中国外貨管理マニュアルQ&A改訂版の出版は11月29日です

外貨管理マニュアルQ&Aの出版予定は、11月29日となります。編集作業の遅れで、1か月ほど遅くなりました。申し訳ありませんが、もう少しお待ちください。

という事で、今回は、ついでに、(皆様が疑問に思いそうな)出版に関する裏話。
印税はどの程度?書店で売れると、どの程度出版社に還元される?という点ですが、印税は通常10%で、売れた部数ではなく、発行部数に対して支払われる(ただ、僕は、子会社から出しているので、無償奉仕)。
次に、書店で売るといくら出版社に還元されるかというと、当社グループのチェイス(出版コード保有)の場合38%であった。つまり、62%手数料で取られて4割弱しか返ってこない。当然、売れた分しか払われないし、出版不況で、その支払いすらも滞りがちであった。
一方、Amazonで販売すると66%支払われる(手数料は34%)。それも、オンタイムで支払われるので、Amazon経由の方がはるかに採算が良くなる。
ただ、書店に並んでいるというのが一つの宣伝になるので、かつてはキョーハンブックス経由で書店に置いていたが、その会社が倒産して、出版卸し会社に対するアクセスが無くなった。
当初は、それまでの実績を評価され、八重洲ブックショップ、紀伊国屋書店などは、直接購入を了解してくれたが、手間がかかるようで、1年程度で流せなくなってしまった。採算的には良い事だが、宣伝効果面では残念だ。
やはり、図書卸しは寡占市場で、彼らの立場が強い。以前、懇意の出版会社の社長が、「日本は外資規制はないとかいうけど、外国の出版社なんてできても、図書卸しは絶対に扱わないので、書店には並びませんよ」と言っていた。これが日本流の外資規制という事か。それは15年ほど前のコメントだが、Eコマースの発達で、そうした規制が切り崩され、その恩恵に自分もあずかっている訳だ。
因みに、15~20年前は、中国関係の本を出せば、売れる時期だった。その時流に僕はうまく乗れた訳であるが、その時期から、「こんな時期は何時までも続くまい」という気持ちを持っていたし(僕は自分を称して、明るい悲観主義者と言っている)、出版社の指定を受けずに、自分が思う様な本を出したい。そんな気持ちが強かった。そこで、自分の出版会社を持とうという発想に繋がり、現在に至る。
まあ、(出版社が子会社なので、印税がもらえないとか、バカ売れするような本じゃないとかいう若干の不満も有るが)時代の後押しも有り、それなりに、思う様にできているというべきか。

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