香港クラブで会食をする

香港クラブの会食にご招待頂いた。かなり格式が高いクラブなので、ここでの会食は19年ぶりだ。当時は、香港が返還間もないころで、如何にもコロニアルな雰囲気濃厚だなと思ったが、その時とは、幾分感じが変わっていた。

とはいえ、ジャケット、ネクタイ着用は義務付け。携帯電話は触ってもいけないという規則の中で、フォーマルな会食。ただ、サービスも良く、食事も非常に美味しく、存分に楽しめた。確かに、素晴らしいクラブだと納得。
そう言えば、前回の訪問時はまだ30代で、海外赴任間がない若造だったので、招待してくれた会計士の方々(西洋人3名と香港人1名)の立ち居振る舞いが、一つ一つ参考になったのを、まだ覚えている。特に、ワインティスティングは、「こんな感じで、堂々とやればいいんだ!」と強く印象に残り、それ以降は、味が分からなくても、堂々とティスティングをしている。

香港クラブ付近の景色。

この中国銀行ビルは懐かしい。
中国研修生の頃に香港旅行をしたが、その時はまだ建設中。その威容を見て、いつかこの中に入って仕事がしたいと思ったものだ。如何にもバブル期の20代の若者の発想だったが。
20代で願った事として、「中国ビジネス界で知名度を獲得したい(入社時)」、「何時か独立したい(29歳の頃)」、「自分の知識で金が稼ぎたい(29歳の頃)」、「横浜ランドマークにオフィスを持ちたい(29歳の頃)」、「中国だけでなく、他のアジアにも展開したい(これは39歳頃)」というもので、これらは実現してきた。中国銀行ビルの中で仕事がしたいというのは、いつしか、その気持はなくなってしまったため、実現もしていないし、今後もなかろうが・・・

ともあれ、若い頃の気持を思い出すと、何とも懐かしい気がする。実力もなく、ポジションもなかったあの頃。ただ、選択肢は無限にある様に思えた。あの時の、不安と期待が入り混じった新鮮な気持が、いまは懐かしい。勿論、あの時に戻りたいとは思わないが。

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