空港で思う

香港移動前に、成田のラウンジに移動して時間をつぶす。ちょっと前に、数年ぶりに食べたら、ラウンジの寿司が良くなっていたと書いたが、この日は、またもとに戻っていた。無料で食って文句言うなと言う感じだが、これならカレーをはじめとする他の料理の方が満足感がある。

前の投稿の続きだが、「自分にできる事をやっていく」というのは、つまるところは、日本企業の海外ビジネス支援。情報発信も含むが。
(芸術・文化的な尺度も当然重要だが)結局、国力というのは、経済力に連動する。自分の親の世代、もっと前の世代が、ある時には、リスクを冒しても世界に飛び出し、日本経済を発展させてくれた恩恵を、僕の世代が享受している。この財産を食いつぶしつつあるのではないかという危惧がある。それが、世界における日本のステイタスの相対的な低下だ。
何やら、昔の日本人は自虐的であったとか、日本人の誇りを捨てていたという人間の文章を最近、いくつか読んだが、とんでもない。昔の日本人は、口に出さなくても、日本が世界で一番だと、心の中では思っていたし、その自信と余裕があった。
だから、バブルがはじけて、破産企業の安値の買取だ、ジャパンプレミアムだ、格付けの低下だなどと、欧米企業にいいようにやられ、彼らを抜かしたというのは幻想だったと思い知らされたとき、心底悔しかった。そこから今に至る。というか、中国の世界における注目度・影響力が、いい意味でも悪い意味でも、日本をはるかにしのいでいる現状、更には、それを直視しない日本国内の現状に、新たな危機感を覚える。直視しないという事は、挽回しようという意気込みも欠ける事だからだ。
いま、メディアでもインターネットでも、日本はすごいと、絶えず口に出しているが、これが、自信の無さの裏返しでないと良いのだが。
自分は、政治の世界ではなく、経済の世界で生きる人間だ。日本の経済の成長、徳俵からの再飛躍のため、自分にできる事は少なかろうが、大きな経済の中の歯車の一つとしてでも、出来る事を、微力ながらもやり続ける。それが、自分がやるべきことだ。