香港・天ぷら専門店・一宝で会食する

暫く更新が途絶えてしまいましたが、只今、上海で、無事、集団隔離中です。
香港を発つ前の手続でバタついていた事。集団隔離環境に慣れるのに、若干時間がかかった事で、更新が少し遅れたものです。結果、かなり溜まってしまいましたので、再開です。
10月19日(月)は、中環の天ぷら専門店・一宝で会食だった。井上・元蝶理中国総代表と、日本香港協会・山本理事の強い推薦を受けてのもの。車でないと行きにくい場所なので、タクシーを使ったら、早く着きすぎ、付近を散策する事にする。

20日は内視鏡検査、21日はPCR検査と証明書取得、22日は引っ越しとエアポートホテルに移動、23日朝に出発という事なので、この日が、香港でのんびりできる最終日。日本人がイメージする香港そのものの雰囲気で、ちょっと、しみじみする。まあ、半年程度のお別れだが。

Facebookに写真を載せたら、「人が少ない」というコメントをいくつか頂きましたが、少ない場所を撮っている影響も有ります。勿論、疫病の影響は有りますが、これは日本と同じイメージ。昨年後半の危険なイメージはないです。

さて、食事開始。カウンターで天ぷらを食べるのは、1年半ぶりくらいではないか。ここは、カウンター8席とテーブル4席のみとこじんまりしている。料金は、HK$1,680+10%(約2.5万円)とHK$1,380+10%(約2.1万円)のお任せのみ。安い方でいいやと思っていたが、満席の客は、みな高い方を頼んでいるので、場の雰囲気に飲まれて、高い方で行く事に、因みに、酒の持ち込みは、4合瓶まで、1本HK$350+10%(約5.5千円)という事なので、久保田万寿をシティスーパーで購入して持ち込む。

エビの頭から開始というのが、ちょっと面白かった。非常にあっさりした天ぷらで、素材の旨味が、良く引き出されている。

個人的には、イカの歯触りと旨味が、非常に気に入った。



大変満足して食べているのだが、天ぷらが一品ずつ出てくると、ビジュアルの差があまりなく、写真では、感動が伝わらないのが残念だ。

そして、雲丹。きたな、という感じ。

これは饅頭。変わり種だ。初めて食べた。

そして、天丼と天茶。僕は、天丼にしたが、感じとしては、天茶にした方が良かったと、少々後悔。

最後のデザート。
満腹だが、暫く来れないからと、残さず食べる。

小さい店ながら満席。連日満席らしい(確かに、開店直後に予約電話をかけようとしたが、小一時間、話し中で、電話が繋がらなかった)。客は、自分たち以外は全員香港の方。ご主人に聞くと、日本人比率は1割未満なので、今日は二人いるので多い方、との事であった。昨今の、香港、高くて美味い店は、香港人客で占められ(上海でも同じ)、安くて美味い(若しくは、安くてそれなり)の店には、日本人が行く、という感じになっている。寂しい限りだが、日本人は、毎日のように日本料理を食べるので、1回の食事に、そこまでの予算は使えない訳だが・・・
因みに、自分は、一週間の内、6日間は自炊で湯豆腐やキャベツ炒めを食べてでも、1回は良いものを食べたいと思う派。
ただ、ここも、次の日に行った鮨琥珀も、この特別な環境下でも、連日満員という事なので、経営方針としては、正しいのであろう。