日本から香港に移動

5月24日に、東京から香港に移動。
翌日(25日)は土曜日だが、香港・中国進出がらみの面談が1件。27日には香港でビジネス講習会。28日に上海移動。という事で、まずまずスケジュールが埋まっているのはいい事だ。

ともあれ、日本での仕事を無事終わらせ、ほっとして成田のラウンジで休息。

そして機内食。なかなか美味しい。
見たい機内映画がなかったのだけが残念。

ビジネス講習会の後に

クライアント企業様向けに開催しているビジネス講習会も39回目(4か所で開催しているので、100数十回開催したことになる)。
これは、2012年の反日騒動があった折り、クライアント様との情報交換を深めようと思って始めたのがきっかけ。最初は、コストをかけずにやろうと、会社の会議室で開催していたし(1回6人しか入れなかったので、上海で3回開催したりもした)、レジュメも、NNAや時事通信の連載などを、そのまま使用していた。
これが、徐々に本格的になってきて、4か所(日本、香港、上海、広州)合計100~200名様に集まって頂くようになったし、レジュメも50~60ページのものを作成している。

今年第2回目の講習会は、5月中旬~月末にかけて開催。東京での講演を終わらせ、東京駅のビアレストランで軽く1杯。
久しぶりに、クライアント様に限定しない無料セミナーもやらねばと思う。今年の年末くらいにやろうか。

福岡にて酒を飲む

丸紅の後輩の松園君が、北京から福岡に異動したという事で、中州で一緒に飲む。

松園君と言えば、店を選ぶのが下手なので有名。このブログを読んでくれている方は、誰も覚えていないと思うけれども、こんなことがあった。
という事で、また店選びを間違えるととんでもない事になると、下見まで行ってくれた様であるが(但し、自分では食べずに、喫煙に出てきた客に、美味しいか聞きこんだだけとの事)、やはりいまいち。刺身に気合がない。ただ、1,000円の飲み放題込みで1名4,500円のコースだったので、多くを求めてはいけない。まあ、2010年のすし屋(引用した当時の投稿)よりは、格段によいと、成長を認めよう。

という事で、ラーメン屋で反省している様子の松園君。
しかし、ちょっと前まで、北京で一緒に飲んだ相手と福岡で飲む。総合商社は、拠点数が多く、いたるところに知人がいるのが、本当にありがたい。

酔い処でセルフたこ焼きというのをやってみる

今年の中国は、国内も国際環境も変化が激しい。これに追いつくために、何度か香港に家に籠って法律の読み込み、分析、経済動向のチェックを行った。こういう時間が持てずに、講演や対クライアント様説明が続くと、自分が干からびるような錯覚に陥る(アウトプットだけで、インプットがない状況が、自分をそう思われるのであろう)。
その意味では、こういう時間は貴重だが、家に籠っていると、メンタルが落ち込みがちになり、また、酒量も増える。
その意味で、「仕事が終わって、家でビール」というパターンは、深酒に繋がってよくないと、一人合宿後半は、外で食事をする事にした。

そんなある日。オフィス前にある酔い処という店に行ってみると、セルフたこ焼きを始めたという。現時点では、1セット(24個)無料。追加HK$100という事だ(アップが遅れているので、現時点でもそうかは要確認。開始時のプロモーションという事なので)。
一人で24個も食べられないので、12個分の材料を貰い、黙々と焼く。関東で育ったので、たこ焼きやお好み焼きには、特段の思い入れはないが、それでも、子供の頃、父親がたまに作ってくれたので、それを思い出して焼く。なかなか面白い企画だ。
こういうビラもドアに貼ってあったが、寄り道をする事は無く、家に帰って、軽くmail整理をして就寝。

香港 Nine Dragonで四川料理

米中貿易紛争のご相談を頂くが、政治の話は専門外だ。ただ、長期化すれば、米国・中国双方の経済に少なからぬ影響があろうし、下手をすれば、その他の国が、両国以上のダメージを被る可能性もある。自身の不利益を承知の上で、この様な決定がなされるのが政治の世界だ。個人的には、自分が若い頃(日本が米国を抜かせる、抜かしたいと強く思っていた頃)、日本が米国にされた事を思い出し、改めて憤りを感じるのだが。
そんな話はさておいて、1月31日の日経新聞電子版の記事を遅れて読んだ。「貿易戦争、香港が抜け道 節税目的で企業の利用増」というタイトルで、ファーストセールス制度活用の紹介がされている。中国から米国に輸出に際して、香港企業がオフショアで関係した場合、米国での手続を前提として、香港企業の販売価格(インボイススウィッチ価格)ではなく、中国企業の輸出価格を米国での通関価格にできるという制度。個人的には、タイトルほど、すごい節税策とも思えないが、商社の立場から言えば、中国現法(販売会社)が中国内で引き取り、輸出していたものを、兄弟会社の香港現法に切り替えれば、米国での関税金額引下げの可能性が出てくるのは確かで、(現時点では)香港の機能の一つと言えるであろう。
ともあれ、貿易摩擦は長期化すると個人的には考えている(仮に、報復関税が取り下げられても、火種が消える事はなかろう)が、米国・中国の制度、FTA、サプライチェーン見直しなどを包括的にカバーするようなコンサルティングはできないか。これなら自分の専門分野だ。提携先探しや新しい拠点の検討も必要で、かなり難しそうではあるが考えてみたい。

これは、ある日の香港。
クライアント様に招待され、Nine Dragonという店に。カジュアルな中に、素敵な夜景が見られ、大変良い店であった。

深圳にて宴席参加

深圳1泊。17年来の提携先&友人との宴席のためだ。

ボーダーを渡っての宴会。香港に住むと、ボーダー越えが日常の一部となる。この感覚は、島国の日本とは大きく違う。昔(1990年代に香港に赴任した時など)は、深圳の治安がまだ悪かったので、ボーダー越えは嫌だったが、今は昔だ。

宴席の相手は、EHという2002年からの提携先。税関関係のプロの集まりで、実務に強いだけでなく、法律面でもしっかりと対応してくれるし、誠実な人柄が感じられる。提携依頼、ずっと頼りにしている仲間たちだ。

飲みながら話すと、10数年前の笑い話なども次々と飛び出し懐かしかった。新しいネタでは、先日、携帯も財布も忘れて買い物に出てしまったら、店の人に「顔写真を撮るだけでいいよ」と言われ、撮影したら、自分のウィチャットペイに繋がり支払いができたという話。中国の画像認識技術の発達とデータベース化はすさまじい。昔読んだ、星新一のショートショートの様な未来社会になりつつある。

翌日に香港に戻る。
落馬洲(香港側)のホームから、中国側(福田)を臨む風景。

週末香港 pub、焼き鳥、一蘭

先週末、知人と久々に飲むことに。
3か月ほど前から誘われていたのであるが、なかなか予定が折り合わず、やっと実現した飲み会。
焼き鳥気分であったので五味鳥に行こうと決まったのだが、店が19時開始と遅い。まず、別の店で先に飲み始める事にした。


先に着いた方が店を決めて、相手に連絡するという段取り。その日は、僕が先に着いたので、目についた店に入ったのだが、ここが思ったより良い。pub風の焼鳥屋(刺身などもあるようだ)。日本酒の品ぞろえも良く、値付けもまずまず良心的なので、もうここで飲めば良いのではないかと思ったのだが、相手の方が予約してくれていたので、19時丁度に焼鳥pubを出て、五味鳥に移動。焼鳥pubには、今度また行こう。


五味鳥では、軽く食べるだけにして、最後は一蘭。安定の味だ。

食事が終わり、スターストリートを歩いて帰宅。
夜景が綺麗な日だった。

上海鳗鱼王で会食

話は前後するのだが・・・
前の投稿で、「珍しく鰻が食べたくなって~」と書いたのは、実は、ここで鰻を食べた結果、また食べたくなったという次第。
元同僚に連れて行ってもらった、上海の「鰻魚王」という店。名前的には、本格日本料理的ではないのだが、元同僚曰くは、「うな吉」で修行していた人間が開いたのではとの事。真偽は不明(というか、確かめていない)だが、いかにもそんな感じはある。場所は、うな吉のあと地。

肝焼きは残念ながら品切れだったが、骨焼きが食べられた。白焼きは、うな吉の方が美味いが、まずまずの味。また、鰻屋としては王道メニューではないが、ニンニク焼きは美味かった。昔、丸紅松戸社宅(馬橋駅)に3年ほど住んだ折、何故か、ニンニク焼きに店が多くて、よく食べたのを思い出す。

うな丼は美味しかった。これを食べて、暫く鰻が食べたいモードになってしまった。

という事で、話は前後して、香港北角の店に繋がるという次第。

香港北角Kousen Irori Sumiyaki

珍しい事だが鰻が食べたくなって、人に紹介してもらったのが、北角にあるKousen Irori Sumiyakiという店。
初めて聞く名前だが、親しい方との会食だったので選んでみた。
食の選択肢が豊富な印象のある香港だが、意外なことに偏っていて、日本食でいえば、鰻や蕎麦の店はあまりない。焼鳥屋も、美味しい店は少ない。この点、上海の方が、はるかにバラエティに富んでいる。

値段は高めだが、雰囲気のある良い店だ。あまり熱心に集客する気がないのか、外には、店名も全く表示されておらず、入ってよいのか最初は戸惑う。

この日本産鰻はHK$200でこの量なので、これは良心的。

このウニの土鍋ご飯は絶品だ(HK$560)。
焼き鳥が、1串HK$40~50と割高で、これを避けると選択肢が少なめなのが難点だが、店の雰囲気は良く、炭火焼が楽しめる。気に入ったので、また行くであろう。