シャンパンを飲みながら日本に移動

1月28日(日)に、香港から日本に移動した。前日、厦門から香港に移動したばかりなので、半日後にはまた飛行機だ。
前日、酒を抜いたので、この日はラウンジでシャンパンを飲もうと前日に計画。2年ほど前に、キャセイのファーストクラスラウンジが使用できる様になり、最初は、良いシャンパンが無料で浴びるほど飲めると喜んでいたが(実際に、浴びるほど飲んだ事はないが)、何時でも飲めると思うと、反対に、飲む気がしなくなる。結果、飲むのは10回に1回あるかないか。それも1杯だけという感じの利用状況だ。


ただ、この日は、疲れもたまっているので、空港でくつろごうと、搭乗の2時間前に到着。食事をしてからシャンパンバーに移動した。機内でも飲むので2杯でやめておくかと思ったが、グラスが減ると、ラウンジの担当者がすぐに来て、ニコニコしながら次いでくれるので、結局3杯。

そして、搭乗後、機内食を食べながら2杯。気圧の関係で、あまり飲めない。

ラウンジは食事も酒も無料だし、飛行機もマイレージでビジネスにアップグレードしているので効率的に楽しんだなと思う一方、年間60回以上も飛行機に乗っているので、この代金(年間300万円程度飛行機代に費やしているのだろうか)を考えると、実は損をしているのかな?とも思う。まあ、飛行機に乗らずに仕事はできないので致し方ないが。
今回の日本滞在は27日間。こんなに長く日本に滞在するのは、この21年間で初めてだろう。これだけ長くいると、日中の面談時間はまだ余裕があるが、宴席のお誘い多く、夜はフルブッキングの状態だ・・・

厦門で経営会議を開く

1月26日(金)に、厦門で経営会議を開いた。参加メンバーは、僕以外に、杉山(日本所長)、胡(上海社長)、麦(広州社長)、水嶋(香港秘書)というメンバー。そして、このメンバーは、僕が10年前に独立を決意した時に、一緒に付いてきてくれた創業メンバーである。彼らがついてきてくれたから今が有る。
という事で、初心に戻る意味で、一所に集まって、今後の営業戦略を立てようとしたというのが今回の会議の趣旨。参加者全員、昨年の決算が順調だったので表情にゆとりが有る。これを、今後も、継続していかなくてはならない。

僕は、福州訪問したのちに朝の高速電車で厦門に移動。2時間の距離(市内移動を入れて3時間ちょっと)。かつては、車で6時間がかりで移動した訳なので、便利になったものだ。先ずは、会議前に、宿泊ホテルでてんぷらそばを食べる。





会議が終わって、会食前に付近を散歩。厦門の街はきれいだ。そして、気候も暑からず寒からずでちょうどよい。

料理の写真をほぼ取り忘れたので、会食をしたレストランだけ。クライアント企業様を招いてイタリアン。

何とも懐かしく、楽しい会食であった。福建省は良い。

上海・真木乃で一人飯

先週土曜日。上海滞在だったので、真木乃のカウンターを予約して、一人のんびり酒を飲んだ。香港と上海を比べてみると、上海の方が、馴染みの店(一人で酒が飲める店)も、飲み友達も多いので、外食中心になる。その中でも、オーナーと2006年からの知り合いである事から、真木乃には比較的良くいく。この日は、480元のお任せを頼んで、日本酒を少し。

ここのお任せは、非常に価値が有る(380元のものでも十分満足できる)。忘年会シーズン(旧正月前)で慌ただしいなかの、ちょっとくつろいだ一日であった。

ベトナムあれこれ

ベトナム関係ビジネスは、今年1月だけで3件の顧問契約を獲得し、ご相談も活発になってきた。水野ベトナムは2015年9月の開業後、立上げに苦しんだが、半年ちょっと前に収支均衡。そして、これから利益獲得ベースに乗せられるかなという嬉しい実感がある。
と、言ってしまうとそれまでで、「それは良かったですね」、で終わってしまいそうな話だが、ここに来るまで、本当にしんどかった。

中国の各拠点は、地盤が有るので、基本的には初年度から黒字を計上してきた。ベトナムは、本拠地以外での開業なので、しばらく赤字はやむなしと覚悟はしていたが、やはり、資金が減り続けるのはメンタルに堪える。ベトナムの開業資金(資本金+α)は1千万円程度なので、大企業の尺度で見れば、たったそれだけ?と思うかもしれないが、自分の手がねに近い資金が減っていくのは怖いし、一度始めたからには初期資金が無くなっても、簡単にはやめられない。これからどれだけ必要になるのかという不安もあった。
中国の利益が順調なので良かったが、開業1年経過の2016年末は、不安でいっぱいで、寝るために酒を飲んだことも度々であった。これが、2017年中盤に資本金の最後の払い込みをした段階で出血が止まり、その後、増加傾向に転じた。中国各拠点の業績は、もとより順調なので、不採算店が改善されれば、メンタルは落ち着く。このため、昨年末はリラックスできた。
こんな感じで、新しい拠点を一つ出すというのは、軌道に乗るまでは苦しく、夜も眠れないほどの不安に苦しむ。色々な方から、ミャンマーは?ラオスは?と、新規拠点展開のご意見を頂くが、限られた手元資金で展開しているため、失敗は許されない。次のASEAN拠点は、数年がかりで、じっくり考える予定である(それより、福建省の拠点が先になると思う)。

尚、ベトナムに会社を出してみて思ったのは、当社の原則である「顧問制」がまだ定着していないこと。さらに、個別案件のご依頼も、数十社の専門家に片っ端から連絡して見積もりを取得し、その中で安い会社に依頼する様なやり方が多いという事だ。
企業様との信頼関係構築が難しい地域だなと痛感した。ただ、こちらは、飽くまでも顧問制の原則を崩さず、また、ベトナムでは後発参入であるのは確かなので、ベトナムでの直接的な宣伝・営業活動は行わなかった。その上で、中国顧問先300社様に対して情報提供をし、顧問先企業様がベトナム展開をするとき、それをサポートさせて頂く方法を取った。このため、時間はかかったが、信頼関係の中で展開できてきたという思いはある。
また、今月、完全な新規企業様(中国契約の無い企業様)からベトナム契約を頂いたのは、こつこつ、情報提供を行ってきた効果が出てきたな、と嬉しく思った。
まあ、生みの苦しみはあるものだ。それだから遣り甲斐があるという事でもあるが・・・

外貨管理セミナー(企業研究会主催)

今週末に日本に移動。1月29日は横浜銀行主催のベトナムセミナー。そして、1月30日は、企業研究会主催の中国外貨管理セミナーです。
外貨管理セミナーは、まだ席が有る筈です。少々高いのですが、MCHのメルマガ、当ブログなどからお申し込みを頂くと、優待価格の設定が有りますので、ご興味のある方は、是非。
以下、告知ご参照ください。

■ 企業研究会主催 中国外貨管理・クロスボーダー人民元の最新動向

~1日で理解する貿易取引、組織再編、資金効率活用の外貨管理と日本への利益回収モデル(規制強化が続く最近の中国外貨管理現状と注意点を、法律・実務の双方より解説)~

このセミナーでは、中国でビジネスを行うに当たって理解が必須となる貨物代金決済(ユーザンス・前受け・オフショア取引・前払・保税取引等)、非貿易項目決済(配当・フィー・ロイヤルティの対外決済)、人件費決済、国際間の立替金決済等に関する最新状況を解説します。
また資本項目決済は、経常項目に比較すると制限が多い状況ですが、企業の組織再現(合併、買収、エグジット、国内外持分出資等)に際しては外貨管理制度の把握が必須となりますし、資金調達・グループ企業間の資金運用についても、制度の理解により効率的な企業経営が可能になります。
当セミナーでは、中国の外貨管理の最新事情を法律と実務の双方の観点から、1日で分かりやすく解説します。

■ 日時 2018年1月30日(火) 13:00~17:00
■ 会場 東京・麹町 企業研究会セミナールーム
■ 主催 一般社団法人企業研究会
■ 講師 水野コンサルタンシーグループ代表 水野真澄
■ 受講料 通常…35,640円
MCH会員様…25,920円
非会員様(MCHメルマガ経由申し込み)…29,160円
※申込書に、会員様は「MCH会員」、一般の方は「MCHメルマガ経由申込」とご明記下さい。
参加ご希望の方は、以下詳細ページをご確認の上、直接、企業研究会へお申し込みください。

■詳細HP https://www.bri.or.jp/seminar/87393 
■お申し込み・お問合せ先
所定申込用紙にてe-mailまたはFAXでお申込みください。
一般社団法人 企業研究会 第2研究事業グループ
担当:福山 E-mail : fukuyama@bri.or.jp
〒102-0083 千代田区麹町5-7-2 麹町M-SQUARE 2F
TEL 03-5215-3550  FAX 03-5215-0951

MCH会員企業様、MCHメルマガ経由で申し込みをされた企業様には、優待価格を頂いております。
※MCH会員様、一般の方のお申込みでは価格が異なりますので、詳しくは上記受講料をご確認ください。

水野上海の忘年会・上海イタリア料理(Lyla)

上海の新しいオフィスで仕事をした後、水野上海の忘年会を開催。昨年は日本料理であったが、今回は、僕が赤ワインを飲みたかったので、イタリアンとした。知人から何軒か紹介を受け、その中から、Lyla(ライラ)という日系イタリアンの店を選ぶ。
ライラとは、スヌーピーの昔の(チャーリーブラウンの前の)飼い主みたいな名前だなという印象。



日本風カジュアルでなかなか食べやすく、スタッフも大喜びで、食べていた。酒を飲むのは4人だけで、それでシャンパン1本&ワイン2本。酒を飲まない人間も、各種フルーツジュースを2~3杯飲んでいた。

このウニのパスタがうまい。これは食べるべきだ。


という事で、わいわい騒いだ、楽しい会食であった。

上海のオフィス移転

昨年年末上海のオフィスを移転した。同じビルの7階から8階に移動しただけであるが、面積は2倍程度となった。

水野上海は、全8拠点の内、2番目にできた会社(香港⇒上海商務⇒広州⇒チェイス⇒日本事務所⇒深圳⇒上海財務⇒ベトナムの順)。2008年11月にできた当初は、NNA上海から小さな会議室を貸してもらい、そこに僕用のデスク1個を置いて始めた。
広くない部屋ではあったが、机1個しか置いてないので、がらんと、だだっ広く感じたものだ。
そこから9年で、組織も育ち、オフィスも広くなった。これも、皆様のご支援の賜物と、感謝する事しきり。

あと10年後には、どれだけ組織を大きくする事ができるだろうか。そんなことを考えながら、忘年会に突入した。

香港クラブで会食をする

香港クラブの会食にご招待頂いた。かなり格式が高いクラブなので、ここでの会食は19年ぶりだ。当時は、香港が返還間もないころで、如何にもコロニアルな雰囲気濃厚だなと思ったが、その時とは、幾分感じが変わっていた。

とはいえ、ジャケット、ネクタイ着用は義務付け。携帯電話は触ってもいけないという規則の中で、フォーマルな会食。ただ、サービスも良く、食事も非常に美味しく、存分に楽しめた。確かに、素晴らしいクラブだと納得。
そう言えば、前回の訪問時はまだ30代で、海外赴任間がない若造だったので、招待してくれた会計士の方々(西洋人3名と香港人1名)の立ち居振る舞いが、一つ一つ参考になったのを、まだ覚えている。特に、ワインティスティングは、「こんな感じで、堂々とやればいいんだ!」と強く印象に残り、それ以降は、味が分からなくても、堂々とティスティングをしている。

香港クラブ付近の景色。

この中国銀行ビルは懐かしい。
中国研修生の頃に香港旅行をしたが、その時はまだ建設中。その威容を見て、いつかこの中に入って仕事がしたいと思ったものだ。如何にもバブル期の20代の若者の発想だったが。
20代で願った事として、「中国ビジネス界で知名度を獲得したい(入社時)」、「何時か独立したい(29歳の頃)」、「自分の知識で金が稼ぎたい(29歳の頃)」、「横浜ランドマークにオフィスを持ちたい(29歳の頃)」、「中国だけでなく、他のアジアにも展開したい(これは39歳頃)」というもので、これらは実現してきた。中国銀行ビルの中で仕事がしたいというのは、いつしか、その気持はなくなってしまったため、実現もしていないし、今後もなかろうが・・・

ともあれ、若い頃の気持を思い出すと、何とも懐かしい気がする。実力もなく、ポジションもなかったあの頃。ただ、選択肢は無限にある様に思えた。あの時の、不安と期待が入り混じった新鮮な気持が、いまは懐かしい。勿論、あの時に戻りたいとは思わないが。

ホンハム稲庭養助で酒に酔う

以前、糖質制限中に行って、日本酒が飲めずに悔しい思いをしたホンハムの稲庭養助を再度訪問。前2日間は酒を抜いて、万全の体調で会食に臨む。

改めて頼んでみると、一品一品の量が結構ある。最初に、かまぼこ、タコサラダ、ミョウガ、しめ鯖、納豆油揚げ包みを頼んだら、これだけでかなりおなかが膨れてしまう。

万全の体調で臨んだはずが、ビールとホッピーを飲んだだけで、かなり酔いが回る。やはり、焼酎が体に合わないというのもあるが、やはり疲れがたまっていたのであろう。

とはいえ、好きな銘柄の六歌仙は飲む。

そして、うどん屋なので、うどんも食べる。太麺(そしてこしが有る麺)が好きなので、稲庭はそれほど好きではないが、とはいえ、だしも良くおいしく満足する。

外で夜景を眺める。結構酔った飲み会だった。

なかなかたどり着けない深圳日帰り出張

深圳の福田で会議が有った。14時からの会議のため、12時半にホンハムで同行の川島さんと待ち合わせ。ところが、九龙塘で事故があったようで、電車が全く動かない。止む無くタクシーで上水まで移動しようとするが、全員一斉にタクシー乗り場に向かっているため、10分ほど歩いてタクシーに乗る事に。電車事故の関係で、自動車も渋滞。面談時間を16時に繰り下げてもらう。
14時半に福田口岸にたどり着くが、昨年末から指紋採取を始めたという事で、これに時間がかかり、会議ぎりぎりの16時に、やっと目的地に到着する。

会議は1時間半で終了。香港に帰ってから会食の予定が、疲れ切っていたので地下鉄の駅付近で乾杯する事に、この店がなかなか良かった。10数種類の生ビールがそろえてあるし、状態もよい。若い従業員ばかりだが、フレンドリーでサービスも良い。

おまけにハッピーアワーで、Buy1,Get1だ。外はちと寒かったが、暮れてゆく深圳の空を眺めながらビールを楽しんだ。

深圳の治安は、10年前、20年前と比べると、嘘のように良くなっている。特に、福田は高層ビルが立ち並ぶので無味乾燥にも思えるが、良い街になったと思う。数年前を以て語る事が出来ない、中国の変化の速さである。