
その中、先週末は、土、日ともずっと仕事。
2012年1月1日から段階的な試行措置が行われている営改増が、財税[2016]36号の施行で、今年5月1日からの増値税に統合される。36号の分量は多いが、重要性が高いので翻訳をクライアント企業様に届けねばと、土曜日はチェックを続けていたもの。自分で法律を翻訳する(本当は、外注したものを、そのまま使えないので修正しただけだが)のは本当に久しぶり。独立起業直後の1年は、翻訳代が捻出できないので自分で翻訳もしていたが、それ以降は外注&部下が点検という形で対応していた。こんな風に作業するのは、非常に懐かしい気分だ。
税法

一通り作業が終わったのは、土曜日夜7時半。全身が疲労による凝りで痛い。肩、腰が特にひどい。住居近くのマッサージ店に飛び込み、90分全身マッサージ。僕は月に何回かマッサージに行くが、僕を担当するマッサージ師の反応は、驚く(呆れる?)か笑いだすかのどちらか。「こんなに凝った人間は見た事無い」というのが定番のリアクションとなってしまっている。今回は、おじさんにぎゅうぎゅう揉まれ、うめきながら90分。体に筋が打ち込まれていた様な感じは無くなったが、揉み返しは必至だろう(実際、日曜の夜は、揉み返しによる全身の痛みで目が醒めた)。
マッサージが終わると蕎麦道へ。ここは上喜元があるのが良い。何種類も日本酒が置いてあるが、これが一番気に入っている。
上喜元皮ハムカツ
一人で2時間ほど、仕事終了とマッサージ効果で放心しながら酒を飲む。

外国人

これより上海移動ながら、飛行機は5時間ディレイ。これで飛べばよいのであるが、更に遅れると辛い。
これだけ遅れるのは久しぶりだ。
酒が飲めない日に、こんな感じでラウンジで長時間待機は辛い。昨年11月から始めた毎月10日間酒抜きは継続中で、今日抜かないと計算が合わなくなってしまう事から我慢中。
空港

話変わるが、前回、上海に到着した際、ほぼ同時にカナダからの便が到着し、周りはカナダからの旅行者が大勢いた。
パスポートコントロールの「中国公民、外国人」という表示を見て、僕より幾分か年配の西洋人夫婦が、「私たちは外国人だ!」と楽しそうに笑っていたのが面白かった。僕自身は、海外生活がもう20年になる。そうすると、自分が外国人であるという状況に慣れきってしまう。
それが珍しい状況である事を、ふと認識した一瞬であった。

講演会のお知らせ

この様な形で、2回(5月13日・6月17日)に分けて有料セミナーを行います。
1回6時間(+休憩1時間)と長いのですが、中国ビジネスの基本(貿易・外貨管理・人事労務・会計・税務)を2日間でマスターしようというものです。また、受講者の方には、後日、水野の無料面談を実施致しますので、ご興味のある方は是非。
初回(5月)は、人事労務(開澤法律事務所・王穏弁護士)、企業の組織形態と権限・個人所得税(水野)。
二回目(6月)は、貿易・外貨管理・国際課税・輸出入通関に伴う課税(水野)となります。

詳細、お申し込みはこちらをご参照下さい。

2日間でマスターする中国ビジネス実務特別講座
(貿易、外貨管理、税法、ビジネスモデル、人事労務、個人所得税、会社組織)

【主催】
株式会社チェイス・チャイナ(http://chasechina.jp)
【日時】
第1日目 2016年5月13日(金)10:00~17:00 ※9:30開場、1時間昼休憩あり
第2日目 2016年6月17日(金)10:00~17:00 ※9:30開場、1時間昼休憩あり

【会場】
横浜情報文化センター7階大会議室 横浜市中区日本大通11番地(http://www.idec.or.jp/shisetsu/jouhou/access.php)
(JR・関内駅から徒歩10分、みなとみらい線・日本大通り駅から徒歩0分)

【費用・1名様】※定員数20名程度
受講者様別 両日同時お申込み(10%割引)
※後日、水野講師との無料面談の特典があります 何れか1日のみのお申込み
※無料面談の特典はございません
一般 32,400円(税込) 18,000円(税込)
MCH会員、講師招待 16,200円(税込) 9,000円(税込)
チェイス購読者、優待受講者 21,600円(税込) 12,000円(税込)
資料のみのご希望 20,000円(税込)※無料面談の特典はございません

【講師プロフィール】
Mizuno Consultancy Holdings Ltd.代表取締役社長 水野真澄
1963年生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業、同年丸紅入社。本社財務部・経理部、丸紅香港華南有限公司、
丸紅のコンサルティング子会社(M&C)の代表取締役社長を経て、2008年8月末に丸紅退職。現職に至る。
広州市シンクタンクメンバー(投資促進中心専家倉専家)、肇慶市顧問、ジェトロ中小企業現地支援PF上海・江蘇省・浙江省
コーディネーター、香港貿易発展局アドヴァイザー、横浜市(IDEC)アドヴァイザー、中小企業基盤整備機構アドヴァイザーを兼務。
また、2009年上海総合保税区(現自由貿易試験区)の優秀パートナーに選出される。
中国・アジアでビジネス展開を行う日系企業に対してコンサルティング業務を推進。新聞、雑誌、TV等でも幅広い活動を行なっている。中国外貨管理マニュアルQ&A(NNA)、中国ビジネス投資Q&A(キョーハンブックス)等著書多数。著書は、中国語、韓国語 にも翻訳されている。

上海開澤法律事務所パートナー弁護士 王穏
日本東京大学 法学士 日本一橋大学 民法修士1995年 中国弁護士資格取得
日本中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー、上海JETROリテイン契約(開澤法律事務所契約)指定弁護士
財団法人海外技術者研修協会(AOTS)海外顧問GIFU海外市場開拓支援アドバイザー
中国及び日本の法律・ビジネススタイル・思考・文化に精通 中国における日系企業へ経営アドバイス(人事労務、債権問題、
許認可関連、知的財産等)、調査、法的分析・最善スキームのアドバイス、企業投資、再構築業務経験豊富
専門:契約法、人事労務、外商投資、企業合併(M&A)、行政許認可、その他日常経営管理全般(中国語・日本語)
・債権回収

プログラム詳細
第1日目 2016年5月13日(金)
前半10:00~13:00(3時間)
上海開澤法律事務所パートナー弁護士 王穏氏 後半14:00~17:00(3時間)
水野コンサルタンシーグループ代表 水野真澄氏
(一)現地法人のおける労務管理問題の概観
(二)現場の実例から見る、現地法人の労務管理の問題点とその改善策
一、労働契約について
・労働契約法の内容、労働契約締結時の注意点
二、採用・解雇
・採用時の注意点(試用期間など)、就業規則、秘密保持締結の重要性、解雇時の注意点
①解雇理由別対応(自己都合、会社都合、懲戒解雇など)
②無期限固定雇用(条件、規定など)
③経済補償金の支払義務、支払不要のケース
④労働仲裁の対応
三、人事評価
・昇給・減給の規定について
四、社会保険
・社会保険や住宅公積金の加入について
五、最近の法的動き
・派遣について、ふたりっ子政策について
六、現地法人によく見られる労務相談
(三)まとめ
現地法人の労務管理の心得
1.中国拠点・法人の組織と役割
① 会社の最高意思決定機関(株主会・董事会)
② 法定代表人の役割
③ 駐在員事務所の人員制限
2.個人所得税
① 個人所得税の計算方法
② 個人所得税における福利費の扱い
③ 個人所得税の納税と確定申告
④ 5年超連続駐在による課税方式の変更と対応
⑤ 中国内兼務者の個人所得税
3.日本居住者の中国での個人所得税課税
① 日本からの出張に関するビザ・税務上の注意点
② 日本からの出張者のビザと個人所得税の関係
③ 183日ルールの注意点
④ 出張に関するPE認定
⑤ 日本居住者の駐在員事務所代表兼務
⑥ 日本居住者の董事・総経理兼務
4.駐在員の税務リスク
① 駐在員の身分否定のPE認定
② 親会社の業務委託料での運営と代理人PEの可能性

第2日目 2016年6月17日(金)
10:00~17:00(6時間※1時間昼休憩あり)水野コンサルタンシーグループ代表 水野真澄氏
第1部 中国における貿易管理
Ⅰ.中国の貿易モデル
1.貿易権 2.外資商業企業(販売会社)の設立 3.加工貿易
Ⅱ.保税区域を活用したビジネスモデル
1.保税区域の概要と機能 2.保税区の増値税輸出還付と保税物流園区
3.保税区を活用した非居住者在庫 4.保税区域遊
第2部 調達に関する外貨管理(貨物代金・フィー送金・立替決済等)
Ⅰ.銀行口座の管理と換金の原則
1.銀行口座の種類と管理(外貨口座・人民元口座の種類と管理手法) 2.外貨口座の開設 3.外貨保有と換金 4.非居住者の口座
5.中国企業の国外口座開設
Ⅱ.輸出入代金決済
1.貨物代金決済の原則 2.輸出入ユーザンス、輸出代金前受け金、輸入代金前払金制限の制限 3.クレーム代金処理 4.非居住者の中国内取引関与 5.オフショア取引(三国間貿易)
Ⅲ.非貿易項目(配当、フィー、ロイヤルティ、コミッション)
1.非貿易項目対外送金時の税務許可 2.配当金の対外送金
3.利益の送金(コンサルティング費・ロイヤルティ・コミッション)
4.国際間の立替金決済
第3部 中国の税制
Ⅰ.中国の税制の概要(企業所得税・流通税・その他)
1.所得に対する税金 2.流通税 3.関税 4.不動産に対する課税
5.その他
Ⅱ.所得に対する税金
1.企業所得税
Ⅲ.中国の流通税
1.増値税 2.営業税 3.消費税 4.付加税
第4部 国際課税
Ⅰ.恒久的施設認定(PE課税)
1.PEとは何か 2.PE認定の影響 3.PE認定されない場合
4.中国のPE課税の経緯 5.常駐代表処のPE認定 6.コンサルティングPE
Ⅱ.源泉徴収課税
1.配当・利子・使用料・譲渡所得に関する登記義務
2.租税条約適用のための事前登記 3.対外送金手続の経緯
4.源泉徴収される税金 5.源泉徴収される税金の負担者
第5部 通関上の注意を要するビジネスモデル
1.無償輸入 2.交換・返品・修理 3.DDPの対応可否
4.アセアンとのFTAの活用

※上記プログラムは最新情報を盛り込むために一部予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

麺とビール

最近疲れ義務。
というか、疲れやすくなっているのは、長年の無理(移動続きの生活)がたたっているためか、体重管理をしているためか(体重を57Kg台でキープしているため、食事量は少ない)、年齢の為か、はたまた気のゆるみか・・・
という感はあるが、昨年9月には水野ベトナムの営業を開始したが、その次のステップを模索するために、5月にはカンボジアに出張する予定。初めての場所は好奇心がそそられる。

さて、ブログ更新が遅れている間に、日本⇒上海⇒香港と到着してしまったが、その間の小ネタ。
4月6日には日本でクライアント様向け勉強会を開催したが、その前に食べた陳健一麻婆豆腐店のランチ。麻婆麺が食べたかったが、それは夜限定メニューとの事で、担々麺か麻婆豆腐のどちらか。決めきれずに両方入っているランチにしたが、やはり麻婆麺が恋しかった。食事制限の為、麺もご飯を一定量残さざるを得ず。
陳健一陳健一2

これは成田空港で。今回の滞在最後の瓶ビールを飲んでいるところ。
エビスビール成田蕎麦屋

役務増値税改正(流通税の一本化の推進)が5月1日より実施されるため、関連法規(財税[2016]36号)の読み込みが必要。通関単のフォーム変更に関する税関総署公告2016年第20号(徴税政策自体に変更はないが、報告義務が追加された点が少々悩ましい)等、久々に法律が動いている感が有る最近。原稿のネタには困らずに済みそうだ。

4月の講習会

4月6日は横浜で講習会開催。
日本・上海・広州の3か所で開催するが、今月のテーマは、「極めて実務的な観点から解説する組織再編(合併・持分譲渡・増減資)」と最新のトピックス。
極めて実務的な観点、と断ったのは、当然、法律面も解説するのだが、法律だけ読んでいても分からない、解説書を読んでも書いてないものの、「これが分かっていないとトラブルにつながる」という点は極めて多い。それを実務者目線で解説したいと考えたため。
例えば、外資企業の合併に付いて、根拠規定である「外商投資企業の合併と分割に関する規定(対外貿易経済合作部・国家工商行政管理局令[2001]第8号)」を読めば、吸収合併・新設合併の2形態が有るという事が分かる。ただ、どちらを採用すべきかについては一定の注意点が有る。また、吸収合併の場合、どちらが存続会社でどちらが消滅会社になるべきかという点、更には、吸収合併許可を取れば、自動的に片方が存続会社、片方がその支店になる訳ではなく、経営活動の中断を防ぐためには、一定の事前準備(消滅会社所在地での支店の開設など)が必要だ。この様な、法律だけを読んでも分からない点を、実務者目線で(トラブルが回避できるように)解説しようというのが趣旨。
日本の会場は、オフィス(横浜ランドマークタワー)付近の日本丸訓練センター。桜の花が満開だ。
ランドマークさくら日本丸花
講演会場桜

実家にて

4月2日は名古屋から横浜に移動し実家に3連泊。
初日は、僕の好きな蕗の薹、タラの芽の天麩羅を作ってもらう。
初日 - コピーかさご - コピー
二日目はお祝い用のドンペリが有ったので洋食。
2日目 - コピー
三日目はこんな感じ。
3日目 - コピー
という訳で、和やかで、またよく酒を飲んだ3日間であった。

中国も清明節で、クライアントの方からのご質問が少ない為、比較的余裕のある数日間。

名古屋に

4月1日、清水での個別面談会を終了すると名古屋に移動。名古屋は高いビルが多く、何やら広州を思い出させた。
名古屋

丸紅時代にお世話になった先輩が定年退職後に会社を開いているので、その方と会食するのが目的。その方の部下(まだ丸紅在職中)2名も参加されたので、合計4人で食事をし、スナックで1時まで歌いまくる。久々に騒いだ、という感じ。
翌日は11時にチェックアウトし横浜の実家に。駅弁を何にしようかと思案したが(名古屋駅の駅弁は種類が本当に多い!)、結果選んだのが揚げ物とごはんたっぷりの弁当なので、さすがに分量が多すぎ食べられず。
駅弁
こんな感じで、慌ただしく2泊3日の静岡・名古屋の出張は終了。

静岡とキャラクター

(更新が遅れていますが・・・)4月1日の事。
朝に静岡から清水に移動し、個別面談6件。清水駅に到着するとちびまる子ちゃんだ。
マルコマルコランド
そして、個別面談の会場の、清水市商工会のビルに到着すると、やはり清水が舞台となっているハルチカというアニメ(知らなかった)のポスターが。
ハルチカ
という事で、色々なアニメやキャラがある静岡であるが、一番気に入ったのは、今川義元のゆるキャラである、今川さんというもの。涙を流したキャラというのと、「くん」じゃなくて「さん」というのが良い感じだ。
家康くんに大きく知名度を開けられるというが、是非、全国区になってほしいものだ。しかし、徳川家康も今川義元も、後世に自分がゆるキャラにさえるとは、思ってもいなかったであろう。
今川さん